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【第9話】決勝戦
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1回戦を圧勝してしまってクルミは困惑していた。
決勝戦は明日とのことで、宿屋に戻った。
そこにはジークの姿もあり
「無事で安心しました。」
おどおどしながら話しかけてきた。
その姿がちょっとかわいく思ってしまったクルミであった。
「さすがの腕前で、騎士団長がおどろいていました。後日話をしたいとのことでした。」
シャオが話しかけてきた。
「それでクルミさん、騎士団への入隊の件なのですが.......」
「えーーと.....入隊する気はないですね。」
そもそも武器をただでもらえて、賞金までもらえるのが目的だったのだ。
ジークはほっとしている。
クルミは、表情に出やすいタイプでまだまだ子供だなと思った。
そんなところもかわいいのだ。
明日もありますので、食事をして休みことにした。
夜、クルミの部屋
「コンコン」
「は~い」
クルミは気配で誰か分かっており、ドキドキした。
「お休みではなかったですか?
少しお話させてもらえたらと思いまして」
話だけかぁ クルミもそれ以上はさすがにまだ早いと思ってはいるのだが、悪い気はしなかった。
「どうしたの?」
「あのあまり無理をしないでください。武器を手に入れるためとはいえ、言ってくだされば用意しますので.....」
どうもジークはクルミが、護衛の為に武器を確保すべく大会に参加したと思っているみたいだ。
クルミは言えなかった、全てはお金のためだなんてことを
「修練にもなるので、気にしないで」そうぎこちなく返した。
最近はジークとも普通に話せるようになり王子と言うことを忘れてしまいそうだ。
「私もジークに渡したい物があるんだけど受け取ってくれる?」
ジークは驚いたような顔をしている。
「これ...」袋からブレスレットを取り出した。
実はアクセサリーショップでペアの魔法のブレスレットがあり購入していたのだ。
標準装備として、相手の位置が分かるという機能が付いている。
その他にも魔法で追加の細工を行っている。
「ありがとう!!」
ジークは大変喜んでいて、早速装着していた。
お揃いなのを喜んでいるようだ。
実は、ヤバッと思った、クルミだった。
実は4つ購入しており、メリット、シャオの分もあったのだった。
女心がかけているクルミでもこれは不味いと思った。
こっそりと残りの2つを泣く泣く破壊することにした。
結構高かったんだよね。
でもジークの無邪気な笑顔には変えられなかった。
翌日
決勝戦は、昼からで午前中シャオがどうしてもとのことで、騎士団長のセオドリュウと面会をした。
「騎士団長のセオドリュウでございます。セオドとお呼びください。」
竜神王国は、国王からリュウの称号を与えられたものは人格、武力に優れているという証だそうだ。
というのもこれは、実は前世のクルミが考えたのだった。
まさか500年も続いているとは思わなかった。シャオに会ったときも何となく違和感が合ったが、王国について確信した。
本来なら、『疾風勁草流』を使える証としてだったのだから、それは伝わってないみたいだ。
「どのようなご用件でしょうか?」
ある程度予想はついているが聞くことにした。
「昨日の戦いで気になることがあり、剣技が竜王様と、同じではと思いましたので」
「たまたまですよ。世の中には似た技が多くあると思いますよ。」
「そうですか、もしかして竜王様の血縁者なのではとも疑っておりました。」
「ブハッ」
クルミは吹き出してしまった。
「そんなことはないかと思いますよ。私も過去の記憶を失い、王子に保護をしていただいて現在にいたります。」
「そうですか、まだこちらに滞在されるかと思いますので、その時はぜひお手合わせをお願いいたします。」
「機会があればですね」
颯爽とこの場去るセオド、騎士団長だから忙しいのだろう。
機会はなるべくなら作りたくないけどなぁと思うクルミは、考えるのであった。
「ありがとうございます。」
シャオが感謝を伝える。
そういえば、シャオとジークの関係も分からないんだよなぁ
「それでは、そろそろ会場に行きましょう。」
メリットに急かされて向かうことにした。
騎士団への入隊がない以上は、必ず優勝しなくてはいけない。
お金のため、昨日壊したブレスレットの損失のため、ただで手に入る武器のため。
邪な動機だが、優勝すると固く決意した。
決勝戦は明日とのことで、宿屋に戻った。
そこにはジークの姿もあり
「無事で安心しました。」
おどおどしながら話しかけてきた。
その姿がちょっとかわいく思ってしまったクルミであった。
「さすがの腕前で、騎士団長がおどろいていました。後日話をしたいとのことでした。」
シャオが話しかけてきた。
「それでクルミさん、騎士団への入隊の件なのですが.......」
「えーーと.....入隊する気はないですね。」
そもそも武器をただでもらえて、賞金までもらえるのが目的だったのだ。
ジークはほっとしている。
クルミは、表情に出やすいタイプでまだまだ子供だなと思った。
そんなところもかわいいのだ。
明日もありますので、食事をして休みことにした。
夜、クルミの部屋
「コンコン」
「は~い」
クルミは気配で誰か分かっており、ドキドキした。
「お休みではなかったですか?
少しお話させてもらえたらと思いまして」
話だけかぁ クルミもそれ以上はさすがにまだ早いと思ってはいるのだが、悪い気はしなかった。
「どうしたの?」
「あのあまり無理をしないでください。武器を手に入れるためとはいえ、言ってくだされば用意しますので.....」
どうもジークはクルミが、護衛の為に武器を確保すべく大会に参加したと思っているみたいだ。
クルミは言えなかった、全てはお金のためだなんてことを
「修練にもなるので、気にしないで」そうぎこちなく返した。
最近はジークとも普通に話せるようになり王子と言うことを忘れてしまいそうだ。
「私もジークに渡したい物があるんだけど受け取ってくれる?」
ジークは驚いたような顔をしている。
「これ...」袋からブレスレットを取り出した。
実はアクセサリーショップでペアの魔法のブレスレットがあり購入していたのだ。
標準装備として、相手の位置が分かるという機能が付いている。
その他にも魔法で追加の細工を行っている。
「ありがとう!!」
ジークは大変喜んでいて、早速装着していた。
お揃いなのを喜んでいるようだ。
実は、ヤバッと思った、クルミだった。
実は4つ購入しており、メリット、シャオの分もあったのだった。
女心がかけているクルミでもこれは不味いと思った。
こっそりと残りの2つを泣く泣く破壊することにした。
結構高かったんだよね。
でもジークの無邪気な笑顔には変えられなかった。
翌日
決勝戦は、昼からで午前中シャオがどうしてもとのことで、騎士団長のセオドリュウと面会をした。
「騎士団長のセオドリュウでございます。セオドとお呼びください。」
竜神王国は、国王からリュウの称号を与えられたものは人格、武力に優れているという証だそうだ。
というのもこれは、実は前世のクルミが考えたのだった。
まさか500年も続いているとは思わなかった。シャオに会ったときも何となく違和感が合ったが、王国について確信した。
本来なら、『疾風勁草流』を使える証としてだったのだから、それは伝わってないみたいだ。
「どのようなご用件でしょうか?」
ある程度予想はついているが聞くことにした。
「昨日の戦いで気になることがあり、剣技が竜王様と、同じではと思いましたので」
「たまたまですよ。世の中には似た技が多くあると思いますよ。」
「そうですか、もしかして竜王様の血縁者なのではとも疑っておりました。」
「ブハッ」
クルミは吹き出してしまった。
「そんなことはないかと思いますよ。私も過去の記憶を失い、王子に保護をしていただいて現在にいたります。」
「そうですか、まだこちらに滞在されるかと思いますので、その時はぜひお手合わせをお願いいたします。」
「機会があればですね」
颯爽とこの場去るセオド、騎士団長だから忙しいのだろう。
機会はなるべくなら作りたくないけどなぁと思うクルミは、考えるのであった。
「ありがとうございます。」
シャオが感謝を伝える。
そういえば、シャオとジークの関係も分からないんだよなぁ
「それでは、そろそろ会場に行きましょう。」
メリットに急かされて向かうことにした。
騎士団への入隊がない以上は、必ず優勝しなくてはいけない。
お金のため、昨日壊したブレスレットの損失のため、ただで手に入る武器のため。
邪な動機だが、優勝すると固く決意した。
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