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2日目 イケメントーク
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次の日、朝から隣のベッドの雪原さんの声ではっきり目が覚めました。
「愛佳、牛乳飲む?」
それまで、まどろみの中にいたのが一気に現実に戻って目が覚めて、昨夜は遅くまで病室の人達と楽しく話したり、笑ったりした事を思い出しました。
一 そうだ私、検査入院してたんだ。
「うん、飲もうかな。ありがとう。」
雪原さんとはかなり気が合って、敬語なんか使わなくて良いと言われました。
雪原さんは、28才くらいにしか見えません。2もっと若い頃は相当モテたんだろうなと思わせるような美人で横顔もすごく綺麗ですが、けっこう太ったと自分で言ってました。
明るくて豪快な感じで、すごく面白い人です。雪原さんと一緒だと皆が明るい気持ちになって大笑いして、病気なんて飛んでいきそうでした。
後島さんは、お腹に石があるそうで、それが出たか出てないか分かりないと言っていました。ちょうどレントゲンにうつらない所にまだあるかもしれないそうです。
まだあれば、突然激痛に襲われるようです。後島さんはヨガと有機栽培の野菜が大好きでそれまでは病気らしい病気はした事が無いと言っていました。
私たちにヨガを教えてくれたりして、病室なのかヨガ教室なのかわからないと、私たちはまた大笑いしていました。
病室はカーテンで仕切る事ができ、カーテンを自分の周りにぐるっと引くとプライベートな空間ができます。病棟ではカーテンを閉めている人が多いけど、この部屋は着替えの時以外は、みんな開けていました。
年齢は様々ですが、女子会のような、修学旅行のような部屋でした。
この日の午前中は、私たちはそれぞれ検査があって病棟に居なかったり、忙しくしていました。雪原さんはリハビリもやっているようでした。リハビリは1階にリハビリルームがあるようです。
それぞれ、検査等が終わり3人が部屋に揃うと
イケメンの話題で盛り上がりました。後島さんは教育関係のお仕事のようで、ご主人が亡くなってからは子供たちに教える事が全てで、楽しくて日々が過ぎていき、イケメンの事など考えた事もないと言う事です。
「ダメだよ先生。これからなんだからさ。もったいないって。いい男いるって。」
「いえいえ、私はもうそんなつもりは全然。」
「イケメン見るだけで目の保養、心の潤いだよ。」
「見るだけなら。」
2人のそんなやり取りが面白くて微笑ましくて。
「愛佳、知り合いのイケメンの写真もってんだろ?私の持ってるイケメンの写真と勝負しようよ。」
「え?あっ、いいっすよ。」
突然振られて、私はスマホの中のイケメン2人を見せる事にしました。
1人目は、テニスをやってた時の先輩。やってたと言っても、私はあまり上手く無かったです。先輩はその後、医療系の仕事をしていると聞きました。
女の子のような綺麗な肌と整った顔、長いまつ毛に綺麗な二重のキラキラした瞳の甘~いマスク綺麗なキリッとした眉毛、清潔感溢れる短髪、そしてとても優しい人です。モテるけど彼女一筋の人でチャラくない所が良かったです。
2人目は、親戚の人が亡くなった時の時の遺産の相続放棄でお世話になった弁護士の矢口先生
です。
矢口先生は若い弁護士の先生でした。
ちょっとあどけない少年のような笑顔が印象的な童顔のイケメンです。黒目がちな大きな瞳、形の整った鼻、綺麗な歯並び。サラサラツヤツヤの髪も良いです。
イケメン俳優にも負けないのでは無いかと思われるこの2人に対して出してきた雪原さんの写真は⋯。
アジアの映画スターのような美形。品があって色気もあって⋯。
「これ、一般人じゃないですよね?俳優さんでしょ?」
「一般人だよ。すごいでしょ。」
後島さんも、アジアの映画スターのようなその人を良いんじゃないと言っています。
「愛佳まだまだだね。男を見る目を養わないと。愛佳、他にイケメンの写真持ってないの?」
「一応、イケメン枠かわからないけど、ありますよ。えーっと、近所のお兄さんで、油井先生、あっ、あった。」
「見せて。ウッソ、すっげーイケメン。あり得ないイケメン負けたわ。後島先生これ見て。」
「この人が一番ですね。」
私は言葉を無くした。
「えっ?油井先生のこの写真かなり写り悪いですよ?」
油井先生たしかにモテるけど、自分では
「私なんかゴミです。」
と、言っていました。
一 先生、幅広い年齢層のハートわしづかみですよ。
「ところで、後島先生は俳優さんだと誰が好みなんですか?」
「私は本当にそう言う事には疎くて。」
照れている後島さんは可愛く感じました。
夕方、もう一人の患者さんが入ってきてこれで4人になりました。新しい患者さんは70代くらいで、
「柳沢です。私は大したことないから入院は長くはいないと思うけどよろしくね。」
と言っていました。可愛いパジャマで小柄なおばあちゃんです。時々話に入ってきて、それ以外の時はカーテンを引いていました。大人しい感じの笑顔が可愛いおばあちゃんと言う感じでしたが、この人かなり頭が良いと私は、直感で感じていました。
ベッドの位置関係は、入り口のトイレの横が雪原さん、雪原さんの正面が後島さん、雪原さんの横の窓側が私、私の正面が柳沢さんと言う事になります。
そしてこの夜、雪原さんに異変が起こります。
「愛佳、牛乳飲む?」
それまで、まどろみの中にいたのが一気に現実に戻って目が覚めて、昨夜は遅くまで病室の人達と楽しく話したり、笑ったりした事を思い出しました。
一 そうだ私、検査入院してたんだ。
「うん、飲もうかな。ありがとう。」
雪原さんとはかなり気が合って、敬語なんか使わなくて良いと言われました。
雪原さんは、28才くらいにしか見えません。2もっと若い頃は相当モテたんだろうなと思わせるような美人で横顔もすごく綺麗ですが、けっこう太ったと自分で言ってました。
明るくて豪快な感じで、すごく面白い人です。雪原さんと一緒だと皆が明るい気持ちになって大笑いして、病気なんて飛んでいきそうでした。
後島さんは、お腹に石があるそうで、それが出たか出てないか分かりないと言っていました。ちょうどレントゲンにうつらない所にまだあるかもしれないそうです。
まだあれば、突然激痛に襲われるようです。後島さんはヨガと有機栽培の野菜が大好きでそれまでは病気らしい病気はした事が無いと言っていました。
私たちにヨガを教えてくれたりして、病室なのかヨガ教室なのかわからないと、私たちはまた大笑いしていました。
病室はカーテンで仕切る事ができ、カーテンを自分の周りにぐるっと引くとプライベートな空間ができます。病棟ではカーテンを閉めている人が多いけど、この部屋は着替えの時以外は、みんな開けていました。
年齢は様々ですが、女子会のような、修学旅行のような部屋でした。
この日の午前中は、私たちはそれぞれ検査があって病棟に居なかったり、忙しくしていました。雪原さんはリハビリもやっているようでした。リハビリは1階にリハビリルームがあるようです。
それぞれ、検査等が終わり3人が部屋に揃うと
イケメンの話題で盛り上がりました。後島さんは教育関係のお仕事のようで、ご主人が亡くなってからは子供たちに教える事が全てで、楽しくて日々が過ぎていき、イケメンの事など考えた事もないと言う事です。
「ダメだよ先生。これからなんだからさ。もったいないって。いい男いるって。」
「いえいえ、私はもうそんなつもりは全然。」
「イケメン見るだけで目の保養、心の潤いだよ。」
「見るだけなら。」
2人のそんなやり取りが面白くて微笑ましくて。
「愛佳、知り合いのイケメンの写真もってんだろ?私の持ってるイケメンの写真と勝負しようよ。」
「え?あっ、いいっすよ。」
突然振られて、私はスマホの中のイケメン2人を見せる事にしました。
1人目は、テニスをやってた時の先輩。やってたと言っても、私はあまり上手く無かったです。先輩はその後、医療系の仕事をしていると聞きました。
女の子のような綺麗な肌と整った顔、長いまつ毛に綺麗な二重のキラキラした瞳の甘~いマスク綺麗なキリッとした眉毛、清潔感溢れる短髪、そしてとても優しい人です。モテるけど彼女一筋の人でチャラくない所が良かったです。
2人目は、親戚の人が亡くなった時の時の遺産の相続放棄でお世話になった弁護士の矢口先生
です。
矢口先生は若い弁護士の先生でした。
ちょっとあどけない少年のような笑顔が印象的な童顔のイケメンです。黒目がちな大きな瞳、形の整った鼻、綺麗な歯並び。サラサラツヤツヤの髪も良いです。
イケメン俳優にも負けないのでは無いかと思われるこの2人に対して出してきた雪原さんの写真は⋯。
アジアの映画スターのような美形。品があって色気もあって⋯。
「これ、一般人じゃないですよね?俳優さんでしょ?」
「一般人だよ。すごいでしょ。」
後島さんも、アジアの映画スターのようなその人を良いんじゃないと言っています。
「愛佳まだまだだね。男を見る目を養わないと。愛佳、他にイケメンの写真持ってないの?」
「一応、イケメン枠かわからないけど、ありますよ。えーっと、近所のお兄さんで、油井先生、あっ、あった。」
「見せて。ウッソ、すっげーイケメン。あり得ないイケメン負けたわ。後島先生これ見て。」
「この人が一番ですね。」
私は言葉を無くした。
「えっ?油井先生のこの写真かなり写り悪いですよ?」
油井先生たしかにモテるけど、自分では
「私なんかゴミです。」
と、言っていました。
一 先生、幅広い年齢層のハートわしづかみですよ。
「ところで、後島先生は俳優さんだと誰が好みなんですか?」
「私は本当にそう言う事には疎くて。」
照れている後島さんは可愛く感じました。
夕方、もう一人の患者さんが入ってきてこれで4人になりました。新しい患者さんは70代くらいで、
「柳沢です。私は大したことないから入院は長くはいないと思うけどよろしくね。」
と言っていました。可愛いパジャマで小柄なおばあちゃんです。時々話に入ってきて、それ以外の時はカーテンを引いていました。大人しい感じの笑顔が可愛いおばあちゃんと言う感じでしたが、この人かなり頭が良いと私は、直感で感じていました。
ベッドの位置関係は、入り口のトイレの横が雪原さん、雪原さんの正面が後島さん、雪原さんの横の窓側が私、私の正面が柳沢さんと言う事になります。
そしてこの夜、雪原さんに異変が起こります。
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