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【第102話】陽向の秘密
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その後アリスは、休養をとっている。
兵士たちは、与太郎の指示のもの復旧作業におわれていた。住民たちも手伝ってくれている。自主的にやってくれているようだ。今回の騒動を非難しようと集まった住民もいたがアリスのボロボロの姿を見て誰も何も言えなくなったようだ。
そして私はというと、陽向と話をすることにした。と言っても陽向にまだ憑依している悪魔に質問するためだった。部屋には久遠だけ残っていた。
「それであなたは誰?」
クルミは陽向に憑依している悪魔に問いかけた。
「悪魔ってのは理解していると思うが、契約として動いている。死ぬ前の魂をいただいたからな。」
「その魂は?もしかして。」
久遠が珍しく積極的だった。なんとなく気づいているようだった。
「この憑依体の兄桃介だ。召喚者というか願ったのは、近くにいた女性だったがな。」
「やはりか・・・・・」
陽向の兄は、鈴多の母親を守りに行き亡くなった。鈴多の母親は、あまりにも桃介を不憫に思ってその願いに悪魔がよってきたという。
「名前はあるの?」
「複数ある。まぁレクイエムと呼んでくれたらいい。」
「報酬はもらったみたいだけど、願いは何だったの?」
「得に決まったものではなかったが陽向とその仲間を守ってほしいとのことだった。」
「漠然的だし、期間長くない?」
「この憑依体が死ぬまでくらいなら、100年もかからないだろ?」
悪魔の感覚だと100年は短いか、でもこのレクイエムという悪魔はすごい力を持ってそうだ。男性か女性なのかもわからない。とりあえず少し様子見るしかないね。
「そろそろこの憑依体が怒っている。起きたようだ。」
レクイエムの気配が消えて陽向が戻ってきた。
ボーとしているようだ。
「ひとまず、陽向への危害はないようだな?」
久遠がクルミに声をかけてきた。
「そうだね。とりあえず様子見。カリディアの様子を見て帰ろうか?」
「わかった。」
ナオルグでは、武術大会という名の兵士募集もお願いしておりクルミも光の精霊に無理やり飛ばされたりと疲れていた。今回は馬車移動で帰ることになりそうだ。
「とりあえず今日は休ませて。」
「陽向を寝かしつけてくる。」
もう夜だ、今日はこのくらいにしてまた明日考えることにした。
兵士たちは、与太郎の指示のもの復旧作業におわれていた。住民たちも手伝ってくれている。自主的にやってくれているようだ。今回の騒動を非難しようと集まった住民もいたがアリスのボロボロの姿を見て誰も何も言えなくなったようだ。
そして私はというと、陽向と話をすることにした。と言っても陽向にまだ憑依している悪魔に質問するためだった。部屋には久遠だけ残っていた。
「それであなたは誰?」
クルミは陽向に憑依している悪魔に問いかけた。
「悪魔ってのは理解していると思うが、契約として動いている。死ぬ前の魂をいただいたからな。」
「その魂は?もしかして。」
久遠が珍しく積極的だった。なんとなく気づいているようだった。
「この憑依体の兄桃介だ。召喚者というか願ったのは、近くにいた女性だったがな。」
「やはりか・・・・・」
陽向の兄は、鈴多の母親を守りに行き亡くなった。鈴多の母親は、あまりにも桃介を不憫に思ってその願いに悪魔がよってきたという。
「名前はあるの?」
「複数ある。まぁレクイエムと呼んでくれたらいい。」
「報酬はもらったみたいだけど、願いは何だったの?」
「得に決まったものではなかったが陽向とその仲間を守ってほしいとのことだった。」
「漠然的だし、期間長くない?」
「この憑依体が死ぬまでくらいなら、100年もかからないだろ?」
悪魔の感覚だと100年は短いか、でもこのレクイエムという悪魔はすごい力を持ってそうだ。男性か女性なのかもわからない。とりあえず少し様子見るしかないね。
「そろそろこの憑依体が怒っている。起きたようだ。」
レクイエムの気配が消えて陽向が戻ってきた。
ボーとしているようだ。
「ひとまず、陽向への危害はないようだな?」
久遠がクルミに声をかけてきた。
「そうだね。とりあえず様子見。カリディアの様子を見て帰ろうか?」
「わかった。」
ナオルグでは、武術大会という名の兵士募集もお願いしておりクルミも光の精霊に無理やり飛ばされたりと疲れていた。今回は馬車移動で帰ることになりそうだ。
「とりあえず今日は休ませて。」
「陽向を寝かしつけてくる。」
もう夜だ、今日はこのくらいにしてまた明日考えることにした。
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