転生-Transmigration-

キネロ

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ギルド長登場です

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「まったく、一体なんの騒ぎだ」

バイルを倒すと闘技場の入り口
から女の人が現れた
綺麗な青髪短髪につり上がった目
身長は170cm前後だろうか
胸は驚くほどあり
ボン、キュッ、ボンではなく
ドンッ、キュッ、ボンな感じだ

「ミア、これはなんの騒ぎだ?」
「ギルド長!これはそのですね」
「いいから速く説明しろ!」

ギルド長!?あの人がそうなのか!?

「はいっ!これは今新人の
Dランク アキラ・ヤミツキさんと
Sランク バイル・マークさんの
試合を行い今終わったところです
結果はアキラさんの勝ちです」
「何!バイルが負けたのか!?
しかもDランクの新人に!?」

ギルド長が驚いていると
バイルが目を覚ました

「あぁ、無様に負けたよ
手も足も出なかった。正直
ここまで強いとは思って
なかったよ」
「そうかとにかく無事で何よりだ
それよりアキラと言ったな」
「はい、俺がアキラです」
「お前がそうか。よし!
アキラ、今から私と勝負しろ
これはギルド長命令だ
拒否することは許さん!」
「待ってください!
流石に無理です。いま勝負が終わったのにまた勝負は流石にきついです!」
「いいから勝負しろ。
これで私に勝ったらSランクに
ランクアップさせてやる」
「わかりました。やりましょう
いますぐやりましょう」
「アキラお前、単純だな」
「マリナなんか酷くない!?」
「もういい、とにかく無茶だけはするな。ギルド長は一応ランクは
SSSだ。注意しろ」
「マジかよ、わかった」

そう言ってギルド長と俺以外は
全員闘技場の客席に移動した

「先行は譲ってやる。
かかってこい、私は逃げも隠れもしない」
「わかりました。なら全力で
行かせてもらいます!」

そう言って俺は地面にクレーターができるほどの力で地面を蹴り
ギルド長に突っ込んだ

「スピードはかなり速いな
だがまだまだだな」

そう言ってギルド長は俺が懐に
入る前に腹に膝蹴りを入れてきた

「グッ!」
「ほらまだまだいくぞ!」

俺の体が浮いたタイミングで次は
同じところに正拳突きを放った

「ガッ!」

なんだよこの人は!
一発一発がバカみたいに重たい

そう思い一旦下がり魔法で勝負
することに決めた

「これならどうだ!
轟け雷鳴  天の怒り
雷光を迸らせ
敵を穿つ
神の恐ろしさを思い知り
悪を討ち滅ぼせ!
鳴雷 -ナルカミ-」

バイルを倒した魔法
これならどうだ!

鳴雷はギルド長に命中して
土埃がまった。次第に土埃が
晴れていった。そこには

「ほう、雷魔法か。珍しいな」

無傷のギルド長が立っていた

「マジかよ。どんな体してんだよ
何をやっても勝てる気がしねぇ」
「今のはさすがに驚いたぞ」
「ならもう一回驚かせてやるよ
   凍れ全てのものよ
   命あるものは全て凍るだろう
   溶けることのない氷に
   その中で永遠に
   氷の地獄に殺されろ!
   永遠氷結地獄-コキュートス-」

今度は氷魔法
流石に効いただろ

「今度は氷魔法か。本当に驚く」

ギルド長の声が聞こえてきて
振り向くとそこには氷にひびを
いれて脱出したギルド長がいた

「驚くことばかりだな
だがまだまだだな。お前に敬意を
はらい終わらせてやろう」

ギルド長はそういい手を前に出し
詠唱を始めた

「目覚めよ海神
    敵を穿て
    己の正義の元に
    己の槍をもって
    悪を滅せよ!
    海神の槍-トライデント-」

ギルド長は魔力で作った巨大な
槍を俺にめがけて放った

「こやんなところで負けるかよ!
槍には槍だ!」

そう言って俺も手を前に出し
魔力を練り出した

「目覚めよ雷神
    雷鳴を鳴らし
    敵を穿て
    己の槍をもって
    悪を討ち滅ぼせ!
    雷神の槍-ゲイボルグ-」

ギルド長の放った槍と
俺が放った槍が二人の間で
衝突し爆発した




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本日から毎日1話ずつ投稿します

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戦闘描写は難しいな



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