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【第80話】ラムリス皇帝
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科学の国トルゴラムでは、富士の国への侵攻、占領に国民は興奮していた。
国では、富士の国への移民を募っていた。自然環境もよく、貴族の別荘地として切り売りされている状況だった。
トルゴラムは食料自給率が低く、富士の国を占領したことで改善されるはずだった。
「生産するものが少なく、思うように食料の改善が進んでおりません。」
生産を取仕切る大臣の1人が報告をした。
報告するのはこの国の皇帝ラムリス。
王座に座り会議の話を聞いていた。
「まったく、単純に攻めればいいというわけではないと言ったではないか?」
ラムリス皇帝が発言した。
「申し訳ございません。戦場は時として思いもよらない方向に進むことが多いのです。」
今回富士の国への侵攻作戦を指揮した、ワーグル隊長が説明をした。
「開国派に協力をして、友好国としての地位を気づくのが目的だったのではなかったか?」
さらにラムリス皇帝が追求した。
そこに軍事を取仕切る大臣が声をかける。
「ラルセット公国、竜神王国の邪魔が入り、計画を変更を余儀なくされたのは仕方がないかと思います。」
「それに富士の国から、新興国のカリディアというところに人が流れております。それは聖女クルミというものが統治する国のようでございます。」
「カリディアのことは聞いている。ラルセット公国、竜神王国が援助していることもな。その聖女クルミの強さはどうなのだ?」
ワーグル隊長が説明をする。
「規格外の強さかと、冒険者としてもギルドからSランクを与えられております。」
参加者たちがざわつく。
「Sランクは複数の大国の国主からの推薦が必要だったな?どの国が推薦したのだ?」
「ラルセット公国、竜神王国、ナオルグ王国でございます。」
ラムリス皇帝は考える、ラルセット公国、竜神王国はカリディアを支援しているから分かるが、ナオルグ王国とはどのようなつながりがあるのだ。
人間、亜人からも指示を受ける聖女クルミと何者だ。
「カリディアに攻め込むのは用意ではないということか?」
軍務大臣がワーグル隊長に質問をする。
「こちらも相当な被害を覚悟しないといけないかと、2人の化け物相手になるので。」
カーグシン竜王、聖女クルミのことだった。
「それなら、次はナオルグ王国か。」
軍務大臣が発言をする。
「その短絡的な考えをやめよ。まずは関係を、改善して交易の強化はできないのか?」
「お言葉ですが、皇帝。それは今までの歴史的に厳しいかと思います。」
「歴史的なことは世が一番わかっておるわ。しかし乗り越える努力をまずはしろと言っておるのだ。」
「善処いたします。」
軍務大臣の発言がする気がないことはラムリス皇帝は分かっていた。
トルゴラムは、民主的な国でその為経済的格差が拡大してしまっている現状だった。
そして政治も皇帝とは名ばかりで、大臣達の賛成、協力がないと成り立たないし皇帝よりも強い軍事力、資金力を持っている大臣もいたのだった。
ラムリス皇帝は、軍務大臣の暴走に頭を悩ませていた。
表面上の会議は終わった。
軍務大臣の部屋にはワーグル隊長がいた。
「今回の働き見事だった。」
「ありがたきお言葉。」
「お前をトルゴラムの軍総司令に任命することにした。次の狙いは分かっているな?」
「あの魔物の国でございますね。すでに準備を開始しております。」
「それと、あの悪魔共の力も今回は使うことにした。」
「それならば、面白いことが起きますな。」
こうして、ナオルグ王国への侵攻が決定したのだった。
ラムリス皇帝は裸の王様であることを理解していた。
皇帝と言っても先代やその前の先代が財を使いすぎて、窮地に立っていたのだった。
科学技術での使用権なども売ってしまい、それによって大臣達が力をつけてしまったのだった。
国は豊かになったが、科学の力に溺れ
国民が辛いことやきついことは、亜人の奴隷や他国の労働者を利用する歪な社会ができてしまった。
「このままでは、ナオルグ王国も滅ぼしかねない。これを止めるにはどうすればいいのか・・・」
先程の会議で話にあがった、聖女クルミはどうだろう。力になってはくれないだろうか。皇帝は考えた。
「マルキースはいるか?」
「は!」
隠密の情報収集を頼む者だった。
皇帝の影とも呼ばれていた。
「聖女クルミについて調べてほしい。協力者になりえるのかどうか。」
「承知いたしました。」
マルキースは消えた。
皇帝としてもこのままではいけないと感じていた。
国では、富士の国への移民を募っていた。自然環境もよく、貴族の別荘地として切り売りされている状況だった。
トルゴラムは食料自給率が低く、富士の国を占領したことで改善されるはずだった。
「生産するものが少なく、思うように食料の改善が進んでおりません。」
生産を取仕切る大臣の1人が報告をした。
報告するのはこの国の皇帝ラムリス。
王座に座り会議の話を聞いていた。
「まったく、単純に攻めればいいというわけではないと言ったではないか?」
ラムリス皇帝が発言した。
「申し訳ございません。戦場は時として思いもよらない方向に進むことが多いのです。」
今回富士の国への侵攻作戦を指揮した、ワーグル隊長が説明をした。
「開国派に協力をして、友好国としての地位を気づくのが目的だったのではなかったか?」
さらにラムリス皇帝が追求した。
そこに軍事を取仕切る大臣が声をかける。
「ラルセット公国、竜神王国の邪魔が入り、計画を変更を余儀なくされたのは仕方がないかと思います。」
「それに富士の国から、新興国のカリディアというところに人が流れております。それは聖女クルミというものが統治する国のようでございます。」
「カリディアのことは聞いている。ラルセット公国、竜神王国が援助していることもな。その聖女クルミの強さはどうなのだ?」
ワーグル隊長が説明をする。
「規格外の強さかと、冒険者としてもギルドからSランクを与えられております。」
参加者たちがざわつく。
「Sランクは複数の大国の国主からの推薦が必要だったな?どの国が推薦したのだ?」
「ラルセット公国、竜神王国、ナオルグ王国でございます。」
ラムリス皇帝は考える、ラルセット公国、竜神王国はカリディアを支援しているから分かるが、ナオルグ王国とはどのようなつながりがあるのだ。
人間、亜人からも指示を受ける聖女クルミと何者だ。
「カリディアに攻め込むのは用意ではないということか?」
軍務大臣がワーグル隊長に質問をする。
「こちらも相当な被害を覚悟しないといけないかと、2人の化け物相手になるので。」
カーグシン竜王、聖女クルミのことだった。
「それなら、次はナオルグ王国か。」
軍務大臣が発言をする。
「その短絡的な考えをやめよ。まずは関係を、改善して交易の強化はできないのか?」
「お言葉ですが、皇帝。それは今までの歴史的に厳しいかと思います。」
「歴史的なことは世が一番わかっておるわ。しかし乗り越える努力をまずはしろと言っておるのだ。」
「善処いたします。」
軍務大臣の発言がする気がないことはラムリス皇帝は分かっていた。
トルゴラムは、民主的な国でその為経済的格差が拡大してしまっている現状だった。
そして政治も皇帝とは名ばかりで、大臣達の賛成、協力がないと成り立たないし皇帝よりも強い軍事力、資金力を持っている大臣もいたのだった。
ラムリス皇帝は、軍務大臣の暴走に頭を悩ませていた。
表面上の会議は終わった。
軍務大臣の部屋にはワーグル隊長がいた。
「今回の働き見事だった。」
「ありがたきお言葉。」
「お前をトルゴラムの軍総司令に任命することにした。次の狙いは分かっているな?」
「あの魔物の国でございますね。すでに準備を開始しております。」
「それと、あの悪魔共の力も今回は使うことにした。」
「それならば、面白いことが起きますな。」
こうして、ナオルグ王国への侵攻が決定したのだった。
ラムリス皇帝は裸の王様であることを理解していた。
皇帝と言っても先代やその前の先代が財を使いすぎて、窮地に立っていたのだった。
科学技術での使用権なども売ってしまい、それによって大臣達が力をつけてしまったのだった。
国は豊かになったが、科学の力に溺れ
国民が辛いことやきついことは、亜人の奴隷や他国の労働者を利用する歪な社会ができてしまった。
「このままでは、ナオルグ王国も滅ぼしかねない。これを止めるにはどうすればいいのか・・・」
先程の会議で話にあがった、聖女クルミはどうだろう。力になってはくれないだろうか。皇帝は考えた。
「マルキースはいるか?」
「は!」
隠密の情報収集を頼む者だった。
皇帝の影とも呼ばれていた。
「聖女クルミについて調べてほしい。協力者になりえるのかどうか。」
「承知いたしました。」
マルキースは消えた。
皇帝としてもこのままではいけないと感じていた。
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