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♪イキイキとお茶を頂く  2ー3ー7

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「もしかして・・・・・・、もしかして・・・・・・、いちゃったの・・・・・・!」
不思議ふしぎそうなかおで、両目りょうめくちおおきくけたままでいる。

いちゃった・・・・・・、ね・・・・・・”
我慢がまんしていたが、ほんのすこしだけ、わらってしまう。

「う~ん・・・・・・・・・・・・・」
すわりの姿勢しせいのまま、なにかをかんがえている様子ようすで、こちらをて、じっとしている。

“そうだね・・・・・・・・・・・・・”
こちらも、どうすればいいのかからず、モッチのかおをずっとる。

「なにゆえ~~~~~~~~~?」
くび体全体からだぜんたい左横ひだりよこへ、ななめにかたむける。

“『なにゆえ~』・・・・・・、とわれても・・・・・・”
率直そっちょく意見いけんとしては、あのクーラーボックスには、かぎがかかっていなかったんだろうとおもう。

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