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終章 そして
市川市動植物園
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その日、私達の常識が変わってしまった。
………
私の勤める市営の小さな動物園。
目玉は、…なんだろう。
千葉市動物公園の立ち上がるレッサーパンダ「風太くん」ブームにあやかって我が園に導入したのは良いけれど、やたら増えてしまい園内がその檻だらけになったレッサーパンダだろうか。
まぁ小さな動物園だから、1番人気はうさぎやモルモットと触れ合える「なかよしコーナー」だ。
私達職員は、動物達が病気を持たないように毎日視診触診と掃除を欠かさない。
猿山の日本猿やオランウータンよりも、ちびっこには撫でられるモルモットの方が嬉しい。
だから土日はご近所の小さなお客様で溢れかえる…ほどでもなく、ほどほどに混むので、ほどほどに忙しい。
その日は平日。
市内の幼稚園や保育園が遠足に来る予定も無く、のんびり出来る筈だった。
「か、可愛いですぅ。」
なんか、可愛い中学生くらいの女の子が可愛い可愛い言って、モルモットの群れに突入して行った。
「そんな勢いで行ったら、モルちゃん怖がるよ…。…?」
お客様に注意をしようとしなら、何故か一緒に居た男性がヤギに囲まれているよ?
警戒されているとか、そんな事では無さそう。
何しろ、寄って集って男性の顔をぺろぺろ舐めている。
「玉!助けてください!」
ミニ豚が足元を囲んで、うさぎとモルモットが男性の顔を見上げている。
玉と呼ばれた女の子は、お気に入りのモルモットを抱っこして呆れているようだ。
助けようともしないで、モルモットと話している。
というか、いくら人馴れさせたモルモットとはいえ、簡単に人間に抱っこされる動物じゃないけどなぁ。
男性は、這々の体でなかよしコーナーから逃げ出して行った。
けど、姿が見えたり匂いがするだけで、ヤギや豚達がメェメェブーブー騒ぐので、彼らとは死角になっている、少し離れたベンチに案内した。
「常連さんで懐かれる方はたまにいらっしゃいますけど、ここまでこの仔達に好かれる人は初めて見ました。」
…この人はなんなんだろう。
明らかにいい大人なのに平日昼間から、女の子連れて動物園に来てる。
パパ活って奴?
いや、だったらもう少しオシャレなとこいくだろ。
ウチの動物園の裏には、有名な巨大ゲーセンもあるし。
「ひぃ。酷い目に遭った。やれやれ。僕は二度とあの中には入らない方が良さそうだ。」
「申し訳ありませんが、出来ればそうされた方がいいかと。」
「ご迷惑をお掛けしました。」
と言いながらこの人は、女の子がエヘヘヘヘと顔を蕩している姿を、これまた私が見た事ない優しい顔で眺めている。
思わず見惚れちゃったわよ。
別に特にイケメンってわけでもない、私てきに点数を付けるなら75点。
彼氏だったとしたら友達に自慢出来るほどでは無いけど、まぁ見ていて不快・不愉快にならず飽きずに見ていられる顔。
私好みじゃ無いんだけどね。
………
「困った。」
「私も困ります。」
彼が移動すると、移動先の動物達が騒ぎ出しますよ。
「らまって書いてありますよ。」
「こっちはかぴばらですって、なんかのほほんとした顔してますねぇ。」
「あの、お客さま?何かされてますか?」
「そんなふうに見えますか?」
「見えませんけど。」
なんで着いて来るんですか?と問われた。
そりゃぁ。
「お客さまが行く先の動物達がソワソワし出すからです。」
「そうですか。」
なんだろ。
この人、本気で困ってる。
「この人は、やたら動物に好かれるので。前に野生の狸がついてきました。」
女の子が男性を庇う為か、聞き捨てならない事を言った。
それ、ほんとか?
だったら、何かの手掛かりになるかもしれない。
思わず私は、男性の手を取った。
「……ちょっと、こちらへ来て頂けますか?」
そのまま脇目も振らず、男性の手を握ったまま50メートルほどの畜舎に走った。
「…殿は動物だけじゃなく、女の人も懐く事忘れてました…。」
一生懸命に着いてきた女の子が人聞きの悪いことを言ってるけど、今は無視!
この人ならもしかして!
………
やっぱり。
また畜舎の隅っこで元気なく蹲っている。
まだご飯も食べてない。
どうしよう。
どうするもこうするも無い!
私は畜舎の鍵を開けて、この人ごと中に入ろうとした。
「この仔が懐いてくれないんです。」
「いや、客を獣舎に入れちゃ駄目でしょ。」
「あ、ごめんなさい。夢中になりすぎました。」
「僕は飼育員でも獣医でもないんで……。あの仔ですか。」
それでもお願いをして、何とか中に入って貰った。
ここ数日、食事も取らず隅っこで動かなくなった雌狸のぽん子。
園の獣医にも原因がわからなくてお手上げなたぬき。
このままじゃ死んじゃう。
「獣医が言うには健康に問題はないそうです。でも突然大人しくなって、誰にも心を開かなくなってしまって。」
「ふむ。」
その人が手を伸ばすと、ぽん子はよろよろと立ち上がって、その人に近寄ってきた。
「一体どうした?」
「…」
ぽん子はただ、その男性の顔を見上げている。
普段から優しい仔ではあったけど、狸は狸。
どこまで行っても野生動物だ。
犬科だけあって割と人馴れし易い動物ではあるけど、それは普段からきちんと世話をしてコミュニケーションを取っているから繋がれるんだ。
なのにこの仔は、ぽん子はこの人に何かを訴えようとしている。
「どうしたの?」
「………。」
「そうか。そう言う事ね。」
この人が頭を撫でてあげると、ぽん子は気持ち良さそうに喉を鳴らし始めた。
…この仔のこんな無防備な姿、見たことない。
「わかった。聞いてみるね。」
「………くふぅ」
「…話、わかるんですか?」
「この人はなんでも出来ちゃうんです。」
女の子も、やれやれって顔をする。
「この仔に兄弟がいたと思いますが。」
「…はい。兄にあたる狸がいます。今ちょっと、足を怪我しちゃって、別棟で保護してます。」
「その仔が戻る予定は?」
「骨折してるんです。手術は終わっていますけど、畜舎に戻れるにはまだしばらくかかりそうです。」
「この仔を連れて行けますか?」
「わん?」
「へ?狸が鳴いた。」
「そりゃ鳴きますよ。」
さぁもう我慢出来ないぞ!
「園長に報告してきます。まだ園内を見学なされてますね?」
「そりゃまぁ、まだ半分も見てませんから。」
「少しお待ちくださいね。」
私は事務所に闇雲に走り出した。
「またくるね。たぬきちゃん。」
「わん」
背後に女の子とぽん子の声を聞きながら。
★ ★ ★
さて。
ちょうど、獣医さんのところに園長さんも居た。
居たのはいいけど、どうしよう。
たまたま居合わせたお客様が狸と話せる人で、ぽん子と意思疎通が出来る。
なんて事、説明出来るわけないじゃん。
「どうしましたか?」
「あの、ぽん子とお話しが出来るお客様が居ました。」
「そうですか。早速お会いしましょう。」
「はい。…はい?」
「退園されてしまう前に捕まえますよ。」
あの、園長?
今の拙い説明、未満の一言を信じたんですか?
「人間も動物も、不思議な繋がりを持てる存在がいますよ。私はそんな方々を無条件に尊敬できるんです。」
「はぁ。」
しまったなぁ。
こんな事なら、お名前を聞いておけば良かった。
「大丈夫です。見つかりますよ。直ぐに。」
園長は、真っ直ぐ管理棟の向かいにある建物に入って行った。
何故。
「なんとなく。」
なんとなくって…。
で、だ。
まさか本当にレストハウスでグッタリしているとねぇ。
ストロベリーパフェを鼻の頭にくっつけてニコニコしている女の子の前で、置いたコーヒーも飲まないで死にかけてる。
「いたいた。良かった。まだ帰ってらっしゃらなかった。」
逃げられないように即座にお隣に立つ。
園長が深々と深々と頭をさげた。
慌てて、男性も頭を下げた。
貴方ですか…
園長は丁寧に名刺を渡すけど、男性は恐縮するだけ。
まぁ、プライベートだし、名刺なんか持って無いよね。
「では、お願いします。」
「……本当に僕らが必要なんですか?」
「藁をも掴みたいんです。」
医師を含めて狸舎に5人で戻る事になった。
扉を開けると、それまでまた隅っこでグッタリしていた狸が、男性の気配に顔を上げ、その姿を確認すると、そのまま俊敏に駆け寄りポンっと胸に飛び込んだ。
男性2人からどよめきが。
女性2人からは歓声があがる。
一応、ケージが用意さしておいたけど、ぽん子は彼にしがみついて離れようとしないので、そのまま抱き抱えて医務室に運んで行った。
「あの。この仔が逃げたらどうするの?」
「その時は、あなたを探します。」
園長が無責任な事を言うけど、実際ぽん子はスピスピ鼻を鳴らしながら男性の顔をずっと見つめている。
医務室に入ると、エリザベスカラーを付けた兄狸が寝ている。
そして私達は、この部屋で奇跡を目撃することになるんだ。
………
私の勤める市営の小さな動物園。
目玉は、…なんだろう。
千葉市動物公園の立ち上がるレッサーパンダ「風太くん」ブームにあやかって我が園に導入したのは良いけれど、やたら増えてしまい園内がその檻だらけになったレッサーパンダだろうか。
まぁ小さな動物園だから、1番人気はうさぎやモルモットと触れ合える「なかよしコーナー」だ。
私達職員は、動物達が病気を持たないように毎日視診触診と掃除を欠かさない。
猿山の日本猿やオランウータンよりも、ちびっこには撫でられるモルモットの方が嬉しい。
だから土日はご近所の小さなお客様で溢れかえる…ほどでもなく、ほどほどに混むので、ほどほどに忙しい。
その日は平日。
市内の幼稚園や保育園が遠足に来る予定も無く、のんびり出来る筈だった。
「か、可愛いですぅ。」
なんか、可愛い中学生くらいの女の子が可愛い可愛い言って、モルモットの群れに突入して行った。
「そんな勢いで行ったら、モルちゃん怖がるよ…。…?」
お客様に注意をしようとしなら、何故か一緒に居た男性がヤギに囲まれているよ?
警戒されているとか、そんな事では無さそう。
何しろ、寄って集って男性の顔をぺろぺろ舐めている。
「玉!助けてください!」
ミニ豚が足元を囲んで、うさぎとモルモットが男性の顔を見上げている。
玉と呼ばれた女の子は、お気に入りのモルモットを抱っこして呆れているようだ。
助けようともしないで、モルモットと話している。
というか、いくら人馴れさせたモルモットとはいえ、簡単に人間に抱っこされる動物じゃないけどなぁ。
男性は、這々の体でなかよしコーナーから逃げ出して行った。
けど、姿が見えたり匂いがするだけで、ヤギや豚達がメェメェブーブー騒ぐので、彼らとは死角になっている、少し離れたベンチに案内した。
「常連さんで懐かれる方はたまにいらっしゃいますけど、ここまでこの仔達に好かれる人は初めて見ました。」
…この人はなんなんだろう。
明らかにいい大人なのに平日昼間から、女の子連れて動物園に来てる。
パパ活って奴?
いや、だったらもう少しオシャレなとこいくだろ。
ウチの動物園の裏には、有名な巨大ゲーセンもあるし。
「ひぃ。酷い目に遭った。やれやれ。僕は二度とあの中には入らない方が良さそうだ。」
「申し訳ありませんが、出来ればそうされた方がいいかと。」
「ご迷惑をお掛けしました。」
と言いながらこの人は、女の子がエヘヘヘヘと顔を蕩している姿を、これまた私が見た事ない優しい顔で眺めている。
思わず見惚れちゃったわよ。
別に特にイケメンってわけでもない、私てきに点数を付けるなら75点。
彼氏だったとしたら友達に自慢出来るほどでは無いけど、まぁ見ていて不快・不愉快にならず飽きずに見ていられる顔。
私好みじゃ無いんだけどね。
………
「困った。」
「私も困ります。」
彼が移動すると、移動先の動物達が騒ぎ出しますよ。
「らまって書いてありますよ。」
「こっちはかぴばらですって、なんかのほほんとした顔してますねぇ。」
「あの、お客さま?何かされてますか?」
「そんなふうに見えますか?」
「見えませんけど。」
なんで着いて来るんですか?と問われた。
そりゃぁ。
「お客さまが行く先の動物達がソワソワし出すからです。」
「そうですか。」
なんだろ。
この人、本気で困ってる。
「この人は、やたら動物に好かれるので。前に野生の狸がついてきました。」
女の子が男性を庇う為か、聞き捨てならない事を言った。
それ、ほんとか?
だったら、何かの手掛かりになるかもしれない。
思わず私は、男性の手を取った。
「……ちょっと、こちらへ来て頂けますか?」
そのまま脇目も振らず、男性の手を握ったまま50メートルほどの畜舎に走った。
「…殿は動物だけじゃなく、女の人も懐く事忘れてました…。」
一生懸命に着いてきた女の子が人聞きの悪いことを言ってるけど、今は無視!
この人ならもしかして!
………
やっぱり。
また畜舎の隅っこで元気なく蹲っている。
まだご飯も食べてない。
どうしよう。
どうするもこうするも無い!
私は畜舎の鍵を開けて、この人ごと中に入ろうとした。
「この仔が懐いてくれないんです。」
「いや、客を獣舎に入れちゃ駄目でしょ。」
「あ、ごめんなさい。夢中になりすぎました。」
「僕は飼育員でも獣医でもないんで……。あの仔ですか。」
それでもお願いをして、何とか中に入って貰った。
ここ数日、食事も取らず隅っこで動かなくなった雌狸のぽん子。
園の獣医にも原因がわからなくてお手上げなたぬき。
このままじゃ死んじゃう。
「獣医が言うには健康に問題はないそうです。でも突然大人しくなって、誰にも心を開かなくなってしまって。」
「ふむ。」
その人が手を伸ばすと、ぽん子はよろよろと立ち上がって、その人に近寄ってきた。
「一体どうした?」
「…」
ぽん子はただ、その男性の顔を見上げている。
普段から優しい仔ではあったけど、狸は狸。
どこまで行っても野生動物だ。
犬科だけあって割と人馴れし易い動物ではあるけど、それは普段からきちんと世話をしてコミュニケーションを取っているから繋がれるんだ。
なのにこの仔は、ぽん子はこの人に何かを訴えようとしている。
「どうしたの?」
「………。」
「そうか。そう言う事ね。」
この人が頭を撫でてあげると、ぽん子は気持ち良さそうに喉を鳴らし始めた。
…この仔のこんな無防備な姿、見たことない。
「わかった。聞いてみるね。」
「………くふぅ」
「…話、わかるんですか?」
「この人はなんでも出来ちゃうんです。」
女の子も、やれやれって顔をする。
「この仔に兄弟がいたと思いますが。」
「…はい。兄にあたる狸がいます。今ちょっと、足を怪我しちゃって、別棟で保護してます。」
「その仔が戻る予定は?」
「骨折してるんです。手術は終わっていますけど、畜舎に戻れるにはまだしばらくかかりそうです。」
「この仔を連れて行けますか?」
「わん?」
「へ?狸が鳴いた。」
「そりゃ鳴きますよ。」
さぁもう我慢出来ないぞ!
「園長に報告してきます。まだ園内を見学なされてますね?」
「そりゃまぁ、まだ半分も見てませんから。」
「少しお待ちくださいね。」
私は事務所に闇雲に走り出した。
「またくるね。たぬきちゃん。」
「わん」
背後に女の子とぽん子の声を聞きながら。
★ ★ ★
さて。
ちょうど、獣医さんのところに園長さんも居た。
居たのはいいけど、どうしよう。
たまたま居合わせたお客様が狸と話せる人で、ぽん子と意思疎通が出来る。
なんて事、説明出来るわけないじゃん。
「どうしましたか?」
「あの、ぽん子とお話しが出来るお客様が居ました。」
「そうですか。早速お会いしましょう。」
「はい。…はい?」
「退園されてしまう前に捕まえますよ。」
あの、園長?
今の拙い説明、未満の一言を信じたんですか?
「人間も動物も、不思議な繋がりを持てる存在がいますよ。私はそんな方々を無条件に尊敬できるんです。」
「はぁ。」
しまったなぁ。
こんな事なら、お名前を聞いておけば良かった。
「大丈夫です。見つかりますよ。直ぐに。」
園長は、真っ直ぐ管理棟の向かいにある建物に入って行った。
何故。
「なんとなく。」
なんとなくって…。
で、だ。
まさか本当にレストハウスでグッタリしているとねぇ。
ストロベリーパフェを鼻の頭にくっつけてニコニコしている女の子の前で、置いたコーヒーも飲まないで死にかけてる。
「いたいた。良かった。まだ帰ってらっしゃらなかった。」
逃げられないように即座にお隣に立つ。
園長が深々と深々と頭をさげた。
慌てて、男性も頭を下げた。
貴方ですか…
園長は丁寧に名刺を渡すけど、男性は恐縮するだけ。
まぁ、プライベートだし、名刺なんか持って無いよね。
「では、お願いします。」
「……本当に僕らが必要なんですか?」
「藁をも掴みたいんです。」
医師を含めて狸舎に5人で戻る事になった。
扉を開けると、それまでまた隅っこでグッタリしていた狸が、男性の気配に顔を上げ、その姿を確認すると、そのまま俊敏に駆け寄りポンっと胸に飛び込んだ。
男性2人からどよめきが。
女性2人からは歓声があがる。
一応、ケージが用意さしておいたけど、ぽん子は彼にしがみついて離れようとしないので、そのまま抱き抱えて医務室に運んで行った。
「あの。この仔が逃げたらどうするの?」
「その時は、あなたを探します。」
園長が無責任な事を言うけど、実際ぽん子はスピスピ鼻を鳴らしながら男性の顔をずっと見つめている。
医務室に入ると、エリザベスカラーを付けた兄狸が寝ている。
そして私達は、この部屋で奇跡を目撃することになるんだ。
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