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◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
「大変申し訳ございません。
騎士アーネストはただいま竜の討伐に出ておりまして」
店のエントランスで、俺は女性客に頭を下げる。
背後の店内では無数の蝋燭の炎が揺れる灯りの下、ならべられた上質な貴族趣味の応接セットが複数浮かび上がっていた。
「あら、そうなの?
残念。
せっかくきたのに」
広げて顔面に掲げた扇の影で客は口を尖らせたようだ。
「代わりに、魔術師サヴェリオがお相手いたしますが、いかがでしょう? 」
「まぁ!
サヴェリオ様が? 」
先ほどまで不機嫌そうだった女の顔が不意に綻んだ。
「お席へご案内いたします」
俺は振り返ってマネージャーに視線を送った。
ホストクラブ「風待ちの風車亭」ナンバーワンのアーネストの休暇は正直痛い。
とは言え休暇も程ほどに出さないと、従業員がいつかずやってはいけない。
ナンバーツーのサヴェリオが休みでなかったのが幸いだ。
「ふぅ…… 」
マネージャーに案内されて店の奥へ進む女性客の背中を見送ってため息をついた。
「何だよ? その魔術師っての。
アイツどう見ても魔力なんてかけらも持ってないだろ? 」
呆れたような声で背後から呟かれた。
「あぁ、セルジェ兄さん」
振り返らなくてもそれが誰かは声だけでわかる。
「よ、相変わらず忙しそうだな」
ふらりと入ってきた男が俺の顔を見るなり口を開いた。
「おかげさまで」
俺はその顔に笑顔を向ける。
「いいんだよ。
貴族の奥方の遊び相手が普通の一般市民じゃ、いくら何でも不味いんだそうだ。
例え嘘でも高位身分の称号は不可欠ってさ。
半分はジョークだけど、お互い遊びだって承知の上で割り切ってる」
「そんなもんか。
全く、オマエが女性客相手の飲み屋なんかはじめるって言い出した時には、何をトチ狂ったのかと思ったけど、思った以上に繁盛してるな」
ほぼ満席のホールを見渡して兄貴は息を吐く。
「おかげ様でって言いたいけど、正直手放しで喜べないな」
広いホールの片隅。
できるだけ人目に付かない席に案内して俺は兄貴に腰を降ろすように勧めた。
「何故だ? 」
俺の言葉に兄貴は首を傾げる。
「いや、まさか。
貴族の奥方がこんなに複数常連になるのは正直予想外だったんだよ。
おかげで俺、奥方の旦那が出入りするところに顔出せない。
浮気相手斡旋しているって思われても仕方がないからな」
「そうでもないぞ。
皆感謝している」
「まさか」
「どこぞの下級貴族相手に浮気をして本気になられるより、ここのホスト相手の割り切った仲の方が安心だってな」
「安心か? 」
「少なくとも旦那方はそう思ってる。
家同士の結婚なんてそんなもんだと貴族は割り切っているって事だろ?
それにお前、徹底的に枕営業は禁止してるだろ? 」
「あれ、はじめたら泥沼だからな。
店の風紀も何もなくなっちまう。
この店はあくまでホストクラブで男娼斡旋所じゃないからな」
俺はため息混じりに言う。
正直、店を始めてまだ何年もたっていないけど、客と寝る契約違反が発覚した従業員を何人首切ったか。
「それより、どこからこんな商売の発想思いついたんだ? 」
「それは、その…… 」
兄貴の問いに、俺は口篭もる。
正直前世の記憶だとは言えない、言ったところで信じてはもらえないだろう。
「ほら、俺。
兄貴達みたいに頭がいいわけじゃないしな。
医者や弁護士は無理だし、騎士とかも体力的に無理だし、できること考えたらこうなっただけだ」
「オマエ、魔力の勉強のほうはからっきしだけど、昔から人あしらいだけは巧かったものな」
兄貴は運ばれてきたカクテルを飲み干す。
「それで、今日は?
何か用があって来たんだろう? 」
「ああ、そうだった」
俺の問いに兄貴は思い出したように徐に内ポケットに手を入れ一通の封書を差し出した。
「これ、邸の方に届いたから…… 」
上質な紙を使った封筒に紋章の押された封蝋が一際目を引く。
夜会か何かの招待状なのは明らかだ。
「いいよ、兄さんが行ってくれ。
今更面倒だ。
ってか、さっき俺お偉い方々の前に顔を出せないって言ったばかりだよな? 」
皮肉をこめて兄貴を軽く睨む。
「グリゼルタがエスコートして欲しい案件でもか?
友人の婚約発表の夜会だそうだ。
可哀想だと思わないのか? パートナーが多忙なせいで夜会どころか親友の茶会にも顔を出せないなんて」
「う…… 」
それを言われると言葉がない。
グリゼルタには申し訳ないとは思っている。
ただ、俺と結婚すればグリゼルタだって貴族の戸籍からは抜ける。
だから今更貴族の連中と懇意になってもあまり意味はないとグリゼルタは言う。
その言葉に甘えている自覚は充分あった。
兄貴に言わせれば、だからこそ貴族のうちにもう少し華やかな雰囲気に浸らせてやりたいというところだ。
とは言っても、俺同様グリゼルタにはグリゼルタなりの夜会へ頻繁に顔を出せない事情を抱えているのを俺は知っている。
無理に誘ったりしたら却って悲しい思いをさせてしまう。
気の進まないまま招待状を受け取ると目を通す。
「ギルランダ家……
ふうん、ミリアムのところか」
俺は呟く。
グリゼルタは親友だが、俺とミリアムとの間柄は単なる知り合い。
婚約祝いは花でいいだろう。
確か、この間のグリゼルタの話だと、ミリアムの好きな花はオールドローズ。それもわずかに青みの掛かったピンクだったよな?
ざっくりと思い返す。
「悪いけど兄さん、用事頼まれてくれないか? 」
「何だ? 」
「花屋に、クラシックピンクのオールドローズ五十本、この日にちまでになんとしても探せって」
招待状を見せながら言う。
本当なら俺が行きたいところだが、前世の世界と違って夜中にやってる高級花屋なんかあるわけがない。
かといってこの商売、昼間花屋の開いている時間は使用人ともども爆睡だ。
「オールドローズって、今の季節にあるわけないだろ? 」
兄貴が首を振った。
「だから、『なんとしても探せ』なんだよ」
俺は言う。
薔薇の季節が終わっているのなんか承知の上だ。
だからこそ、誰にでも簡単に贈れる普通の花束なのに重みが出る。
「お前くらいのものだ。
私を顎で使うなど」
からかうように言って兄貴は背を向ける。
「もう、帰るのか? 」
「ああ、それ届けるついでに様子を見にきただけだからな」
「おかげさまで一応、今のところ、何とかやってるよ」
五里霧中、言い訳みたいにして成り行きで始めた商売だったけど、思った以上に貴族の奥方に受けて、今のところ繁盛している。
「わかってる」
ひらひらと手を振って、兄貴はホールを出て行こうとした矢先ホールの傍らから軽い悲鳴が上がる。
ガタン! ドスンッ!
「キャー! 」
それと時を同じくしてホールの一席から鈍い音が響く。
女の甲高い悲鳴がそれに重なった。
「どうした? 」
足を止め振り返った兄貴と一緒にその席へ急いだ。
「どうしましょう?
わたくしお酒をお勧めしすぎたのかしら? 」
顔を青ざめさせ女性客はおろおろとうろたえる。
その手前でサヴェリオがソファからずり落ちたような形で倒れている。
俺は慌ててしゃがみこむと、真っ青で血の気のない男の顔を覗き込む。
かろうじて息をしているがかなり浅い。
「代わろう」
俺を押しのけ兄貴がサヴェリオの手をとると脈を確認する。
「あの、わたくし…… 」
「お任せください。
この男は一応医師ですから」
俺は女性客の耳もとで囁いた。
「とりあえず休ませたい。
奥いいか? 」
訊きながらも兄貴はサヴェリオを横抱きに抱き上げた。
骨の細い華奢な男を抱き上げる背の高い男の図。
どこか倒錯的なその姿に、周囲の女性客達からため息が上がる。
「申し訳ございません。
サヴェリオは今日休暇、いえ竜退治に出かけたアーネストの代わりに少し働き過ぎまして、魔力が不足してしまったようです。
少し失礼させていただきます」
サヴェリオが相手をしていた女性客に、適当にでっち上げた挨拶をして、俺はバックヤードへのドアを押し開いた。
「大変申し訳ございません。
騎士アーネストはただいま竜の討伐に出ておりまして」
店のエントランスで、俺は女性客に頭を下げる。
背後の店内では無数の蝋燭の炎が揺れる灯りの下、ならべられた上質な貴族趣味の応接セットが複数浮かび上がっていた。
「あら、そうなの?
残念。
せっかくきたのに」
広げて顔面に掲げた扇の影で客は口を尖らせたようだ。
「代わりに、魔術師サヴェリオがお相手いたしますが、いかがでしょう? 」
「まぁ!
サヴェリオ様が? 」
先ほどまで不機嫌そうだった女の顔が不意に綻んだ。
「お席へご案内いたします」
俺は振り返ってマネージャーに視線を送った。
ホストクラブ「風待ちの風車亭」ナンバーワンのアーネストの休暇は正直痛い。
とは言え休暇も程ほどに出さないと、従業員がいつかずやってはいけない。
ナンバーツーのサヴェリオが休みでなかったのが幸いだ。
「ふぅ…… 」
マネージャーに案内されて店の奥へ進む女性客の背中を見送ってため息をついた。
「何だよ? その魔術師っての。
アイツどう見ても魔力なんてかけらも持ってないだろ? 」
呆れたような声で背後から呟かれた。
「あぁ、セルジェ兄さん」
振り返らなくてもそれが誰かは声だけでわかる。
「よ、相変わらず忙しそうだな」
ふらりと入ってきた男が俺の顔を見るなり口を開いた。
「おかげさまで」
俺はその顔に笑顔を向ける。
「いいんだよ。
貴族の奥方の遊び相手が普通の一般市民じゃ、いくら何でも不味いんだそうだ。
例え嘘でも高位身分の称号は不可欠ってさ。
半分はジョークだけど、お互い遊びだって承知の上で割り切ってる」
「そんなもんか。
全く、オマエが女性客相手の飲み屋なんかはじめるって言い出した時には、何をトチ狂ったのかと思ったけど、思った以上に繁盛してるな」
ほぼ満席のホールを見渡して兄貴は息を吐く。
「おかげ様でって言いたいけど、正直手放しで喜べないな」
広いホールの片隅。
できるだけ人目に付かない席に案内して俺は兄貴に腰を降ろすように勧めた。
「何故だ? 」
俺の言葉に兄貴は首を傾げる。
「いや、まさか。
貴族の奥方がこんなに複数常連になるのは正直予想外だったんだよ。
おかげで俺、奥方の旦那が出入りするところに顔出せない。
浮気相手斡旋しているって思われても仕方がないからな」
「そうでもないぞ。
皆感謝している」
「まさか」
「どこぞの下級貴族相手に浮気をして本気になられるより、ここのホスト相手の割り切った仲の方が安心だってな」
「安心か? 」
「少なくとも旦那方はそう思ってる。
家同士の結婚なんてそんなもんだと貴族は割り切っているって事だろ?
それにお前、徹底的に枕営業は禁止してるだろ? 」
「あれ、はじめたら泥沼だからな。
店の風紀も何もなくなっちまう。
この店はあくまでホストクラブで男娼斡旋所じゃないからな」
俺はため息混じりに言う。
正直、店を始めてまだ何年もたっていないけど、客と寝る契約違反が発覚した従業員を何人首切ったか。
「それより、どこからこんな商売の発想思いついたんだ? 」
「それは、その…… 」
兄貴の問いに、俺は口篭もる。
正直前世の記憶だとは言えない、言ったところで信じてはもらえないだろう。
「ほら、俺。
兄貴達みたいに頭がいいわけじゃないしな。
医者や弁護士は無理だし、騎士とかも体力的に無理だし、できること考えたらこうなっただけだ」
「オマエ、魔力の勉強のほうはからっきしだけど、昔から人あしらいだけは巧かったものな」
兄貴は運ばれてきたカクテルを飲み干す。
「それで、今日は?
何か用があって来たんだろう? 」
「ああ、そうだった」
俺の問いに兄貴は思い出したように徐に内ポケットに手を入れ一通の封書を差し出した。
「これ、邸の方に届いたから…… 」
上質な紙を使った封筒に紋章の押された封蝋が一際目を引く。
夜会か何かの招待状なのは明らかだ。
「いいよ、兄さんが行ってくれ。
今更面倒だ。
ってか、さっき俺お偉い方々の前に顔を出せないって言ったばかりだよな? 」
皮肉をこめて兄貴を軽く睨む。
「グリゼルタがエスコートして欲しい案件でもか?
友人の婚約発表の夜会だそうだ。
可哀想だと思わないのか? パートナーが多忙なせいで夜会どころか親友の茶会にも顔を出せないなんて」
「う…… 」
それを言われると言葉がない。
グリゼルタには申し訳ないとは思っている。
ただ、俺と結婚すればグリゼルタだって貴族の戸籍からは抜ける。
だから今更貴族の連中と懇意になってもあまり意味はないとグリゼルタは言う。
その言葉に甘えている自覚は充分あった。
兄貴に言わせれば、だからこそ貴族のうちにもう少し華やかな雰囲気に浸らせてやりたいというところだ。
とは言っても、俺同様グリゼルタにはグリゼルタなりの夜会へ頻繁に顔を出せない事情を抱えているのを俺は知っている。
無理に誘ったりしたら却って悲しい思いをさせてしまう。
気の進まないまま招待状を受け取ると目を通す。
「ギルランダ家……
ふうん、ミリアムのところか」
俺は呟く。
グリゼルタは親友だが、俺とミリアムとの間柄は単なる知り合い。
婚約祝いは花でいいだろう。
確か、この間のグリゼルタの話だと、ミリアムの好きな花はオールドローズ。それもわずかに青みの掛かったピンクだったよな?
ざっくりと思い返す。
「悪いけど兄さん、用事頼まれてくれないか? 」
「何だ? 」
「花屋に、クラシックピンクのオールドローズ五十本、この日にちまでになんとしても探せって」
招待状を見せながら言う。
本当なら俺が行きたいところだが、前世の世界と違って夜中にやってる高級花屋なんかあるわけがない。
かといってこの商売、昼間花屋の開いている時間は使用人ともども爆睡だ。
「オールドローズって、今の季節にあるわけないだろ? 」
兄貴が首を振った。
「だから、『なんとしても探せ』なんだよ」
俺は言う。
薔薇の季節が終わっているのなんか承知の上だ。
だからこそ、誰にでも簡単に贈れる普通の花束なのに重みが出る。
「お前くらいのものだ。
私を顎で使うなど」
からかうように言って兄貴は背を向ける。
「もう、帰るのか? 」
「ああ、それ届けるついでに様子を見にきただけだからな」
「おかげさまで一応、今のところ、何とかやってるよ」
五里霧中、言い訳みたいにして成り行きで始めた商売だったけど、思った以上に貴族の奥方に受けて、今のところ繁盛している。
「わかってる」
ひらひらと手を振って、兄貴はホールを出て行こうとした矢先ホールの傍らから軽い悲鳴が上がる。
ガタン! ドスンッ!
「キャー! 」
それと時を同じくしてホールの一席から鈍い音が響く。
女の甲高い悲鳴がそれに重なった。
「どうした? 」
足を止め振り返った兄貴と一緒にその席へ急いだ。
「どうしましょう?
わたくしお酒をお勧めしすぎたのかしら? 」
顔を青ざめさせ女性客はおろおろとうろたえる。
その手前でサヴェリオがソファからずり落ちたような形で倒れている。
俺は慌ててしゃがみこむと、真っ青で血の気のない男の顔を覗き込む。
かろうじて息をしているがかなり浅い。
「代わろう」
俺を押しのけ兄貴がサヴェリオの手をとると脈を確認する。
「あの、わたくし…… 」
「お任せください。
この男は一応医師ですから」
俺は女性客の耳もとで囁いた。
「とりあえず休ませたい。
奥いいか? 」
訊きながらも兄貴はサヴェリオを横抱きに抱き上げた。
骨の細い華奢な男を抱き上げる背の高い男の図。
どこか倒錯的なその姿に、周囲の女性客達からため息が上がる。
「申し訳ございません。
サヴェリオは今日休暇、いえ竜退治に出かけたアーネストの代わりに少し働き過ぎまして、魔力が不足してしまったようです。
少し失礼させていただきます」
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