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本編 ルーカス編
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しおりを挟む「嘘だ、、、嘘だ嘘だ。私は信じない。そんなわけない。私達は愛し合う運命なんだ。ありえない。」
「、、、、、、」
何かをボソボソ言ってるデーブ子爵をシリウスは、目を細めながら見ている。
あんな奴目に入れるだけで毒だぞ、シリウス。
「シリウス、、、?早く行きましょう?」
「、、、はっ!ルーカス、すみません。
私があなたのそばを離れたせいで酷い目に合わせてししまいましたね、、、」
「いいえ、!あの方には何もされていませんから、、、」
これ、もしかして俺が口悪いってこと気づかれてない感じ?
え?ほんとに?
いつもなら遠回しに悪口言うけど今回、イラつきすぎて結構ドストレートに言っちまったんだよな。
聞かれてなかったのかな?ふぅ~
あっぶねー、
「ルーカスが私の代わりに言い返してくれていて嬉しかったですよ。ありがとうございます!」
普通にバレてるやん。
、、、、、、
最悪だぁぁぁぁぁぁ!
ずっと純粋可愛いキャラ売りにしてたのに!
うわぁぁぁぁぁ!あのクソ豚ふざけんなよ!
俺としたことが!シリウスにバレるなんて、
「シ、シリウス、、、聞こえて、いたんですか、?」
「はい、ルーカスのおかげでスッキリしましたよ!」
泣いていいかな?
「い、いつもはあんなに、端無い口調で話さないのですけれど、今回、今回だけ流石に頭に来てしまって、つい、、、」
嘘です。心の中ではめちゃくちゃ口調荒いです。ハゲandデブとか言ってました。
勝手に勘違いされたのがちょっと、、、いや、だいぶ気持ち悪くてめっちゃ貶してました。
俺の性格の悪さが露呈して婚約破棄とか嫌なんだけど!?
俺の筋肉、、、いや!シリウス!
頼むからそんなことは言わないでくれぇぇ!
「いつも優しい君があそこまで言うということはそれほど酷い目にあったんだろう?我慢しなくていい。
それに、君が言い返してくれたおかげでまた自分に自信が持てた。ありがとう。」
、、、、、、
えっ、好き。
俺のこと優しいって思ってくれてるんだ、!
なんか、シリウスって結構騙されやすいというか、チョロいというか、、、まあ、可愛い!
うん!
そんなとこも好きだよ!
今すぐに結婚したい!
「いえ、シリウスにそう言っていただけて嬉しいです。来賓の皆様をお待たせしていると思いますし会場に戻りましょう?」
「そうだな。」
俺はデーブ子爵を騎士たちに任せてシリウスと一緒に大広間へ戻った。
大広間では貴族達が談笑をしたり踊ったりそれぞれ楽しんでいた。
「ルーカス、気分転換に一緒に踊らないか?」
なんとなんと!
シリウスからのダンスのお誘いが来ました!
実はシリウスって運動神経良いのにダンスが結構苦手というか慣れてなかったみたいで、俺と婚約してからよく練習していることを侍女長のイリアから聞かされていた。
その時は可愛いぃぃー!って声に出して言っちゃってイリアを驚かせてしまったものだ。
だって、戦場で武器ぶん回してるシリウスが俺の前ではダンスが苦手でたじたじになっちゃってるんだよ?
萌えるでしょ??
ギャップ萌えだわ!
せっかく、シリウスに誘ってもらえたんだ。踊る一択でしょ!
「えぇ、よろこんで!」
いざ踊ってみると、
シリウスは猛特訓の末か、ダンスがめちゃくちゃ上達していた。
前は、エスコートのエの字も無かったのに俺のことをしっかり支えてくれている。
完璧な微笑と優雅なステップだ。
感動ものだよ。涙出るわ。
俺の体を潰しちゃうかもしれないとか爆弾発言してたシリウスが、、、
成長したなぁ、、、!
俺はそんな感動と共にダンスを踊り終えた。
そんなこんなで、パーティーは、デーブ子爵の件以外は全て上手くいって大成功を収めた。
大きな事件も起きなかったし、何より俺たちの仲の良さを存分にアピール出来たパーティーになった。
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