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【第78話】孤児院②
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アリスは母親についてあまり知らなかった。この孤児院を運営してるのはブリンクと言うアリスの母親、智利の従者をしていた人だった。
アリスに母親のことを話して教えてくれた。アリスには新鮮で興味深い話だった。
「せっかくだから、智世ちゃんしばらく泊まっていかない?」
「うん。」
素直に従った。
2人にさせて、ジィ2人は部屋を出た。
「ライゲンよ。ここのことを知っておったのか?」
「あぁ。わたしも戦争孤児などをお願いしたことがあったからな。」
与一は話で聞いたくらいしか知らなかった。
「お前は戦バカだからの、わしはお前ほど戦いを好きではないからな。智利様にこの孤児院を助けてほしいとお願いされてな、支援、警備などをやってたんじゃ。」
「そうかぁ。智世様のために連れてきたんじゃな?」
「あまりにも智利様のことを知らなすぎて、智世様もそうじゃが、智利様が可哀想に思えてな。」
「すまん。」
「しかし別の問題もあってな、それはクルミ様に相談をしなくてはいけないからの。」
「支援の問題か?」
「そうじゃ。」
富士の国が無くなりトルゴラムに吸収されようとしており、今まで智利様がしてきた支援をライゲンジィがやっていたのだが、それも今は厳しい現状だった。
「ライゲンよ。クルミ様にはわしが今から話しをしてくる、そなたも昔を懐かしむといいじゃろ。」
「あぁ。頼むぞ。」
与一は、クルミの宿まで戻ることにした。
そこには不機嫌なクルミが待っていたのだった。
「こんな遅くまで遊んでたの?」
「誤解ですじゃ。」
「アリスとライゲンジィは?」
与一は事情を話した。
クルミは話を聞いて恥ずかしくなった。2人のジィは伊達に長生きしていないなと感心してしまった。
「それで孤児院はどうなるの?」
「ラルセット公国での受け入れてくれるようでそこに引っ越すという話ですじゃ。」
ジークも頑張ってるんだなと嬉しくなったクルミだった。
「シャオ、ちょっとアリスの護衛頼んでもいち?」
今はアリスにライゲンだけしかおらず、心配になった。アリスは、そうとう強いがまだ大人の戦いには不向きだったからだ。ライゲンは年齢もありあまりあてにはならない。
「わかりました。今から向かいます。」
「ありがとう。助かるよ。」
「わしが戻ろうかと思ったのですが何か他にありますかな?」
「そうなの、富士の国の関係者がいた方が明日からの面会地獄を対応しやすいと思ってね。」
「わしで可能な限りは手伝わさせていただきます。」
クルミは、アリスの傷が少しでも癒えることを願っていた。
その夜、アリスは外に出て素振りをしていた。ドレドラスが亡くなってから振っていなかった剣を振った。何となくそんな気分になったのだった。
近づく気配に気づく。殺気は無かった。知った気配だった。
「久しぶりの剣はどうですか?」
シャオだった。
「なまってる。」
「さっきそこでこの子に会いまして、何か用があるみたいですよ。」
孤児院にくる前に水を、頼んだ子供だった。
「遅くなってごめん。お店じゃなくて湧水を汲んできたから遅くなった。」
子供としたら、店で買う手間賃を考えてだと思うけど、気にしなかった。
「ありがとう。」
子供から水筒を受け取る。子供は走って行った。
その水筒を一口。
「美味しい。」
乾いた心に染みわたる感じがした。
少しは前を向く力が出てきた気がした。
アリスに母親のことを話して教えてくれた。アリスには新鮮で興味深い話だった。
「せっかくだから、智世ちゃんしばらく泊まっていかない?」
「うん。」
素直に従った。
2人にさせて、ジィ2人は部屋を出た。
「ライゲンよ。ここのことを知っておったのか?」
「あぁ。わたしも戦争孤児などをお願いしたことがあったからな。」
与一は話で聞いたくらいしか知らなかった。
「お前は戦バカだからの、わしはお前ほど戦いを好きではないからな。智利様にこの孤児院を助けてほしいとお願いされてな、支援、警備などをやってたんじゃ。」
「そうかぁ。智世様のために連れてきたんじゃな?」
「あまりにも智利様のことを知らなすぎて、智世様もそうじゃが、智利様が可哀想に思えてな。」
「すまん。」
「しかし別の問題もあってな、それはクルミ様に相談をしなくてはいけないからの。」
「支援の問題か?」
「そうじゃ。」
富士の国が無くなりトルゴラムに吸収されようとしており、今まで智利様がしてきた支援をライゲンジィがやっていたのだが、それも今は厳しい現状だった。
「ライゲンよ。クルミ様にはわしが今から話しをしてくる、そなたも昔を懐かしむといいじゃろ。」
「あぁ。頼むぞ。」
与一は、クルミの宿まで戻ることにした。
そこには不機嫌なクルミが待っていたのだった。
「こんな遅くまで遊んでたの?」
「誤解ですじゃ。」
「アリスとライゲンジィは?」
与一は事情を話した。
クルミは話を聞いて恥ずかしくなった。2人のジィは伊達に長生きしていないなと感心してしまった。
「それで孤児院はどうなるの?」
「ラルセット公国での受け入れてくれるようでそこに引っ越すという話ですじゃ。」
ジークも頑張ってるんだなと嬉しくなったクルミだった。
「シャオ、ちょっとアリスの護衛頼んでもいち?」
今はアリスにライゲンだけしかおらず、心配になった。アリスは、そうとう強いがまだ大人の戦いには不向きだったからだ。ライゲンは年齢もありあまりあてにはならない。
「わかりました。今から向かいます。」
「ありがとう。助かるよ。」
「わしが戻ろうかと思ったのですが何か他にありますかな?」
「そうなの、富士の国の関係者がいた方が明日からの面会地獄を対応しやすいと思ってね。」
「わしで可能な限りは手伝わさせていただきます。」
クルミは、アリスの傷が少しでも癒えることを願っていた。
その夜、アリスは外に出て素振りをしていた。ドレドラスが亡くなってから振っていなかった剣を振った。何となくそんな気分になったのだった。
近づく気配に気づく。殺気は無かった。知った気配だった。
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シャオだった。
「なまってる。」
「さっきそこでこの子に会いまして、何か用があるみたいですよ。」
孤児院にくる前に水を、頼んだ子供だった。
「遅くなってごめん。お店じゃなくて湧水を汲んできたから遅くなった。」
子供としたら、店で買う手間賃を考えてだと思うけど、気にしなかった。
「ありがとう。」
子供から水筒を受け取る。子供は走って行った。
その水筒を一口。
「美味しい。」
乾いた心に染みわたる感じがした。
少しは前を向く力が出てきた気がした。
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