龍青学園GCSA -ぷち-

第5章の15・さーて、帰るか！…の ぷち話し

　黒点塾での激闘後、龍青学園へ向かう途中の七月達の会話。

　「北海道と言えばイクラでしょ。」
　「何言ってんだホタテだろ、ホタテ。」

隆正の提案から、冬休みに皆で甲の実家へ行こうという話しになっていた。

　「ふぅ～、花咲ガニ。」
　「ブッ込んでくるねー。」

流香の狙い食材に目をむく七月と学美。


　そして龍青学園。竜沢達も北海道の話しになっていた。

　「時計台ですかね。」
　「阿寒湖や！」

どうやら北海道と言えば浮かぶもの合戦になっていた。

　「あんさん達にはガッカリやわ。北海道言うたら普通、丹頂鶴でっしゃろ。」
　「えーと、す…すすきの？」
　「………」

高瀬と竜沢の答えに、無言になる鏡と隆正。

　「…ふぅ。」

呆れたように鼻から息を漏らす甲。

　「むかっ。…甲！なら聞こう！お前なら何と答える？！」

竜沢に問われ、甲の口から出た言葉は…

　「…氷漬け？」
　「シベリアか！」
　「またかい？！」

ツッコむ竜沢と、この流れ二回目やんけ状態の隆正であった。