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第5章の11・はよ話せや!…の ぷち話し
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黒点塾三階事務所。ここに妖しい影ひとつ…
〝…ワイがここに潜入してから何日経ったやろか。やっとこの事務所に侵入でけたで〟
そう、それは高瀬だった。
〝けどここに居る間、流香様の香りを嗅いで…いや、一度もお顔を拝見しておらん…〟
高瀬の脳裏には流香の笑顔。
〝く…我が姫、流香様〟
いきなり物思いにふけり、何故か涙を流す。
〝これは…愛?!いや、あかん。流香殿には川波がおる。しかも流香殿は姫や。ワイごときが想いを寄せるだけでも…万死に値する!〟
いや、別に命に関わる程では…。
〝自決!いや待て。それはこの任務を終わらせてからでおます。でっしゃろ?〟
いったいこの男は誰に対して話しているのか。
〝とにかく調査や調査〟
やっと我に返り、書類を探り出す高瀬。
〝……んー……あー……うお~!流香様を嗅ぎたい~!〟
ホント変態だな、こいつ。
まだ声に出てないところが救い。辛うじて理性を保ってる様だ。
「流香姫ーっ!」
あかん、声出た。
その頃の流香。
「ふぅ~…可愛いったらありゃしない。」
ベッドに横になり、スマホ内に納めている鏡の画像を見て頬を赤らめていた。
忍べよ、高瀬。
〝…ワイがここに潜入してから何日経ったやろか。やっとこの事務所に侵入でけたで〟
そう、それは高瀬だった。
〝けどここに居る間、流香様の香りを嗅いで…いや、一度もお顔を拝見しておらん…〟
高瀬の脳裏には流香の笑顔。
〝く…我が姫、流香様〟
いきなり物思いにふけり、何故か涙を流す。
〝これは…愛?!いや、あかん。流香殿には川波がおる。しかも流香殿は姫や。ワイごときが想いを寄せるだけでも…万死に値する!〟
いや、別に命に関わる程では…。
〝自決!いや待て。それはこの任務を終わらせてからでおます。でっしゃろ?〟
いったいこの男は誰に対して話しているのか。
〝とにかく調査や調査〟
やっと我に返り、書類を探り出す高瀬。
〝……んー……あー……うお~!流香様を嗅ぎたい~!〟
ホント変態だな、こいつ。
まだ声に出てないところが救い。辛うじて理性を保ってる様だ。
「流香姫ーっ!」
あかん、声出た。
その頃の流香。
「ふぅ~…可愛いったらありゃしない。」
ベッドに横になり、スマホ内に納めている鏡の画像を見て頬を赤らめていた。
忍べよ、高瀬。
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