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しおりを挟む「エミリーせんせい!だんなさま、もうおむかえにきてるよ!」
「こういうの、らぶらぶっていうんだぜ!ねえちゃんがいってたからな。」
ジャンとケニーの言葉に、エミリーは顔を赤くして慌てた。託児所の入口にはアランの姿が見える。
あれから、アランはエミリーを迎えに来るようになった。と言うのも、トニーはエミリーと会いたいが為に、エミリーがよく利用している市場の巡回当番を、無理矢理他の騎士と交代していたことが発覚したからだ。
思い返してみると、市場で会う巡回中の騎士は、いつもトニーだった。騎士の巡回先は、ずっと同じ場所ではなく持ち回りとする決まりとなっている。
それを、自分の都合で、しかも上司の妻への横恋慕という理由で、当番を勝手に代えていたトニーには厳しいペナルティが課された。
エミリーとアランが王都内にいる間は謹慎することとなり、その後は二人が行く辺境とは遠く離れた地の騎士団へ異動となった。
そういった経緯があり、アランは過保護になった。出勤も退勤もずっと一緒なのだ。エミリーは、アランの仕事が疎かになることを心配していたが、引き継ぎは漸く落ち着き、アランは早めに帰れるようになっていた。
「あ、あれ、ジャンのおとうさんじゃない?」
「おう。ケニーのかあちゃんもみえるぞ。」
「エミリーせんせいと、おむかえおそろいだねぇ。」
「せんせい、ばしゃのとこまでいっしょにかえろうぜ。」
エミリーが宥めようとすると、ポーラは笑って「帰ってあげなさい。」と背中を押してくれる。荷物を取りに行っていると、アランが子どもたちに質問攻めに合っていた。アランは、しゃがみ込み、子ども達も目線を合わせて答えていた。
「せんせい、いえではなにしてるの?」
「君たちの話をよくしているよ。運動好きなジャン。工作が得意なケニー。エミリー先生はいつもみんなのことを褒めているよ。」
二人は嬉しそうにモジモジしていた。
「なぁなぁ、せんせいのことすき?」
ジャンの口からとんでもない質問が飛び出し、エミリーは目を丸くした。止めようと近付くと、アランはエミリーに優しい笑顔を見せてこう言った。
「ああ。世界で一番大好きな、奥さんだよ。」
<おしまい>
読んでくださり、ありがとうございました!
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シャイな男♂アランさん、本当に素敵な旦那様ですね😍
物語を最後まで読んで、アランがエミリーちゃんをとても大切にしていることが、よく分かりました😊
大好きなエミリーちゃんの大切な仕事を奪いたくない…でも、エミリーちゃんと離れたくない…そんな複雑な気持ちが、表情に出てしまったんですね😅誤解が解けて良かったです✌️
トニー切ない😢
幼い頃から大好きだった女の子を、ポット出の新人に取られちゃった訳ですね😢
(それとも、アランに取られてから、恋心に気づいたのかな??)
どちらにせよ、新しい町で心を入れかえ、真面目に頑張って欲しいです!!
最後、妻への恋心を本人ではなく、子供達に伝えるところが、シャイなアランらしくて、とても良かったです❤️
はぁ~💕面白かった😍
たまこさま、今回も素敵なお話、ありがとうございました🙇
Kitaさま、素敵な感想ありがとうございます!!とても嬉しいです😭
アランの不器用ながらも、エミリーへの想いが溢れている所が伝わって良かったです!
トニー目線だと悲しいですよね😢
新しい場所で頑張ってくれる筈です!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪♡