642 / 700
第三十六章
呑まない呑めない女たち
しおりを挟む
「やりました! 自己ベスト更新!」
「ごめん、もう一回だけ測り直して!」
「うわっルーナ、サラマンダーより、ずっとはやい!!」
そんな叫び声がエルヴィレッジに響く。その日の練習は予定通り身体能力測定で、グラウンドのあちらこちらに分かれて様々な計測が行われていた。
その種類は30m走や100m走、垂直跳びや走り幅跳び、ベンチプレスや遠投と多岐に渡る。分かる人間には各種アメリカンスポーツにおけるドラフトコンバイン的な風景と言えば通じるだろう。
もっとも、今日のこれは選手を選抜する為の催しではないが。いや、遠投力や背筋についてはある事に関わるので選抜もするが。サッカードウにどう関係が? って思われるかもだけどね。
「やだ、飲んじゃった……」
「歯を立てるの? いつも逆を意識してるから難しいわね」
一方、そんな嬌声が聞こえる一帯では更に不可思議な測定が行われていた。
「あーやっぱあそこの補助には俺が行った方が良いな」
俺は例によってベランダから全体を見渡していたが、思い立ってその現場の方へ近づいた。
「すみません、ここについては俺が説明役しますね」
あたふたしているミガサさん――今日の練習前に皆には紹介し、さっそく仕事について貰っている――の肩を叩き、俺はテーブルのソレを手に取った。
「ここでは、皆さんの『歯形』を記録します。その為に噛んで貰うこれ、食べても大丈夫な素材でできていますが、噛み千切られたら残せません。しっかり噛んで、でも喰い破らない程度にしてください!」
俺はそう言いつつ未使用のソレと、魔力で急速冷凍されケースに入れられたボナザさんの歯形付きのソレとをその場の選手達へ見せる。
「分かった?」
「「はーい!」」
その返事を聞いて俺は先頭のシャマーさんにソレを渡した。因みにソレソレ言っているがこれは地球で言うピザ生地みたいなモノだ。穀物の粉になんやかんやを混ぜて柔らかく噛み跡が残るようにしている。
「はい、ショーちゃん確認してー? あーん」
手早く生地を噛んだシャマーさんがそう言って見せてきたのは、ソレではなく大きく空いた自分の口内と舌だった。
ピンクの舌に小さく白い歯、陰になっているのでやや暗く見える赤い口腔と喉の奥……。エッチが過ぎる!
「ちょっと! 何をやっているんですか!?」
「えー? だって呑み込んでいないか確認しないとでしょー?」
「生地の方を見れば分かります! それにその見せ方は呑んでないかじゃなくて、飲んだ事の証明でやる方!」
俺はそこまで一気に言い放って、はっと失言に気づいた。
「え? 何をー? 何を飲んだ証明~?」
もちろん、俺のミスを聞き逃すようなシャマーさんではない。ニヤニヤと笑いながら俺の顔をのぞき込んで来る。
「何でもありません! それ、預かります!」
俺は彼女から顔を背けつつ、生地を奪い取ってミガサさんに手渡す。彼女はそれを確認しケースに収め、蓋の部分にシャマーさんの名前を書き込んだ。
「はい、大丈夫です。次の方ー」
ミガサさんは手元の資料にもチェックを付け、次のエルフを呼び出す。その態度はなかなか堂々としていて、役者をしている時や俺たちを呼びに来た時とは大違いだ。これが治療士としての経歴が与える自信か。
「ショーちゃん、また綺麗な子を連れてきたわね~。欲望に際限なくて、そういうところ、好きー」
「違います! ちょっとこっちへ」
自分の事を脇でゴニョゴニョ言われていると仕事に集中できないだろう。俺はシャマーさんを離れた所――エルフは耳が良いので内緒話にも一苦労だ――へ連れて行ってから続けた。
「彼女はある方の依頼と、俺の新しいプロジェクトの必要が上手く噛み合ったから雇ったんです」
「何の計画?」
「歯形を取ったので分かりませんか? マウスピースですよ!」
エルフと人間の遺体解剖を行った日から数週間が経ち、詳細な報告書が届きだした。忙しい日々の中でそれに目を通すのはなかなかに難しく、中身を理解するのは更に難しい。
だがその中で比較的、俺にも理解し易い部分があった。それが『歯』である。
エルフと人間とでは明らかに歯が違う。どちらも切歯や犬歯や臼歯など役割にあった種類の歯を複数備えており雑食の生物であることを伺わせるが、エルフの犬歯はやや大きく臼歯も一部、尖っているのだ。
つまりエルフは人間よりもやや肉食獣に近いと言える。まあその当たりは顎のラインを見たら分かっていた話ではあるのだが。
それが何を指すか。エルフは人間より肉などを切り裂く事が上手く、もしかしたら骨付きの肉だって臼歯で砕いてバリバリと呑み込む事ができるかもしれない。しかし噛み合わせの面ではやや不利で、横の動きや衝撃、そして奥歯を食いしばって踏ん張る方面では弱いのだ。
歯を食いしばって強い力を出す。その際に何かが当たったり予想外の方向から力が加わる。肉体接触のある競技では当然、起こりえる状況だ。エルフはそんな局面で――少なくとも歯に関わる部分では――人間より貧弱だ。
そして人間に劣るというのであれば他のパワー系種族、ドワーフやミノタウロスやトロールと比べれば更に、という話である。多くの種族がサッカードウに参加し選手のフィジカルがモノを言う状況になればエルフ代表が低迷していくのは必然だったと言えよう。
ただ不利という状態は逆に言うと伸びしろがあるという状態でもある。エルフという種族が持つ『歯の噛み合わせが悪い』という弱点をカバーすれば、パワーや肉体接触で負けない局面が増えるだろう。
で、その『弱点をカバーする』手段については幾つか考えられるが、俺が真っ先に思いついたのは道具を使用する方法。つまり選手にあったマウスピースを作成し使用する事であった……。
「ごめん、もう一回だけ測り直して!」
「うわっルーナ、サラマンダーより、ずっとはやい!!」
そんな叫び声がエルヴィレッジに響く。その日の練習は予定通り身体能力測定で、グラウンドのあちらこちらに分かれて様々な計測が行われていた。
その種類は30m走や100m走、垂直跳びや走り幅跳び、ベンチプレスや遠投と多岐に渡る。分かる人間には各種アメリカンスポーツにおけるドラフトコンバイン的な風景と言えば通じるだろう。
もっとも、今日のこれは選手を選抜する為の催しではないが。いや、遠投力や背筋についてはある事に関わるので選抜もするが。サッカードウにどう関係が? って思われるかもだけどね。
「やだ、飲んじゃった……」
「歯を立てるの? いつも逆を意識してるから難しいわね」
一方、そんな嬌声が聞こえる一帯では更に不可思議な測定が行われていた。
「あーやっぱあそこの補助には俺が行った方が良いな」
俺は例によってベランダから全体を見渡していたが、思い立ってその現場の方へ近づいた。
「すみません、ここについては俺が説明役しますね」
あたふたしているミガサさん――今日の練習前に皆には紹介し、さっそく仕事について貰っている――の肩を叩き、俺はテーブルのソレを手に取った。
「ここでは、皆さんの『歯形』を記録します。その為に噛んで貰うこれ、食べても大丈夫な素材でできていますが、噛み千切られたら残せません。しっかり噛んで、でも喰い破らない程度にしてください!」
俺はそう言いつつ未使用のソレと、魔力で急速冷凍されケースに入れられたボナザさんの歯形付きのソレとをその場の選手達へ見せる。
「分かった?」
「「はーい!」」
その返事を聞いて俺は先頭のシャマーさんにソレを渡した。因みにソレソレ言っているがこれは地球で言うピザ生地みたいなモノだ。穀物の粉になんやかんやを混ぜて柔らかく噛み跡が残るようにしている。
「はい、ショーちゃん確認してー? あーん」
手早く生地を噛んだシャマーさんがそう言って見せてきたのは、ソレではなく大きく空いた自分の口内と舌だった。
ピンクの舌に小さく白い歯、陰になっているのでやや暗く見える赤い口腔と喉の奥……。エッチが過ぎる!
「ちょっと! 何をやっているんですか!?」
「えー? だって呑み込んでいないか確認しないとでしょー?」
「生地の方を見れば分かります! それにその見せ方は呑んでないかじゃなくて、飲んだ事の証明でやる方!」
俺はそこまで一気に言い放って、はっと失言に気づいた。
「え? 何をー? 何を飲んだ証明~?」
もちろん、俺のミスを聞き逃すようなシャマーさんではない。ニヤニヤと笑いながら俺の顔をのぞき込んで来る。
「何でもありません! それ、預かります!」
俺は彼女から顔を背けつつ、生地を奪い取ってミガサさんに手渡す。彼女はそれを確認しケースに収め、蓋の部分にシャマーさんの名前を書き込んだ。
「はい、大丈夫です。次の方ー」
ミガサさんは手元の資料にもチェックを付け、次のエルフを呼び出す。その態度はなかなか堂々としていて、役者をしている時や俺たちを呼びに来た時とは大違いだ。これが治療士としての経歴が与える自信か。
「ショーちゃん、また綺麗な子を連れてきたわね~。欲望に際限なくて、そういうところ、好きー」
「違います! ちょっとこっちへ」
自分の事を脇でゴニョゴニョ言われていると仕事に集中できないだろう。俺はシャマーさんを離れた所――エルフは耳が良いので内緒話にも一苦労だ――へ連れて行ってから続けた。
「彼女はある方の依頼と、俺の新しいプロジェクトの必要が上手く噛み合ったから雇ったんです」
「何の計画?」
「歯形を取ったので分かりませんか? マウスピースですよ!」
エルフと人間の遺体解剖を行った日から数週間が経ち、詳細な報告書が届きだした。忙しい日々の中でそれに目を通すのはなかなかに難しく、中身を理解するのは更に難しい。
だがその中で比較的、俺にも理解し易い部分があった。それが『歯』である。
エルフと人間とでは明らかに歯が違う。どちらも切歯や犬歯や臼歯など役割にあった種類の歯を複数備えており雑食の生物であることを伺わせるが、エルフの犬歯はやや大きく臼歯も一部、尖っているのだ。
つまりエルフは人間よりもやや肉食獣に近いと言える。まあその当たりは顎のラインを見たら分かっていた話ではあるのだが。
それが何を指すか。エルフは人間より肉などを切り裂く事が上手く、もしかしたら骨付きの肉だって臼歯で砕いてバリバリと呑み込む事ができるかもしれない。しかし噛み合わせの面ではやや不利で、横の動きや衝撃、そして奥歯を食いしばって踏ん張る方面では弱いのだ。
歯を食いしばって強い力を出す。その際に何かが当たったり予想外の方向から力が加わる。肉体接触のある競技では当然、起こりえる状況だ。エルフはそんな局面で――少なくとも歯に関わる部分では――人間より貧弱だ。
そして人間に劣るというのであれば他のパワー系種族、ドワーフやミノタウロスやトロールと比べれば更に、という話である。多くの種族がサッカードウに参加し選手のフィジカルがモノを言う状況になればエルフ代表が低迷していくのは必然だったと言えよう。
ただ不利という状態は逆に言うと伸びしろがあるという状態でもある。エルフという種族が持つ『歯の噛み合わせが悪い』という弱点をカバーすれば、パワーや肉体接触で負けない局面が増えるだろう。
で、その『弱点をカバーする』手段については幾つか考えられるが、俺が真っ先に思いついたのは道具を使用する方法。つまり選手にあったマウスピースを作成し使用する事であった……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる