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【第37話】アリスの過去
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避難民達の村を作っていることは、富士の国に広まって人々が集まり始めた。3000人を越えた。
もうこの国はダメかも知れないなと思ったクルミだった。
しかし、富士の国も黙ってはいなかった。
「富士の軍隊です。先日の部隊もいます。」竜神王国の支援部隊員が報告をしてきた。
先日部隊とは、これで4回目の攻撃をしてくる部隊であった。
部隊長は、少しおかしな奴だった。
「聖女!クルミよ。いざ尋常に勝負だ!!」
部隊長の与太郎が、一騎討ちを挑んでくる。これで4回目だ。
「またぁ しつこい男は嫌われると言うことを分からせないとね。」
クルミは、呆れていた。
1回目、2回目はボコボコにして追い返した。
3回目は、アリスとの戦いになった。ほんとはドレドラスなんだが、速攻でやられてしまった。
それに怒ったアリスが突撃をしていった。
ドレドラスは重症だが殺してはないみたいだ。
激しく打ち合う2人、最初は互角だったのだが次第にアリスが劣性になっていった。
そして、パキンと武器が折られてしまった。相手はそこそこのレベルの武器を使っているようだった。Aランクはありそうだ。
「なかなかだったけど、次はふさわしい武器を手に入れてきな!」
「次は、お前だ!」
クルミに剣を向ける。
「何で止めをささないの?」
クルミは、これ以上するなら殺すつもりで構えていた。
「あんたも俺を殺さなかっただろ? さっきのでかい奴とこいつで2回分の借りはかえした。」
なかなか律儀な奴だなと思った。
「あんた名前聞いていいか?」
「クルミだよ。」
「そっか、あんたに勝って俺のものにする!」
「そういうのは勝ってからにしてね。」
クルミは、また変な奴が増えたと思った。まぁそこそこ見た目もいいから告白は嬉しかった。
負ける気はないけどね。
勝負は一瞬で終わった。強かったので手加減が出来なかったからだ。
部隊長が負けたことで、撤退したのだった。
そして、今回で4回目だった。
「また、こりずにきたの? 今回は帰さないからね!」
「あぁ 今回で最後だ!」
【身体強化】魔法を唱えた。
「今回は、本気をださせてもらう!」
【疾風流 旋風斬】
【疾風勁草流 神速連武 三連】
クルミの一撃目で相手の風の刃をそらし、二撃目で相手の剣をはじいた。そして、三撃目で相手を斬り倒した。
「隊長!!」
「大丈夫、殺してないから。」
おそらく副隊長であろう男が近づいてきた。隊長の状態を確認した。
「降伏いたします。部下にも寛大な処置をお願いしたい。」
「わかった。いいですよ。」
この部隊は、おかしな部隊でもあった。純粋に戦いを求めているような感じで、街の人や一般人を相手に傷を負わしたりなどはしなかった。 交渉の余地はあるかもねとクルミは考えていた。
まずは、隊長に傷薬を与えた。
ほどなくして目を覚ました与太郎。目を覚まして辺りを見回す、状況を把握したようだ。
「おれの負けだ。好きにしてくれ。部下達はこの街で雇ってくれ!」
いきなりそんなことを言い出した。
「それは、後で考えるとして、富士の国は、避難民達をどうしたいの?」
「それは、親父じゃないとわからないな。おれは竜神王国の支援部隊を撤退に追い込めってしか言われてないからな。」
与太郎が答える。
副隊長が補足で色々と教えてくれた。与太郎の父親は鎖国派の与一将軍で、重要人物だった。
与一将軍は、くれぐれも避難民に被害をださないことを厳命していたとのことだ。
それにしてもレオパルドもこいつも有力者の息子達なのだが自由すぎると思った。
「それで、クルミに、質問がある。」
いきなり呼び捨てでドキッとした。
「なに?」
平静を装い答えた。
「使ってたのは、疾風勁草流だよな?」
「まぁね。」
副隊長は、驚きの顔をしていた。
「今は、伝承が途絶えた流派のはずなんだけどな。」
「それは、内緒。」
可愛く言ってみた。与太郎が少し顔が赤くなる。
そして、アリスを見て真面目な顔をして話した。
「そこの子供。お前大将軍の娘だろ?」
えっ! どういうこと。アリスが亡くなった大将軍の娘なの?
ということは、大将軍は血筋を優先する。遥か昔、クルミの兄が大将軍だった。ならば兄の子孫。
わたしの子孫ということにもなるのかな。
ちょっと驚きすぎて、メリットにあわてて話しかけた。
「ドレドラスとライゲン将軍を呼んできて!」
メリットも驚いているようだったが、急いで呼びに言ってくれた。
ライゲン将軍を呼んでもらったのもアリスの顔を見たときの表情が気になったからだった。
アリスはというと、戸惑った顔をしていた。
もうこの国はダメかも知れないなと思ったクルミだった。
しかし、富士の国も黙ってはいなかった。
「富士の軍隊です。先日の部隊もいます。」竜神王国の支援部隊員が報告をしてきた。
先日部隊とは、これで4回目の攻撃をしてくる部隊であった。
部隊長は、少しおかしな奴だった。
「聖女!クルミよ。いざ尋常に勝負だ!!」
部隊長の与太郎が、一騎討ちを挑んでくる。これで4回目だ。
「またぁ しつこい男は嫌われると言うことを分からせないとね。」
クルミは、呆れていた。
1回目、2回目はボコボコにして追い返した。
3回目は、アリスとの戦いになった。ほんとはドレドラスなんだが、速攻でやられてしまった。
それに怒ったアリスが突撃をしていった。
ドレドラスは重症だが殺してはないみたいだ。
激しく打ち合う2人、最初は互角だったのだが次第にアリスが劣性になっていった。
そして、パキンと武器が折られてしまった。相手はそこそこのレベルの武器を使っているようだった。Aランクはありそうだ。
「なかなかだったけど、次はふさわしい武器を手に入れてきな!」
「次は、お前だ!」
クルミに剣を向ける。
「何で止めをささないの?」
クルミは、これ以上するなら殺すつもりで構えていた。
「あんたも俺を殺さなかっただろ? さっきのでかい奴とこいつで2回分の借りはかえした。」
なかなか律儀な奴だなと思った。
「あんた名前聞いていいか?」
「クルミだよ。」
「そっか、あんたに勝って俺のものにする!」
「そういうのは勝ってからにしてね。」
クルミは、また変な奴が増えたと思った。まぁそこそこ見た目もいいから告白は嬉しかった。
負ける気はないけどね。
勝負は一瞬で終わった。強かったので手加減が出来なかったからだ。
部隊長が負けたことで、撤退したのだった。
そして、今回で4回目だった。
「また、こりずにきたの? 今回は帰さないからね!」
「あぁ 今回で最後だ!」
【身体強化】魔法を唱えた。
「今回は、本気をださせてもらう!」
【疾風流 旋風斬】
【疾風勁草流 神速連武 三連】
クルミの一撃目で相手の風の刃をそらし、二撃目で相手の剣をはじいた。そして、三撃目で相手を斬り倒した。
「隊長!!」
「大丈夫、殺してないから。」
おそらく副隊長であろう男が近づいてきた。隊長の状態を確認した。
「降伏いたします。部下にも寛大な処置をお願いしたい。」
「わかった。いいですよ。」
この部隊は、おかしな部隊でもあった。純粋に戦いを求めているような感じで、街の人や一般人を相手に傷を負わしたりなどはしなかった。 交渉の余地はあるかもねとクルミは考えていた。
まずは、隊長に傷薬を与えた。
ほどなくして目を覚ました与太郎。目を覚まして辺りを見回す、状況を把握したようだ。
「おれの負けだ。好きにしてくれ。部下達はこの街で雇ってくれ!」
いきなりそんなことを言い出した。
「それは、後で考えるとして、富士の国は、避難民達をどうしたいの?」
「それは、親父じゃないとわからないな。おれは竜神王国の支援部隊を撤退に追い込めってしか言われてないからな。」
与太郎が答える。
副隊長が補足で色々と教えてくれた。与太郎の父親は鎖国派の与一将軍で、重要人物だった。
与一将軍は、くれぐれも避難民に被害をださないことを厳命していたとのことだ。
それにしてもレオパルドもこいつも有力者の息子達なのだが自由すぎると思った。
「それで、クルミに、質問がある。」
いきなり呼び捨てでドキッとした。
「なに?」
平静を装い答えた。
「使ってたのは、疾風勁草流だよな?」
「まぁね。」
副隊長は、驚きの顔をしていた。
「今は、伝承が途絶えた流派のはずなんだけどな。」
「それは、内緒。」
可愛く言ってみた。与太郎が少し顔が赤くなる。
そして、アリスを見て真面目な顔をして話した。
「そこの子供。お前大将軍の娘だろ?」
えっ! どういうこと。アリスが亡くなった大将軍の娘なの?
ということは、大将軍は血筋を優先する。遥か昔、クルミの兄が大将軍だった。ならば兄の子孫。
わたしの子孫ということにもなるのかな。
ちょっと驚きすぎて、メリットにあわてて話しかけた。
「ドレドラスとライゲン将軍を呼んできて!」
メリットも驚いているようだったが、急いで呼びに言ってくれた。
ライゲン将軍を呼んでもらったのもアリスの顔を見たときの表情が気になったからだった。
アリスはというと、戸惑った顔をしていた。
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