腰エンパイア

おじいちゃん

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第三章

計画

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少佐は椅子に座り考え込んでいた。
影の主との通信が終わりどっと疲れが出た
しかし共和国、帝国どちらも絡んだ事件だったとは

帝国の非人道的行為が公になり改造ウイルスの事が外にバレたら成分一覧の解析、そこから共和国とウエストテックの事も明るみになる。

下手をすれば諸外国から非難され、輸入規制で物資がなくなり両国共に国際社会から弾き出されて共倒れになる。それだけは避けなければ。

しかし改造兵士のデータはすでに本部に渡ってしまっている。こちらが公になれば改造ウイルスにも繋がってしまう。もしかしたら本部連中はどちらの情報も消そうとしているのではないか。

なるほどそれで甘い汁を啜っている本部連中にも狙われたのかと納得した。これからは軍にいるときも気を抜けない。どうしたものかと少佐は悩んでいた。

数日後影の主からまた通信が入った。
少佐はここ数日で悩んだ事を報告した。
そして改造兵士の方のデータはどうすれば良いかと

影の主は笑った。
君は私に似ている。だから君を選んだのだと

改造兵士に関するデータは共和国は喉から手が出るほど欲しいだろうが公表されて改造ウイルスに繋がるのはまずい。それに気づいた連中はきっと極秘裏に解析して改造兵士の事は公にしないだろう。

だが本部のデータ解析班にはうちのエキスパートを潜り込ませてある。やつらが解析を終えて真実に辿り着く前にコピーを取らせてもう手元にあるそうだ。

そこで頼みがあるそうだ。少佐は広報部に古い馴染みがいると聞いた。その人物と連絡をとり是非改造兵士のデータを公表して欲しいとの事だ。

舌を巻いた。まるで全てこの人の掌で転がされているようだ。なるほど反乱者もこの人を選ぶわけだと

もし改造兵士のデータを公表した場合。いずれウイルスによる腰インダストリーと政府の癒着に辿り着く。なので改造兵士の詳細は伏せて非人道的行いにフォーカスを当てて発表する

共和国軍の上の連中を叩けないのは残念だが大義名分を得た軍は一気に攻め込む事が出来るのではないかと言う事

その後帝国内の反乱者と連絡をとり帝国を一掃したのち残りの発表をする事で共和国の浄化もなせるのではと影の主は考えていた。

しかしそれでは影の主が改造兵士と改造ウイルスの繋がり、腰インダストリーズと政府の癒着を隠したのではないかと後程バッシングの対象になり失脚してしまうのではないかと少佐は心配していた。

とにかくこの隠れ家セーフハウスが見つかるのは時間の問題の為本部に来て広報部とあって欲しいと告げられ少佐は不安を抱えたまま本部に休講する事となった。
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