♪イキイキさん ～インフィニットコメディー！ ミラクルワールド！～ 〈初日 辰みっつの刻(８時３０分頃)〉

♪イキイキとなにゆえ？ ２ー１ー９

『まあ、私達わたしたちの場合ばあいは、‘イキイキさん’が、私わたし、チャイムで～、‘ナミナミさん’が、ベルさんになるのかな～～～～～～！』
左右さゆうの前足まえあしをうまく使つかって、分わかりやすく、伝つたえている。

『フンッ！フンッ！フンッ！フンッ！』
気きづかないうちに、戻もどってきたと思おもったら、‘生いきることの醍醐味だいごみは、やっぱり、食くう寝ねる遊あそび！’と書かかれたボードをくわえている。

『はい～～～～、はい～～～～、はい～～～～～！ベルさ～～～ん！今回こんかいもまた、ありがと～～～う！わたしも、そう、思おもいますよ～～～！』
その姿すがたは、幼おさない子こどもに接せっする、優やさしい母親ははおやのようである。

『ウワンッッッッ！フンッ！』
調子ちょうしよく、返事へんじをすると、また、どこかへ行いってしまう。

『‘ナミナミさん’も、‘イキイキさん’も、見みた目めは、全まったく同おなじです。どちらも、皆みなさんと仲良なかよくしてもらえたら、私わたしは、と～～～っても、うれしいで～～～～～～す！』
真心まごころのある言葉ことばが、心地ここちよく伝つたわってくる。

『ウワンッッッッ！フンッ！』
いつの間まにやら、戻もどってきたと思おもったら、‘なんだかんだ言いっても、やっぱり、愛あいは地球ちきゅうを救すくう’と書かかれたボードをくわえている。