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第5章 ディハンジョン
【189話】 そこにいたモノ
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「派手にやったな~」
先行して行ったデイに追いつき辺りに散らばる先程まで魔獣だった物を見ながら俺は言う。
「まぁな、これで景気付けになったろ」
「そうだけどな……」
「どうやら他の方も来られたようですよ」
笑顔で話すデイに返事をしているとヴァーリンが階段の方を見ながら俺達に告げる。
確かに階段の方から無数の足音がきこえはじめた、つまり他の人達もこの中層に降りてきたって事だ。
「どうするデイ?進むか、それとも他の隊とかも待つか?」
「先に進もう、俺達がやれるってところをもっとみんなに見せつけようぜ!!」
デイは明るく提案してくる、彼は彼なりにあの場にいた全員に思われたかったのだろう。
ユウト以外にも凄いやつはいるんだぞって。
そのせいか多少の焦りが見える。
そこのところ、ちゃんと注意してやらないと……
そう思いながらも俺達は中層の奥へと進む。
中層は序層よりも冷たく、どことなく暗い洞窟のような感じだ。
「……っ!デイ!!」
パートリーが小声でデイに声をかける。
どうやらパートリーの目線の先、ここを進んだところに魔獣がいるという事なのだろう。
「わかった、まず俺が先行する!」
「ちょ、待て!」
デイはそういった瞬間に俺の静止の声を聞かずに真っ直ぐ駆けていき俺もその後を追う。
今の彼が何故か危うく感じてしまうのだ。
追いつく、デイは足を止めて先を見ている。
その先にいるのは二足歩行の魔獣……人型ではあるが顔が溶け出してるみたいで胴体とくっついている歪な形の魔獣だ。
「やっと追いついた……」
「まったくいったいデイはどうしたんですか?ー
「あ、あの魔獣は……」
魔獣と対峙する形で待機していると後ろからレイナ達が追いつきパートリーが魔獣を見て反応する。
そして彼は本を取りページをめくる……パートリーの持ってる本……確か昨日……
「俺1人で充分だ、いくぞ!!」
パートリーの持っている本に気を取られている隙にデイが魔獣へと接近し攻撃を仕掛けに行ってしまう。
「あ、アイツ……」
「ダメですデイ!そんな接近しちゃ……この魔獣は!魔法を使います!!」
俺が魔獣に攻撃を仕掛けたデイの方へと振り返ると同時にパートリーが叫ぶ。
しかしデイには届いていないのか止まらない、何故パートリーがその本を持っているのかわからない。
けれどパートリーの言葉を聞いた瞬間にはもうすでに魔力を手に纏わせていた。
「しまっ──」
そしてデイと魔獣との距離が縮まり斧を振り上げた瞬間、魔獣の口に魔力が集まってるのを感じた。
まずい、あの状態のデイじゃ魔法を防げない!!
即座に判断し、俺はデイに当たらないよう魔法を放つ。
風の魔法が冷たい空間を駆け抜け魔獣の魔力の発生源である口を捉えた。
「ぐおっ……!」
俺の魔法と魔獣の魔法がぶつかり合い、その反動でデイは俺達の方へと飛ばされる。
「なにすんだ……」
「おいいい加減にしろデイ」
悪態をつきながら立ちあがろうとする彼に俺は少し怒りが湧き彼の胸ぐらを掴んだ。
「お前が焦ってるのは見たらわかる、けどな1人で突っ走るな!」
「……それをお前が言うかよ」
これ以上は隊として機能しなくなるそう思い強く口に出す。
しかしデイから帰ってきたのは意外な言葉で……
「う、うわぁぁぁぁぁ!!!」
そしてそれと同時に誰かの叫び声が聞こえてきたのだ。
「……ッ行くぞ」
「……あぁ」
今はこんなことをしている場合じゃない、誰かが襲われているのなら助けに行かなくては。
さっきのデイの言葉が引っかかったがその場はひとまず後にして声が聞こえた方へと俺達は走り出した。
「た、助けて……」
「っ!いた!!」
そして俺達は倒れている男性を発見する。
血まみれで服はボロボロだが、なんとか無事みたいだ。
「今、助けます!!」
ドシンッ ドシンッ
「や、ヤツがくる!アイツが……仲間が……」
すぐさま駆け寄ろうとしたした瞬間、大きくずっしりとした足音が響く。
そして倒れている男性のその先の通路の奥、そこからその足音の主が現れ背筋に悪寒が走る。
「な、なんですか、この魔力……」
「さっきまでの魔獣とは全然……」
全身を植物のツタで纏わせている巨体、赤く丸い瞳はこちらを真っ直ぐ見てる。
奴の体から溢れ出す魔力だけ見ても異常さは後ろのレイナとヴァーリンが動揺するほどだ。
「ただの魔獣じゃ……ないよな」
「ッッ!」
「1人で突っ込むなよデイ」
その魔獣と対峙する俺の隣でデイは人器を構える。
さっきまでの流れだと多分また単騎突撃する気だと悟りデイを呼び止める。
場には静寂が流れる。
魔獣サイドも俺達の動きをジッと観察するかのように見つめてその場から動かない。
「な、なんですかこの魔獣……!?」
パートリーはさっきの本を広げページを必死にめくる。
どういう経過はわからないがあの本が昨日アーデンのテントで見たものと同様ならおそらくあの魔獣について調べているのだろう。
だけど目の前には助けを待っている人がいる、俺達はすぐに行動に移るべきだ。
「デイ、俺とお前が前に出て一気に決めるぞ」
精神的に不安は残るけれど、デイもこの状況ではさっきみたいに独断専行はしないだろう。
あの魔獣の実力は未知数、どんな攻撃手段を持ってるのかすらわからない。
だからこそ、最大戦力を持って即座に蹴散らす、それが最善手だ……
デイも状況を察し首を縦に振る。
「……わかった」
「よしっ……行く──」
「待ってください!!」
俺達が魔獣への攻撃を開始しようとした時、パートリーに呼び止められる。
「で、出ました……あの魔獣が……
あの魔獣はここ中層の魔獣じゃありません……
深層の魔獣です」
先行して行ったデイに追いつき辺りに散らばる先程まで魔獣だった物を見ながら俺は言う。
「まぁな、これで景気付けになったろ」
「そうだけどな……」
「どうやら他の方も来られたようですよ」
笑顔で話すデイに返事をしているとヴァーリンが階段の方を見ながら俺達に告げる。
確かに階段の方から無数の足音がきこえはじめた、つまり他の人達もこの中層に降りてきたって事だ。
「どうするデイ?進むか、それとも他の隊とかも待つか?」
「先に進もう、俺達がやれるってところをもっとみんなに見せつけようぜ!!」
デイは明るく提案してくる、彼は彼なりにあの場にいた全員に思われたかったのだろう。
ユウト以外にも凄いやつはいるんだぞって。
そのせいか多少の焦りが見える。
そこのところ、ちゃんと注意してやらないと……
そう思いながらも俺達は中層の奥へと進む。
中層は序層よりも冷たく、どことなく暗い洞窟のような感じだ。
「……っ!デイ!!」
パートリーが小声でデイに声をかける。
どうやらパートリーの目線の先、ここを進んだところに魔獣がいるという事なのだろう。
「わかった、まず俺が先行する!」
「ちょ、待て!」
デイはそういった瞬間に俺の静止の声を聞かずに真っ直ぐ駆けていき俺もその後を追う。
今の彼が何故か危うく感じてしまうのだ。
追いつく、デイは足を止めて先を見ている。
その先にいるのは二足歩行の魔獣……人型ではあるが顔が溶け出してるみたいで胴体とくっついている歪な形の魔獣だ。
「やっと追いついた……」
「まったくいったいデイはどうしたんですか?ー
「あ、あの魔獣は……」
魔獣と対峙する形で待機していると後ろからレイナ達が追いつきパートリーが魔獣を見て反応する。
そして彼は本を取りページをめくる……パートリーの持ってる本……確か昨日……
「俺1人で充分だ、いくぞ!!」
パートリーの持っている本に気を取られている隙にデイが魔獣へと接近し攻撃を仕掛けに行ってしまう。
「あ、アイツ……」
「ダメですデイ!そんな接近しちゃ……この魔獣は!魔法を使います!!」
俺が魔獣に攻撃を仕掛けたデイの方へと振り返ると同時にパートリーが叫ぶ。
しかしデイには届いていないのか止まらない、何故パートリーがその本を持っているのかわからない。
けれどパートリーの言葉を聞いた瞬間にはもうすでに魔力を手に纏わせていた。
「しまっ──」
そしてデイと魔獣との距離が縮まり斧を振り上げた瞬間、魔獣の口に魔力が集まってるのを感じた。
まずい、あの状態のデイじゃ魔法を防げない!!
即座に判断し、俺はデイに当たらないよう魔法を放つ。
風の魔法が冷たい空間を駆け抜け魔獣の魔力の発生源である口を捉えた。
「ぐおっ……!」
俺の魔法と魔獣の魔法がぶつかり合い、その反動でデイは俺達の方へと飛ばされる。
「なにすんだ……」
「おいいい加減にしろデイ」
悪態をつきながら立ちあがろうとする彼に俺は少し怒りが湧き彼の胸ぐらを掴んだ。
「お前が焦ってるのは見たらわかる、けどな1人で突っ走るな!」
「……それをお前が言うかよ」
これ以上は隊として機能しなくなるそう思い強く口に出す。
しかしデイから帰ってきたのは意外な言葉で……
「う、うわぁぁぁぁぁ!!!」
そしてそれと同時に誰かの叫び声が聞こえてきたのだ。
「……ッ行くぞ」
「……あぁ」
今はこんなことをしている場合じゃない、誰かが襲われているのなら助けに行かなくては。
さっきのデイの言葉が引っかかったがその場はひとまず後にして声が聞こえた方へと俺達は走り出した。
「た、助けて……」
「っ!いた!!」
そして俺達は倒れている男性を発見する。
血まみれで服はボロボロだが、なんとか無事みたいだ。
「今、助けます!!」
ドシンッ ドシンッ
「や、ヤツがくる!アイツが……仲間が……」
すぐさま駆け寄ろうとしたした瞬間、大きくずっしりとした足音が響く。
そして倒れている男性のその先の通路の奥、そこからその足音の主が現れ背筋に悪寒が走る。
「な、なんですか、この魔力……」
「さっきまでの魔獣とは全然……」
全身を植物のツタで纏わせている巨体、赤く丸い瞳はこちらを真っ直ぐ見てる。
奴の体から溢れ出す魔力だけ見ても異常さは後ろのレイナとヴァーリンが動揺するほどだ。
「ただの魔獣じゃ……ないよな」
「ッッ!」
「1人で突っ込むなよデイ」
その魔獣と対峙する俺の隣でデイは人器を構える。
さっきまでの流れだと多分また単騎突撃する気だと悟りデイを呼び止める。
場には静寂が流れる。
魔獣サイドも俺達の動きをジッと観察するかのように見つめてその場から動かない。
「な、なんですかこの魔獣……!?」
パートリーはさっきの本を広げページを必死にめくる。
どういう経過はわからないがあの本が昨日アーデンのテントで見たものと同様ならおそらくあの魔獣について調べているのだろう。
だけど目の前には助けを待っている人がいる、俺達はすぐに行動に移るべきだ。
「デイ、俺とお前が前に出て一気に決めるぞ」
精神的に不安は残るけれど、デイもこの状況ではさっきみたいに独断専行はしないだろう。
あの魔獣の実力は未知数、どんな攻撃手段を持ってるのかすらわからない。
だからこそ、最大戦力を持って即座に蹴散らす、それが最善手だ……
デイも状況を察し首を縦に振る。
「……わかった」
「よしっ……行く──」
「待ってください!!」
俺達が魔獣への攻撃を開始しようとした時、パートリーに呼び止められる。
「で、出ました……あの魔獣が……
あの魔獣はここ中層の魔獣じゃありません……
深層の魔獣です」
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