その少年貴族は冒険者につき~男爵家の少年のハーレム冒険譚~

イズミント(エセフォルネウス)

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12 モニカとココアのフォロー

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「ただいま」

「お兄ちゃん、お帰り。 どうだった?」

「一応、ブルホーンの件は報告した。 基本的にあの群生地には現れないはずなのにと頭を抱えていたが、依頼遂行中のアクシデントのお詫びとして別枠での報酬を貰った。 ちなみに帰る前に父さんにもこの件を伝えたよ」

「そっか。 じゃあ、緑の薬草の採取依頼は?」

「完了報告をしたよ。 一応そっちの分の報酬も貰った。 こっちは銅貨30枚とポーション3個だがな」

 一旦帰宅した後、モニカとココアをアリスに任せ、レクスはギルドに依頼完了報告と同時に緑の薬草の群生地にブルホーンが襲いかかってきた事も報告した。
 採取依頼の報酬に加え、ブルホーン襲撃というアクシデントのお詫びの報酬も受け取ったレクスは、その足で父がいる領主の館に向かい、同様の報告をしたようだ。

「それで、ココアとモニカの様子はどうだ?」

「今は大丈夫だよ。 私の方からも励ましたけどね」

「分かった。 俺からも声を掛けておくよ。 フォローも大事だしな」

「うん」

 そして、モニカとココアの様子を尋ねた所、今は大丈夫らしい。
 アリスからもフォローを入れたが、レクスの方もフォローする必要があるとし、モニカとココアがいる部屋へ向かう。

「二人とも、レクスだ。 入るぞ」

「あ、はい」

 二人がいる部屋にノックをし、許可を貰ってから部屋に入る。

「お兄さん……」

「兄様……」

「二人とも、大丈夫だったか?」

「はい、一応は……」

「私は……怖くて動けませんでした……」

 モニカとココアも一応、大丈夫そうに振舞っているが、ブルホーンの恐怖を思い出したのか、震えている。
 それを見たレクスは、二人に近づきそのまま抱きしめた。

「ごめんな。 いきなり二人には怖い思いをさせて。 二人が無事でよかったよ」

「お兄さん……温かいです」

「えへへ、兄様……。 私、兄様の温もりで安心しちゃいました」

 レクスの温もりで安心感を得たモニカとココアは、そのままレクスにくっついた。

「でも、私達はあの時怖くておもらししちゃいましたから、下着とかは無事じゃなかったですね」

「いや、それは言うべきじゃないだろう」

「いいんです。 兄様になら漏らしちゃった事も正直に言えますし。 前のパーティではこっそり着替えるしかなかっらですし」

「ああ……」

 突如、二人の無防備な発言に戸惑うレクスだが、二人は心底からレクスを信頼しているので、本当の事も言えるようだ。
 前のパーティでは、失禁する度にメンバーにバレないようにこっそり着替えざるおえなかったからだとか。

「とにかく、そろそろ夕飯になるから食べに行こう。 その後は少し訓練してから寝ようか」

「はいっ♪」

「私、兄様と一緒に寝たいです」

「あー、アリスにも相談しておく。 大丈夫だとは思うが……」

 そして、今日はもうすぐ夕食なので、そろそろ食べに行こうと告げる。
 その後は少し訓練してから寝る事になるのだが、ココアがレクスと一緒に寝たいと言い出した。

 それをアリスに相談したら、あっさりOKを貰って拍子抜けしたのはまた別の話。
 その際のアリスは、こうも言っていた。

「そもそも、この国は【一夫多妻法案】を施行されてるからココアちゃんやモニカちゃんを嫁にしても問題はないんだよ」

 それを聞いたレクスはそう言えばそうだったなと苦笑いしたようだ。

 こうして、夕食や訓練の後でレクスはココアとモニカを挟むようにして一緒に寝た。
 ちなみにアリスはモニカの隣で一緒に寝たようだ。

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