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何故か彼ら彼女らは魔物を狩りに行く
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窓から射し込む朝日と小鳥のさえずりが清々しい5月某日の朝、俺が目覚めると何故かパジャマ姿の魔法使いの幼女が2人、俺のベッドで俺に左右から抱き着いて眠っていた。
幼い2人によく似合っている、可愛いパジャマである。
この2人、よく似た外見をしているが、昨日が初対面だったらしい。
1人は言ったことが本当になる魔法を使う神代 瑠依。
1人は世界に対し、意のままに干渉する魔法を使う神裂 あい。
2人とも俺の弟子である。
この2人、性格は全く違うが、互いの苗字に『神』が含まれていることを鑑みれば、実はどこかで血の繋がりがあるのかも知れない。
いや、全く当てずっぽうで適当でいい加減な俺の個人的な考えでしかないが。
それにしてもこの2人、違うのは性格だけで顔の造りから髪型、髪質、体型、服の好み、食べ物の好みまでよく似ているのだ。
で、ほっぺの感触とかはどうなんだろうかと触ってみたら、肌触り抜群のぷるぷるお肌で、柔らかさ、心地良さMAXのぷにぷにほっぺだった。うん、最高だ。
で、瑠依、あい、ふたりのそんな天使のほっぺを同時に堪能していたら、ノックがされることなく、俺の部屋のドアが開いた。
「朝ごはん出来た……って、アンタなにしてんの?」
朝食が出来たことを知らせにきたらしいS級魔法使いの有栖川 風音がドアを開け、産業廃棄物を見る目で俺を見てそう言う。
「おう、弟子の健康チェックだ。肌の状態から健康状態ってわかるんだろ?」
適当なことを口から出任せで言ってみた。
「……死ね」
返ってきたのはそんな言葉と、シャイニングウィザードでした。
☆
「なぁ、なんでわざわざ朝からシャイニングウィザード喰らわなきゃなんないの?なに?お前魔法使いだから、名前に合わせてプロレス技つかいました。とか、いちいち小ネタのつもりなの?」
瑠依とあいとそして、もう1人、上栫 花梨の4人+閃光の魔術師の異名をついさっき勝手に俺がつけた、有栖川の5人で食卓を囲みながら疑問を投げてみた。私、気になります!
「は?キモイからしゃべんな」
ばっさり一刀両断されますた。
この有栖川、口は悪く、性格はわがままではあるが、容姿だけはいいのである。
母親が外国人らしく、金髪碧眼。顔は幼さを多分に残した愛らしい顔立ち、そして巨乳で低身長。実家は良家のお嬢さまなのだ。
そんなこいつの魔法は身体能力+五感の超強化と言った超戦闘特化型だったりするので、初めて会った時は、何その容姿の無駄遣いとかなり正直に思ってしまったが、今となっては似合いすぎだろと思っている俺ガイル。
「2人ともうっさい!瑠衣ちゃん、あいちゃんがご飯食べてんのに静かにできないの?」
なんて、俺と有栖川を睨みつけて激おこプンプン丸なのは上栫 花梨。
A級の魔法使いで現役女子中学生である。
こいつもこいつで美少女であり、能力は物質変換、変化と、戦闘向きな能力ではないくせに、俺に対してO☆HA☆NA☆SHIと言う名の肉体言語で俺に対して理不尽な暴力をよく振るう。ちなみに貧乳。
ともあれ、有栖川と上栫は同い年であり、お互い美少女でしょっちゅういがみ合うくせに、よく一緒にいるので、二人揃って魔法使いの間でアイドルやマスコット的な扱いを受けている。
今日も今日とて朝からいがみ合う2人に瑠依が「めっ!!」と叱り、あいは全く気にせず、いつの間にか俺の膝の上に移動して飯を食ってと、賑やかなことこの上ない食事を済ませるのだった。
☆
賑やかすぎる朝食を済ませた俺は、「ししょーしゅぎょうしようよ」と言ってくる瑠依を適当にあしらいながらソファで寛いでいるのだが、俺の携帯電話が寛ぎの時間を阻止するぞ!とばかりにメールの着信を報せた。
メールの文面はこんな感じである。
命令書
可及的速やかに以下の場所に向かい、そこに居座る魔獣を排除せよ。
迷いの森の奥地。
※ただし、同行者は貴殿の弟子2人と、あと2名までとする。
なお、当方は同行者として、S級魔法使い 有栖川 風音と、A級魔法使い 上栫 花梨を推薦する。一考されたし。
追伸
有栖川君は魔法の性質上、多少の怪我を負うことが考えられる為、擦り傷程度までなら瞑目するが、上栫君及び貴殿の弟子2名が戦闘により傷を負うことがあれば、今回の報酬及び、しばらくの間の任務の報酬はないものと思われたし。
……1人で行こうかな。マジで。
幼い2人によく似合っている、可愛いパジャマである。
この2人、よく似た外見をしているが、昨日が初対面だったらしい。
1人は言ったことが本当になる魔法を使う神代 瑠依。
1人は世界に対し、意のままに干渉する魔法を使う神裂 あい。
2人とも俺の弟子である。
この2人、性格は全く違うが、互いの苗字に『神』が含まれていることを鑑みれば、実はどこかで血の繋がりがあるのかも知れない。
いや、全く当てずっぽうで適当でいい加減な俺の個人的な考えでしかないが。
それにしてもこの2人、違うのは性格だけで顔の造りから髪型、髪質、体型、服の好み、食べ物の好みまでよく似ているのだ。
で、ほっぺの感触とかはどうなんだろうかと触ってみたら、肌触り抜群のぷるぷるお肌で、柔らかさ、心地良さMAXのぷにぷにほっぺだった。うん、最高だ。
で、瑠依、あい、ふたりのそんな天使のほっぺを同時に堪能していたら、ノックがされることなく、俺の部屋のドアが開いた。
「朝ごはん出来た……って、アンタなにしてんの?」
朝食が出来たことを知らせにきたらしいS級魔法使いの有栖川 風音がドアを開け、産業廃棄物を見る目で俺を見てそう言う。
「おう、弟子の健康チェックだ。肌の状態から健康状態ってわかるんだろ?」
適当なことを口から出任せで言ってみた。
「……死ね」
返ってきたのはそんな言葉と、シャイニングウィザードでした。
☆
「なぁ、なんでわざわざ朝からシャイニングウィザード喰らわなきゃなんないの?なに?お前魔法使いだから、名前に合わせてプロレス技つかいました。とか、いちいち小ネタのつもりなの?」
瑠依とあいとそして、もう1人、上栫 花梨の4人+閃光の魔術師の異名をついさっき勝手に俺がつけた、有栖川の5人で食卓を囲みながら疑問を投げてみた。私、気になります!
「は?キモイからしゃべんな」
ばっさり一刀両断されますた。
この有栖川、口は悪く、性格はわがままではあるが、容姿だけはいいのである。
母親が外国人らしく、金髪碧眼。顔は幼さを多分に残した愛らしい顔立ち、そして巨乳で低身長。実家は良家のお嬢さまなのだ。
そんなこいつの魔法は身体能力+五感の超強化と言った超戦闘特化型だったりするので、初めて会った時は、何その容姿の無駄遣いとかなり正直に思ってしまったが、今となっては似合いすぎだろと思っている俺ガイル。
「2人ともうっさい!瑠衣ちゃん、あいちゃんがご飯食べてんのに静かにできないの?」
なんて、俺と有栖川を睨みつけて激おこプンプン丸なのは上栫 花梨。
A級の魔法使いで現役女子中学生である。
こいつもこいつで美少女であり、能力は物質変換、変化と、戦闘向きな能力ではないくせに、俺に対してO☆HA☆NA☆SHIと言う名の肉体言語で俺に対して理不尽な暴力をよく振るう。ちなみに貧乳。
ともあれ、有栖川と上栫は同い年であり、お互い美少女でしょっちゅういがみ合うくせに、よく一緒にいるので、二人揃って魔法使いの間でアイドルやマスコット的な扱いを受けている。
今日も今日とて朝からいがみ合う2人に瑠依が「めっ!!」と叱り、あいは全く気にせず、いつの間にか俺の膝の上に移動して飯を食ってと、賑やかなことこの上ない食事を済ませるのだった。
☆
賑やかすぎる朝食を済ませた俺は、「ししょーしゅぎょうしようよ」と言ってくる瑠依を適当にあしらいながらソファで寛いでいるのだが、俺の携帯電話が寛ぎの時間を阻止するぞ!とばかりにメールの着信を報せた。
メールの文面はこんな感じである。
命令書
可及的速やかに以下の場所に向かい、そこに居座る魔獣を排除せよ。
迷いの森の奥地。
※ただし、同行者は貴殿の弟子2人と、あと2名までとする。
なお、当方は同行者として、S級魔法使い 有栖川 風音と、A級魔法使い 上栫 花梨を推薦する。一考されたし。
追伸
有栖川君は魔法の性質上、多少の怪我を負うことが考えられる為、擦り傷程度までなら瞑目するが、上栫君及び貴殿の弟子2名が戦闘により傷を負うことがあれば、今回の報酬及び、しばらくの間の任務の報酬はないものと思われたし。
……1人で行こうかな。マジで。
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