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第三十六章
おててつないで
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そちらにはレイさんと同じくらい子供たちにもみくちゃにされているステフとスワッグの姿があった。
「違うんだよ。オネショタは概念なんだ!」
「そうだぴよ。仮に人間のママとエルフのショタが絡んでもオネショタは成立するぴい!」
このコンビに自分の脳内を読まれるのは慣れっこなので、俺はスムーズに会話に以降する。いやちょっと待て!
「待てスワッグ! 母子モノとオネショタは違う!」
「誰も実母とは言ってないぴよ。そもそも人間のお母さんの年齢が難しい事になるぴい」
「それもそっか……ってそうじゃなくて児童の前!」
俺は今更ながら周囲を見渡してスワッグと我が身を窘めた。練習場には今までで一番、多くの子供たちがひしめきあっている。
「そもそもやけどなんでこんなにおるん?」
そこへレイさんが当然の質問をしてきた。ちなみにしがみついていたショタどもはもう地面へ降ろし、今は手を繋いでいる。
「ああ。練習でまた対戦して貰うので」
「へー。なあ、この後おねーちゃんらと勝負やて! 負けへんでー!」
俺の返事を聞いたナイトエルフは言葉の途中で向きを変え、両脇の坊や達に微笑みかける。うむ、実にお姉ちゃんしてるな。
「こっちこそ負けないぞ! な、勝ったらデートしてくれる?」
「ええよ!」
「まじか! うぉー燃えてきたぜ!」
一方、レイさんが即答するとだんしぃ共は激しく興奮し、彼女の手を離して走り出す。保母さんよろしく、慌てて後を追うファンタジスタの姿はとても楽しそうだ。
「レイちゃん、テンション高いな!」
「ああ。いつもは自分がDFから追われる側なのにな。追いかける側の楽しみを感じて貰えれば嬉しいけど」
俺がしみじみと言うとステフは何言ってんだこいつ? みたいな眼でこっちを見てきた。
「なんだよ?」
「いや、学校や試合では多数から追われる側だから、ショーキチ相手に追う側に回って興奮してんのもあるか……と」
ダスクエルフは自分の台詞の途中で目つきを変え、真剣に何かを考え込んでいるようだ。
「ちょっと何言ってるか分からない」
「いや分かるだろ!」
俺がベガルタ仙台の後援会名誉会員、サンドウィッチマンのネタで返すとステフが素早く突っ込んでくる。元ネタを知らないだろうに反射神経の良い奴だな。
「それはそうと、今日はショタもロリも多過ぎじゃないかぴよ? 公園でパン屑を投げていたら予想以上に鳩が寄ってきた時みたいだぴい!」
そんな俺達の会話にスワッグが独特の例えで割り込んできた。うむ、良いチェンジアップだ。これがコンビよりトリオの良い所だな。
「まあ今回は特殊だからね」
「へ? ガキ共をたくさん使う練習は前からやってるだろ?」
ステフは自分の側頭部を掻きながら言う。彼女は練習を毎回、見ている訳ではないが学生コンビをこちらへ送ってきた時やデス90などの時は眺めたり参加したりしているのだ。
「ああ。だが今回はそれの強化版だ!」
俺はそう言いながらステフと手とスワッグの前足を握った。
「タッチ制限なし、ライン割ったらGKから再開。時間は切らないけどペナルティエリア外からのパワーシュートはナシで。オフサイドラインは俺。じゃ、スタート!」
ミーティングでルールは説明してあったが、俺は改めてそう叫んでから試合開始の笛を吹いた。
「うわ、思ったよりうじゃうじゃ……」
「ユイノ、敢えてショーちゃんへ入れてみる?」
ボールを持ったユイノさんとシャマーさんが何か話しているようだが、俺にはよく聞こえない。何せ俺も相手チームのDF側におり、間には20を越えるエルフの子供達がワイワイと言いながら走っているのだ。最も遠い位置同士かつ間に騒音、聞こえる訳がない。
「言っておきますけど俺は手を使いますからねー!」
俺はまだ攻撃を開始できないGKとDFリーダーへ向かって叫んだ。何を言っているか聞こえてはいないが、想像はつくのだ。
「うへえ、そうだった」
「ううん、アレは不安の裏返しだよー。ショーちゃん手を使ってもリストには勝てないと思ってるはずー。入れよ?」
両者がもうしばらく何か話していたが、やがてユイノさんがパントキックを放った。その宛先は俺の前のリストさんだ。
「くそ、シャマーさんめ!」
俺はこちらへ向かって飛んでくるボールへ向かいながら、ある言葉を囁きつつリストさんの背中へ張り付いた。
今日の午後の練習のテーマは密集戦だ。ドワーフ代表チームは明後日の試合では、ほぼ確実にゴール前に強固な守備ブロックを築いてカウンター狙いに徹するだろう。
先の俺の目論見通り、レイさんによる先制パンチが決まればそれを貫くのも難しくなろうが……そうでない場合は密集戦を制しドワーフの守備をかいくぐる必要が出てくる。
その為にフィールドを狭くし相手選手を増やす、というのが今日の練習だ。極めて狭いスペースで四方八方から圧力を受ける状況に慣れ、攻撃を組み立てられるようになるのを目的としている。
そういう練習をすると思わぬ衝突などで怪我をする事もあるが、相手が子供なので当たりが弱くその危険性は減る。逆に選手側も子供相手に力ずくのプレイも大人げないので、繊細なタッチを意識するようになる。しかも子供の背丈はドワーフに近い。仮想敵として完全なシミュレーターだ。いや、似たようなのは今までも何度かやってるけどね。今回はそれの改良点が幾つかある。
一つには俺がDFに入っている。宣言通り手を使うしオフサイドの基準も俺になるのだ。大勢の小さい子を相手する時、最初に思いつくのは浮き玉の多用だろうが、それは俺ができるだけ代わりに叩き落とす。またオフサイドトラップの為のラインコントロールもまず不可能なので、そこは俺独りで行う。
もう一つ。子供達は手を繋ぎ2名1組になって戦う。これは俺がまだ本格的に監督をやる前、彼ら彼女らだけを指導していた時にやっていたルールの一つだ。一見するとハンデのようだが、その頃からこの決まりに慣れている少年少女は意外とスムーズに動く。
更に言うと繋がる事で横幅が増える。先ほど子供の背丈『は』ドワーフに近いと述べたが身体の幅はそうではない。しかし2名並べば、ふくよかなドワーフ女子の様なシルエットになるのだ。
このハンドシェイクチルドレンを打ち破る事ができれば、ドワーフ代表に勝利するのも容易いことだろう……。
「違うんだよ。オネショタは概念なんだ!」
「そうだぴよ。仮に人間のママとエルフのショタが絡んでもオネショタは成立するぴい!」
このコンビに自分の脳内を読まれるのは慣れっこなので、俺はスムーズに会話に以降する。いやちょっと待て!
「待てスワッグ! 母子モノとオネショタは違う!」
「誰も実母とは言ってないぴよ。そもそも人間のお母さんの年齢が難しい事になるぴい」
「それもそっか……ってそうじゃなくて児童の前!」
俺は今更ながら周囲を見渡してスワッグと我が身を窘めた。練習場には今までで一番、多くの子供たちがひしめきあっている。
「そもそもやけどなんでこんなにおるん?」
そこへレイさんが当然の質問をしてきた。ちなみにしがみついていたショタどもはもう地面へ降ろし、今は手を繋いでいる。
「ああ。練習でまた対戦して貰うので」
「へー。なあ、この後おねーちゃんらと勝負やて! 負けへんでー!」
俺の返事を聞いたナイトエルフは言葉の途中で向きを変え、両脇の坊や達に微笑みかける。うむ、実にお姉ちゃんしてるな。
「こっちこそ負けないぞ! な、勝ったらデートしてくれる?」
「ええよ!」
「まじか! うぉー燃えてきたぜ!」
一方、レイさんが即答するとだんしぃ共は激しく興奮し、彼女の手を離して走り出す。保母さんよろしく、慌てて後を追うファンタジスタの姿はとても楽しそうだ。
「レイちゃん、テンション高いな!」
「ああ。いつもは自分がDFから追われる側なのにな。追いかける側の楽しみを感じて貰えれば嬉しいけど」
俺がしみじみと言うとステフは何言ってんだこいつ? みたいな眼でこっちを見てきた。
「なんだよ?」
「いや、学校や試合では多数から追われる側だから、ショーキチ相手に追う側に回って興奮してんのもあるか……と」
ダスクエルフは自分の台詞の途中で目つきを変え、真剣に何かを考え込んでいるようだ。
「ちょっと何言ってるか分からない」
「いや分かるだろ!」
俺がベガルタ仙台の後援会名誉会員、サンドウィッチマンのネタで返すとステフが素早く突っ込んでくる。元ネタを知らないだろうに反射神経の良い奴だな。
「それはそうと、今日はショタもロリも多過ぎじゃないかぴよ? 公園でパン屑を投げていたら予想以上に鳩が寄ってきた時みたいだぴい!」
そんな俺達の会話にスワッグが独特の例えで割り込んできた。うむ、良いチェンジアップだ。これがコンビよりトリオの良い所だな。
「まあ今回は特殊だからね」
「へ? ガキ共をたくさん使う練習は前からやってるだろ?」
ステフは自分の側頭部を掻きながら言う。彼女は練習を毎回、見ている訳ではないが学生コンビをこちらへ送ってきた時やデス90などの時は眺めたり参加したりしているのだ。
「ああ。だが今回はそれの強化版だ!」
俺はそう言いながらステフと手とスワッグの前足を握った。
「タッチ制限なし、ライン割ったらGKから再開。時間は切らないけどペナルティエリア外からのパワーシュートはナシで。オフサイドラインは俺。じゃ、スタート!」
ミーティングでルールは説明してあったが、俺は改めてそう叫んでから試合開始の笛を吹いた。
「うわ、思ったよりうじゃうじゃ……」
「ユイノ、敢えてショーちゃんへ入れてみる?」
ボールを持ったユイノさんとシャマーさんが何か話しているようだが、俺にはよく聞こえない。何せ俺も相手チームのDF側におり、間には20を越えるエルフの子供達がワイワイと言いながら走っているのだ。最も遠い位置同士かつ間に騒音、聞こえる訳がない。
「言っておきますけど俺は手を使いますからねー!」
俺はまだ攻撃を開始できないGKとDFリーダーへ向かって叫んだ。何を言っているか聞こえてはいないが、想像はつくのだ。
「うへえ、そうだった」
「ううん、アレは不安の裏返しだよー。ショーちゃん手を使ってもリストには勝てないと思ってるはずー。入れよ?」
両者がもうしばらく何か話していたが、やがてユイノさんがパントキックを放った。その宛先は俺の前のリストさんだ。
「くそ、シャマーさんめ!」
俺はこちらへ向かって飛んでくるボールへ向かいながら、ある言葉を囁きつつリストさんの背中へ張り付いた。
今日の午後の練習のテーマは密集戦だ。ドワーフ代表チームは明後日の試合では、ほぼ確実にゴール前に強固な守備ブロックを築いてカウンター狙いに徹するだろう。
先の俺の目論見通り、レイさんによる先制パンチが決まればそれを貫くのも難しくなろうが……そうでない場合は密集戦を制しドワーフの守備をかいくぐる必要が出てくる。
その為にフィールドを狭くし相手選手を増やす、というのが今日の練習だ。極めて狭いスペースで四方八方から圧力を受ける状況に慣れ、攻撃を組み立てられるようになるのを目的としている。
そういう練習をすると思わぬ衝突などで怪我をする事もあるが、相手が子供なので当たりが弱くその危険性は減る。逆に選手側も子供相手に力ずくのプレイも大人げないので、繊細なタッチを意識するようになる。しかも子供の背丈はドワーフに近い。仮想敵として完全なシミュレーターだ。いや、似たようなのは今までも何度かやってるけどね。今回はそれの改良点が幾つかある。
一つには俺がDFに入っている。宣言通り手を使うしオフサイドの基準も俺になるのだ。大勢の小さい子を相手する時、最初に思いつくのは浮き玉の多用だろうが、それは俺ができるだけ代わりに叩き落とす。またオフサイドトラップの為のラインコントロールもまず不可能なので、そこは俺独りで行う。
もう一つ。子供達は手を繋ぎ2名1組になって戦う。これは俺がまだ本格的に監督をやる前、彼ら彼女らだけを指導していた時にやっていたルールの一つだ。一見するとハンデのようだが、その頃からこの決まりに慣れている少年少女は意外とスムーズに動く。
更に言うと繋がる事で横幅が増える。先ほど子供の背丈『は』ドワーフに近いと述べたが身体の幅はそうではない。しかし2名並べば、ふくよかなドワーフ女子の様なシルエットになるのだ。
このハンドシェイクチルドレンを打ち破る事ができれば、ドワーフ代表に勝利するのも容易いことだろう……。
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