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37話
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ケイトside
解除音と共に部屋の中に慌ただしく入ってきた足音誰のモノなのか気づいた俺は、背中を向けたままテラを抱きしめる。
テラは微かに息をしていて、ゆっくりと涙が溢れる瞳を開けて俺を見つめた。
T「私はケイトを愛してる……」
テラの掠れた声が部屋の中に響くと、俺の後頭部に冷たいモノが突き付けられた。
M「そろそろ酸素がなくなる頃だと思って慌ててきたら…なんでお前がここにいんだよ……」
K「なんでかわざわざ言わないと分からないのか?覇道組の若頭であろう人が。」
俺がそういうとカチャっと音を立ててさらに強く銃口を俺の頭に突き付けた。
今、俺がテラの目の前でムネオリに撃たれて死んだら…
テラはどうなるのだろう?
不安そうな目でグッタリとしたテラはポロポロと涙を零しながら俺の胸の中で震えている。
後ろにいるムネオリの目にもそんなテラの姿が映っているはずなのに、そんなテラに構うことなくそんな行動をするコイツはもう…
テラを愛してはいない。
これはただの…執着だ。
K「殺すんだろ?早く殺せよ。ハウの事も殺したのか?あれだけ自分を犠牲にして組のためにしてくれた女なのに殺したのか?」
M「殺したよ。俺がこの手で殺してあげた。きっとハウも俺に殺されて喜んでるよ……」
俺はその言葉を聞いてあまりの怒りから震える拳をギュッと握り、テラをそっとガラスケースにもたれ掛からせるようにして座らせると、俺はゆっくりと立ち上がり振り返った。
すると、ムネオリの顔には血液が付いていて、それはきっとハウの血液なんだと思ったら俺は怒りからギュッと奥歯を食いしばった。
チラッと後ろを見ればジニさんの頭にも銃口が向けられていて、俺にはムネオリを含め部下達が構える複数の銃口が向けられ身動きが取れなくなる。
ムネオリは俺に銃口を向けたままゆっくりと離れると、グッタリとしているテラに近づき、テラは怯えた顔をして抱きしめようとするムネオリの身体を押してジタバタとし、俺の方を見て涙を浮かべながら助けを求めている。
テラを助けたくても助けられない状況になってしまった…。
悲痛に歪むテラの顔を見たら胸が痛くて抉れそうになる。
そんな俺がつい動くとムネオリは威嚇するように俺を睨み銃口を向け直す。
M「今から俺たちが仲良くするとこ…アイツに見せてあげよっか?ねぇ?テラ…?」
T「やだ!離して!いやぁーーーー!!」
テラの悲痛な声が響くと同時にムネオリはテラの白いワンピースを勢いよく破り、俺の反応を楽しむかのようにテラの首筋に唇を這わせ、太ももを撫でる。
K「殺すぞ……」
M「銃口を向けられてるのはテメェだろ?」
ムネオリは俺の言葉を鼻で笑うと、怯えるテラの身体に指を這わせさらに震えさせる。
テラは泣き叫びながらそれを拒み、ジニさんは顔を歪めながら目を背けた。
俺は何もすることが出来ず、拳を握り締め歯を食いしばる。
すると…突然…
屋敷中の警報器が鳴り響き、その場にいる全員の動きが止まった。
M「この音は……」
「火災報知器です!!」
M「なに!?」
下に残っていたムネオリの部下が慌てた顔をして部屋へと入ってきた。
「や…屋敷が燃えてます!!わ…若頭早く逃げないと!」
その言葉を聞いて俺の頭に銃口を向けている男が油断した隙を見て、俺はその男から拳銃を奪い、そのまま引き金を引きまた、もう1人の男にも引き金を引いた。
パンッ!パンッ!と大きな音と共に床に無残な姿で横たわっていくムネオリの部下たち。
ふと、ジニさんの方を見るとジニさんに銃口を向けていた男も床にだらしなく倒れ込んでいて、ジニさんはその男から奪った拳銃の銃口をそのままムネオリに向け…
俺もムネオリに銃口を向ける。
すると、1人残ったムネオリは愛してるはずのテラの頭に銃口を突きつけニヤッと笑った。
K「やめろ……」
M「初めから…こうすれば良かったんだ…テラと一緒に死ねば…俺たちずっと一緒だよね…」
ムネオリはそう言うとチュッとテラのこめかみにキスをする。
T「ケイト…ゴホッ…逃げて…お願い…逃げて…!!」
火の手が回り煙が立ち込め始め、テラは顔をしかめ咳き込みながら言った。
K「置いてけるわけ……ないじゃないですか……」
俺は火が襲いくる恐怖よりもテラを失う恐怖に怯え、拳銃を構えた手が微かに震える。
なのに俺の目の前にいるムネオリは震える事も…怯える事もなく…
その目は本気でテラを道連れに死を覚悟しているのが見て取れた。
俺は拳銃から手を離しムネオリの前に跪く。
すると、ジニさんは驚いた顔をしてムネオリはそんな俺の姿を笑いながら見ていた。
K「頼む…頼むよ…どうか…テラの命だけは…助けてほしい…覇道組が望むもの全てを渡すから…どうかテラの命だけは……」
俺がそう言うとテラに向けられていたムネオリの銃口は俺の方に向けられた。
煙が立ち込める部屋の中…
息苦しくなり始めたテラは泣きながら酷く咳き込んでいる。
ジニさんは何かを悟ったのか…
諦めた表情をしてゆっくりと瞳を閉じた。
M「ならさ…お前が死ねよ。」
ムネオリがそう言った瞬間…
俺は死を覚悟をし、ギュッと瞳を閉じた。
T「ケイト!!!!」
テラの悲痛な叫び声が響いたその瞬間…
大きな銃声が鳴り響いた。
つづく
解除音と共に部屋の中に慌ただしく入ってきた足音誰のモノなのか気づいた俺は、背中を向けたままテラを抱きしめる。
テラは微かに息をしていて、ゆっくりと涙が溢れる瞳を開けて俺を見つめた。
T「私はケイトを愛してる……」
テラの掠れた声が部屋の中に響くと、俺の後頭部に冷たいモノが突き付けられた。
M「そろそろ酸素がなくなる頃だと思って慌ててきたら…なんでお前がここにいんだよ……」
K「なんでかわざわざ言わないと分からないのか?覇道組の若頭であろう人が。」
俺がそういうとカチャっと音を立ててさらに強く銃口を俺の頭に突き付けた。
今、俺がテラの目の前でムネオリに撃たれて死んだら…
テラはどうなるのだろう?
不安そうな目でグッタリとしたテラはポロポロと涙を零しながら俺の胸の中で震えている。
後ろにいるムネオリの目にもそんなテラの姿が映っているはずなのに、そんなテラに構うことなくそんな行動をするコイツはもう…
テラを愛してはいない。
これはただの…執着だ。
K「殺すんだろ?早く殺せよ。ハウの事も殺したのか?あれだけ自分を犠牲にして組のためにしてくれた女なのに殺したのか?」
M「殺したよ。俺がこの手で殺してあげた。きっとハウも俺に殺されて喜んでるよ……」
俺はその言葉を聞いてあまりの怒りから震える拳をギュッと握り、テラをそっとガラスケースにもたれ掛からせるようにして座らせると、俺はゆっくりと立ち上がり振り返った。
すると、ムネオリの顔には血液が付いていて、それはきっとハウの血液なんだと思ったら俺は怒りからギュッと奥歯を食いしばった。
チラッと後ろを見ればジニさんの頭にも銃口が向けられていて、俺にはムネオリを含め部下達が構える複数の銃口が向けられ身動きが取れなくなる。
ムネオリは俺に銃口を向けたままゆっくりと離れると、グッタリとしているテラに近づき、テラは怯えた顔をして抱きしめようとするムネオリの身体を押してジタバタとし、俺の方を見て涙を浮かべながら助けを求めている。
テラを助けたくても助けられない状況になってしまった…。
悲痛に歪むテラの顔を見たら胸が痛くて抉れそうになる。
そんな俺がつい動くとムネオリは威嚇するように俺を睨み銃口を向け直す。
M「今から俺たちが仲良くするとこ…アイツに見せてあげよっか?ねぇ?テラ…?」
T「やだ!離して!いやぁーーーー!!」
テラの悲痛な声が響くと同時にムネオリはテラの白いワンピースを勢いよく破り、俺の反応を楽しむかのようにテラの首筋に唇を這わせ、太ももを撫でる。
K「殺すぞ……」
M「銃口を向けられてるのはテメェだろ?」
ムネオリは俺の言葉を鼻で笑うと、怯えるテラの身体に指を這わせさらに震えさせる。
テラは泣き叫びながらそれを拒み、ジニさんは顔を歪めながら目を背けた。
俺は何もすることが出来ず、拳を握り締め歯を食いしばる。
すると…突然…
屋敷中の警報器が鳴り響き、その場にいる全員の動きが止まった。
M「この音は……」
「火災報知器です!!」
M「なに!?」
下に残っていたムネオリの部下が慌てた顔をして部屋へと入ってきた。
「や…屋敷が燃えてます!!わ…若頭早く逃げないと!」
その言葉を聞いて俺の頭に銃口を向けている男が油断した隙を見て、俺はその男から拳銃を奪い、そのまま引き金を引きまた、もう1人の男にも引き金を引いた。
パンッ!パンッ!と大きな音と共に床に無残な姿で横たわっていくムネオリの部下たち。
ふと、ジニさんの方を見るとジニさんに銃口を向けていた男も床にだらしなく倒れ込んでいて、ジニさんはその男から奪った拳銃の銃口をそのままムネオリに向け…
俺もムネオリに銃口を向ける。
すると、1人残ったムネオリは愛してるはずのテラの頭に銃口を突きつけニヤッと笑った。
K「やめろ……」
M「初めから…こうすれば良かったんだ…テラと一緒に死ねば…俺たちずっと一緒だよね…」
ムネオリはそう言うとチュッとテラのこめかみにキスをする。
T「ケイト…ゴホッ…逃げて…お願い…逃げて…!!」
火の手が回り煙が立ち込め始め、テラは顔をしかめ咳き込みながら言った。
K「置いてけるわけ……ないじゃないですか……」
俺は火が襲いくる恐怖よりもテラを失う恐怖に怯え、拳銃を構えた手が微かに震える。
なのに俺の目の前にいるムネオリは震える事も…怯える事もなく…
その目は本気でテラを道連れに死を覚悟しているのが見て取れた。
俺は拳銃から手を離しムネオリの前に跪く。
すると、ジニさんは驚いた顔をしてムネオリはそんな俺の姿を笑いながら見ていた。
K「頼む…頼むよ…どうか…テラの命だけは…助けてほしい…覇道組が望むもの全てを渡すから…どうかテラの命だけは……」
俺がそう言うとテラに向けられていたムネオリの銃口は俺の方に向けられた。
煙が立ち込める部屋の中…
息苦しくなり始めたテラは泣きながら酷く咳き込んでいる。
ジニさんは何かを悟ったのか…
諦めた表情をしてゆっくりと瞳を閉じた。
M「ならさ…お前が死ねよ。」
ムネオリがそう言った瞬間…
俺は死を覚悟をし、ギュッと瞳を閉じた。
T「ケイト!!!!」
テラの悲痛な叫び声が響いたその瞬間…
大きな銃声が鳴り響いた。
つづく
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