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第二章 戦
出陣
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「前にもお聞きした事の繰り返しになりますが、今が本当に最後の最後、最終判断になります。」
あらあらまぁまぁお母さんは、その口元の微笑を崩さない。
僕の関係者の中では、一番神と接して来て、身体も感情も僕に振り回されて来た人なので、僕の言いたいことはもうわかって、わかり過ぎているんだろう。
僕が確認したいのは、その覚悟だ。
ある意味、1人の女性として生きる希望を捨てることになるから。
「僕は杢兵衛さんとの縁(えにし)を結んでいないので、親子3人の生活を取り戻すことは出来ませんが、今ならば、この時代で、玉との生活の続きを過ごすことが出来ます。」
「それはつまり、婿殿や佳奈お姉さんと逢えなくなるんですね。」
「おそらく、僕らと逢った記憶自体が無くなるでしょう。」
それを聞いた玉と佳奈と佳奈が、無言で僕にしがみついて来た。
以前玉達に話した時は、ここまで突っ込んだ話はしていなかったと思う。
「本体、僕らは逢うことのない、逢ってはいけない人間なんです。僕の浅葱の力はそれを可能にする力ではありますが、時間には自己修正能力があります。本来流れた正規の歴史では、貴女は亡くなり玉の未来も定かではありませんが、荼枳尼天と一言主の加護を得て、また娘さんの玉は貴女を救うという試練を果たしたので、この時代で幸せに暮らしていけるでしょう。その程度の歪みは浅葱が引き受けます。」
「私は……………。」
腕の中で寝てしまったてんじを優しく撫でながら見下ろしながら、はっきりとした口調で、でも微笑みは絶やさずに返してくれた。
「私は婿殿達との生活を選びますよ。それに、私達の記憶が無くなっても、玉は絶対に貴方を思い出します。私もですよ。仮に思い出せなかったとしたら、ずっと大切な何かを落としたまま生きる事になるでしょう。そんなのは嫌です。」
たぬきちとテンママとてんいちが、しずさんの元に集まった。
後ろには、モーちゃんと大口真神が立っている。
「玉は貴方と添い遂げると言ってます。確かに婿殿の時代で生きるには、存在しない私達には大変なことが多いでしょう。貴女だけで無く、佳奈お姉さんにも迷惑をかけてしまうかも知れません。それでも。」
母は、僕に張り付いた娘の顔を見つめる。
「私は玉の母であり、貴方の義母(母)であり、青木佳奈さんの義母(母)であることを選びます。たぬきちさんや、ぽん子さんや、モーちゃんさん。みんなのお母さんであることを選びます。」
だろうね。
母は強しだ。
しずさんは最早、この僕が齎してやらかした変な生活の、ふとしたキッカケで集まって来た僕達全員のお母さんだ。
「私はね、婿殿。貴方と玉の、そして貴方と佳奈お姉さんの子供達のお婆ちゃんになることが今の願いなんですよ。ぽん子ちゃんも、モーちゃんも、''うち''には女の子がたくさん居ますから、白いモルちゃんみたいにお婿さんを見つけて、この仔達のお婆ちゃんにもなりたいの。」
今度は玉が、佳奈が、佳奈が、しずさんに抱きつきに行った。
「私はどんなに辛くとも、その道を選びますよ。ね、私の大切な息子で、私の大好きな玉のお婿さん。」
「殿!白状しますけど、玉はとっても欲張りな女の子です。殿もお母さんも佳奈さんも、モーちゃんもモルちゃんも、全部手放す気はありません!」
「わかった。」
わかっていたさ。全部ね。
実はまだ縁(えにし)は固まり切っていない。
まだ僕らには、やらなければならない試練がいくつかある。
ではその一つを始めようか。
★ ★ ★
「手力男命さん!」
「おうさ!」
茶店の向こうに、どでかいお父さんが顕現して、力瘤を見せつけてくれる。
この神様、逢ったその日から、脳筋馬鹿キャラを楽しんでいるので、ただの人間からすると始末に負えない。
ましてやこの神様、「脳筋」って概念を日本人が考えた事も、悪口な事も、全部承知で使い出したから、頭が痛い。
「また知らない人が出て来たよ。」
「私が知らないの?」
「この人の側に住んで3ヶ月経つけどね。私や玉ちゃんの知らないうちに、知らない神様を引っ掛けてくるのよ。」
「なんでそんな厄介な人、好きになったのよ。」
「4年も焦らされれば、私だっておかしくなるわよ。大体、そんな厄介な人じゃないと私を選んでくれないし、私みたいな厄介な女じゃないと、この人を選ばない。あと2年あるから覚悟しなさい私。」
「人を好きになるのに、覚悟が必要なんだ、私。」
「でなければ、一生処女で暮らすか?私。」
「それもやだなぁ。」
2人の佳奈は何言ってんだ?
「婿殿、この方はひょっとして?」
さすがに神職のしずさんには見当がついた様だ。
「そうです。天照皇大神が天の岩戸に隠れた時に、天宇受賣命の踊りに誘われて開きかけた天の岩戸をこじ開けた神様です。」
「なんでうちの婿殿は、そんな方とお知り合いになったのかしら。」
「天照皇大神のご両親(ご両神)に、僕は貸しがありますから。」
「天照皇大神様のご両親って、伊弉諾様と伊奘冉様ですよ?」
「あ!」
「です。」
うちのお嫁さん2人は気がついた様だ。
「以前、3人で筑波山に遊びに行った時に逢いましたから。」
「私は、何してんのよ?」
「そうそう、筑波山は確か伊弉諾・伊奘冉を祀る霊山なんだっけ?」
「そうか、あの時はみんなでサンスケさんの奥さんとお子さんを助けに行きました。」
「いざと言う時の僕らは過剰戦力になるからね。そこら辺が調整出来る神様が居ると、いざと言う時助かるなぁって思ってたら、御狐様が呼んで来てくれた。」
「私達って過剰戦力なの?」
若い方の佳奈が、恐る恐る手を挙げて質問してくる。
なんか新鮮な反応でいいぞ。
「本気になったら、君らが持つ弓、薙刀、小刀で、外にいる2万騎の平広常軍は全滅出来るよ。」
あ、3人とも固まった。
「じゃないと、君らここで手足の一本もなくなる可能性があったからね。。荼枳尼天はそれを恐れて香取神宮と鹿島神宮に参拝するように命じたんだよ。」
「あのドライブにそこまでの裏話があったんだ。」
「そう言えば、何をしていたのか覚えてないけど、玉も佳奈さんも、帰りは寝ちゃいましたね。」
「キクヱさんにお礼を言っておきなさい。彼女のことだから、その内ひょこっと来るから。」
「わかった。」
「はい、です。」
「あの、キクヱさんて誰?」
「その内わかる!私!」
「はぁ。」
「では、そろそろ良いか?」
「お待たせ致しました。ご存分に。」
「儂は見守るだけだが、約束の者を出そうぞ。」
手力男は、フン!とサイドチェストのポーズを取ると、大口真神が更に2頭顕現する。
因みにこの神様、僕が暇つぶしに見てた「◯ッスルボディは◯つかない」が大好きで、DVDが電気異常起こすまで、ヘビーローテーションしてました。
見れなくなって泣きべそ描いてました。
僕の周りにいる神様は、誰も彼も人間くさすぎます。
そして。
手力男がポーズを決めた先。
そこには、黒揚羽の旗印を背負う武将と
桔梗紋の旗印を背負う武将が静かに並んでいた。
「久しゅうございます。」
「うむ。共に沓を並べるとは、いつ以来だろうか。」
「私は徒士で懸命に殿のあとをついて行ったものです。」
「いつも振り向けばお主がいた。儂には心強いおのこだったぞ。」
「勿体のうお言葉にございます。」
手力男は洞窟の入り口を、その力でこじ開ける。
あの日、天の岩戸から天照皇大神を引き摺り出した様に。
外では、牛馬が左右綺麗に別れて、その2人の武将を迎えている。
「ひぅ」
僕らの最強戦力のにフクロウくんが待っていてくれた。
大きく羽ばたくと、玉の肩に「ずっとここにいたよ」とでも言う様に移り、その頭を玉に擦り付けた。
そして。
洞窟の上、すなわち台地の上には1人の武将が、部下を従えて騎馬で待ち構えている。
その旗印も黒揚羽。
すなわち、僕が授けた平氏本流を表す旗。
平政秀である。
騎馬騎乗で見事に数メートルの崖を駆け降りると、洞窟内から現れた2人の武将、平行秀と平将門に並んだ。
承平天慶の乱で新皇を名乗り、武運拙く逝った日本最大最強の怨霊・平将門。
将門に常に従い、将門亡き後、その霊を弔い、復讐の為荼枳尼天を勧請しながら果たせず逝った平行秀。
その2人を誇りに、この市川の地を治め、玉の父・杢兵衛さんを育て上げた平政秀。
「勝鬨!」
うおおおおおおおおおお!
まだ開戦前だと言うのに、政秀さん配下の武士達が、腹の底から大声をあげる。
対平広常軍、第二戦の開始だった。
あらあらまぁまぁお母さんは、その口元の微笑を崩さない。
僕の関係者の中では、一番神と接して来て、身体も感情も僕に振り回されて来た人なので、僕の言いたいことはもうわかって、わかり過ぎているんだろう。
僕が確認したいのは、その覚悟だ。
ある意味、1人の女性として生きる希望を捨てることになるから。
「僕は杢兵衛さんとの縁(えにし)を結んでいないので、親子3人の生活を取り戻すことは出来ませんが、今ならば、この時代で、玉との生活の続きを過ごすことが出来ます。」
「それはつまり、婿殿や佳奈お姉さんと逢えなくなるんですね。」
「おそらく、僕らと逢った記憶自体が無くなるでしょう。」
それを聞いた玉と佳奈と佳奈が、無言で僕にしがみついて来た。
以前玉達に話した時は、ここまで突っ込んだ話はしていなかったと思う。
「本体、僕らは逢うことのない、逢ってはいけない人間なんです。僕の浅葱の力はそれを可能にする力ではありますが、時間には自己修正能力があります。本来流れた正規の歴史では、貴女は亡くなり玉の未来も定かではありませんが、荼枳尼天と一言主の加護を得て、また娘さんの玉は貴女を救うという試練を果たしたので、この時代で幸せに暮らしていけるでしょう。その程度の歪みは浅葱が引き受けます。」
「私は……………。」
腕の中で寝てしまったてんじを優しく撫でながら見下ろしながら、はっきりとした口調で、でも微笑みは絶やさずに返してくれた。
「私は婿殿達との生活を選びますよ。それに、私達の記憶が無くなっても、玉は絶対に貴方を思い出します。私もですよ。仮に思い出せなかったとしたら、ずっと大切な何かを落としたまま生きる事になるでしょう。そんなのは嫌です。」
たぬきちとテンママとてんいちが、しずさんの元に集まった。
後ろには、モーちゃんと大口真神が立っている。
「玉は貴方と添い遂げると言ってます。確かに婿殿の時代で生きるには、存在しない私達には大変なことが多いでしょう。貴女だけで無く、佳奈お姉さんにも迷惑をかけてしまうかも知れません。それでも。」
母は、僕に張り付いた娘の顔を見つめる。
「私は玉の母であり、貴方の義母(母)であり、青木佳奈さんの義母(母)であることを選びます。たぬきちさんや、ぽん子さんや、モーちゃんさん。みんなのお母さんであることを選びます。」
だろうね。
母は強しだ。
しずさんは最早、この僕が齎してやらかした変な生活の、ふとしたキッカケで集まって来た僕達全員のお母さんだ。
「私はね、婿殿。貴方と玉の、そして貴方と佳奈お姉さんの子供達のお婆ちゃんになることが今の願いなんですよ。ぽん子ちゃんも、モーちゃんも、''うち''には女の子がたくさん居ますから、白いモルちゃんみたいにお婿さんを見つけて、この仔達のお婆ちゃんにもなりたいの。」
今度は玉が、佳奈が、佳奈が、しずさんに抱きつきに行った。
「私はどんなに辛くとも、その道を選びますよ。ね、私の大切な息子で、私の大好きな玉のお婿さん。」
「殿!白状しますけど、玉はとっても欲張りな女の子です。殿もお母さんも佳奈さんも、モーちゃんもモルちゃんも、全部手放す気はありません!」
「わかった。」
わかっていたさ。全部ね。
実はまだ縁(えにし)は固まり切っていない。
まだ僕らには、やらなければならない試練がいくつかある。
ではその一つを始めようか。
★ ★ ★
「手力男命さん!」
「おうさ!」
茶店の向こうに、どでかいお父さんが顕現して、力瘤を見せつけてくれる。
この神様、逢ったその日から、脳筋馬鹿キャラを楽しんでいるので、ただの人間からすると始末に負えない。
ましてやこの神様、「脳筋」って概念を日本人が考えた事も、悪口な事も、全部承知で使い出したから、頭が痛い。
「また知らない人が出て来たよ。」
「私が知らないの?」
「この人の側に住んで3ヶ月経つけどね。私や玉ちゃんの知らないうちに、知らない神様を引っ掛けてくるのよ。」
「なんでそんな厄介な人、好きになったのよ。」
「4年も焦らされれば、私だっておかしくなるわよ。大体、そんな厄介な人じゃないと私を選んでくれないし、私みたいな厄介な女じゃないと、この人を選ばない。あと2年あるから覚悟しなさい私。」
「人を好きになるのに、覚悟が必要なんだ、私。」
「でなければ、一生処女で暮らすか?私。」
「それもやだなぁ。」
2人の佳奈は何言ってんだ?
「婿殿、この方はひょっとして?」
さすがに神職のしずさんには見当がついた様だ。
「そうです。天照皇大神が天の岩戸に隠れた時に、天宇受賣命の踊りに誘われて開きかけた天の岩戸をこじ開けた神様です。」
「なんでうちの婿殿は、そんな方とお知り合いになったのかしら。」
「天照皇大神のご両親(ご両神)に、僕は貸しがありますから。」
「天照皇大神様のご両親って、伊弉諾様と伊奘冉様ですよ?」
「あ!」
「です。」
うちのお嫁さん2人は気がついた様だ。
「以前、3人で筑波山に遊びに行った時に逢いましたから。」
「私は、何してんのよ?」
「そうそう、筑波山は確か伊弉諾・伊奘冉を祀る霊山なんだっけ?」
「そうか、あの時はみんなでサンスケさんの奥さんとお子さんを助けに行きました。」
「いざと言う時の僕らは過剰戦力になるからね。そこら辺が調整出来る神様が居ると、いざと言う時助かるなぁって思ってたら、御狐様が呼んで来てくれた。」
「私達って過剰戦力なの?」
若い方の佳奈が、恐る恐る手を挙げて質問してくる。
なんか新鮮な反応でいいぞ。
「本気になったら、君らが持つ弓、薙刀、小刀で、外にいる2万騎の平広常軍は全滅出来るよ。」
あ、3人とも固まった。
「じゃないと、君らここで手足の一本もなくなる可能性があったからね。。荼枳尼天はそれを恐れて香取神宮と鹿島神宮に参拝するように命じたんだよ。」
「あのドライブにそこまでの裏話があったんだ。」
「そう言えば、何をしていたのか覚えてないけど、玉も佳奈さんも、帰りは寝ちゃいましたね。」
「キクヱさんにお礼を言っておきなさい。彼女のことだから、その内ひょこっと来るから。」
「わかった。」
「はい、です。」
「あの、キクヱさんて誰?」
「その内わかる!私!」
「はぁ。」
「では、そろそろ良いか?」
「お待たせ致しました。ご存分に。」
「儂は見守るだけだが、約束の者を出そうぞ。」
手力男は、フン!とサイドチェストのポーズを取ると、大口真神が更に2頭顕現する。
因みにこの神様、僕が暇つぶしに見てた「◯ッスルボディは◯つかない」が大好きで、DVDが電気異常起こすまで、ヘビーローテーションしてました。
見れなくなって泣きべそ描いてました。
僕の周りにいる神様は、誰も彼も人間くさすぎます。
そして。
手力男がポーズを決めた先。
そこには、黒揚羽の旗印を背負う武将と
桔梗紋の旗印を背負う武将が静かに並んでいた。
「久しゅうございます。」
「うむ。共に沓を並べるとは、いつ以来だろうか。」
「私は徒士で懸命に殿のあとをついて行ったものです。」
「いつも振り向けばお主がいた。儂には心強いおのこだったぞ。」
「勿体のうお言葉にございます。」
手力男は洞窟の入り口を、その力でこじ開ける。
あの日、天の岩戸から天照皇大神を引き摺り出した様に。
外では、牛馬が左右綺麗に別れて、その2人の武将を迎えている。
「ひぅ」
僕らの最強戦力のにフクロウくんが待っていてくれた。
大きく羽ばたくと、玉の肩に「ずっとここにいたよ」とでも言う様に移り、その頭を玉に擦り付けた。
そして。
洞窟の上、すなわち台地の上には1人の武将が、部下を従えて騎馬で待ち構えている。
その旗印も黒揚羽。
すなわち、僕が授けた平氏本流を表す旗。
平政秀である。
騎馬騎乗で見事に数メートルの崖を駆け降りると、洞窟内から現れた2人の武将、平行秀と平将門に並んだ。
承平天慶の乱で新皇を名乗り、武運拙く逝った日本最大最強の怨霊・平将門。
将門に常に従い、将門亡き後、その霊を弔い、復讐の為荼枳尼天を勧請しながら果たせず逝った平行秀。
その2人を誇りに、この市川の地を治め、玉の父・杢兵衛さんを育て上げた平政秀。
「勝鬨!」
うおおおおおおおおおお!
まだ開戦前だと言うのに、政秀さん配下の武士達が、腹の底から大声をあげる。
対平広常軍、第二戦の開始だった。
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