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第一章じーちゃんから貰った鍵
誠進化する⁉
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「俺、精霊たちみんなの居場所絶対に元に戻すからな!」
『ああ、誠なら大丈夫だ』
「白にそう言われると本当に何でも出来そうに思うから不思議だな!」
ニカッと笑う誠の側に幾千の精霊たちが集まっていることに鈍い誠は気付きもしない。
今も絶賛人間L〇D状態の誠はどこまでいっても誠なのだ。
その異常な光景に気付いているのは、神虎である白と風の精霊王、それとじっちゃんだけだった。
入り組んだ、迷路の様な場所で誠たちは1列で進んでいる。その先頭を人間LED化している誠の姿は、既に異常な程ペカッと光っており、いくら精霊が近寄ってきていても、[どうせ、誠(様)が光ってるんだろ?]と思ってしまい、空達は気付けずにいた。
本来なら精霊の力で光り輝いていれば精霊達が集まってきていると気付けるが、精霊王が身体の中にいる為光っている、としか考えられなかったのだ。何せこんなことは生きているうちで見ることなんて一回有れば運が良い方だ。
其れ程に精霊と、それを統べる精霊王では格が違う。
それだけではなく、直ぐ側に神虎である白がいる為、誠の周りの神格はおかしなことになっていた。
これでは気付ける筈もない。
「なあ~?白……」
『どうした誠?』
「何でさっきから周りに精霊が寄ってきてんだ?……風の精霊王が呼んだのか?…でも何か変だな~」
『呼んでおらん。……ここにいるのは風の精霊ではない』
「だよな?何か風って感じがしないんだよな~どちらかって言うと水?、いや夜?」
誠の言葉を鵜呑みにするなんて、そんなマネは決してしないが(←何気に失礼)驚いたのはレインだ。
「誠様、今、夜と言いましたか⁉」
「良くわかんないが、何か夜みたいな癒しと安らぎを感じるんだよな~。眠くなる」
誠の言葉を聞いた風の精霊王こそ驚きを隠せなかった。
四大精霊の上をいく精霊王がいるとすれば、それは光と闇のみ。それも光以上に表舞台に現れない闇の精霊が誠の側に寄ってきてたのだ。
それも誠に言われて気付くとは、何たる不覚。
このなんとも言えない雰囲気を醸し出す男に絆されたか?
『誠、少し急ぐぞ』
「え?………うわあああああああああ」
そう言うが早いか風の精霊王は、誠の身体を操りスピードを上げて、誠の悲鳴と共にさら奥へと進んでいく。
「あ!誠様!」
驚いたレインと空が追いかけようにも追いつくことはできない。けして2人が遅いわけではない。
人間と比較すればぶっちぎりで引き離す事が出来る程には2人は鍛えているが、相手は風の精霊王だ。
スピードで勝負しても敵わない。
『レイン、空、我に乗るが良い』
白が2人を自分の背中に乗るように促し、2人は素直に白の背に乗った。
『良く捕まっておれ‼』
白は勢い良く加速し始めた。
一度は見失った誠の姿を捉える事が出来たが、空もレインも落とされまいと必死にしがみついていた為気付けない。それでも気を失わないだけ2人は、立派だった。
追いついた頃には最下層に着いていた。
景色を楽しむ余裕もない。(←まあ、周りは真っ暗だが……)
「ここは?」
誠の問い掛けに答えたのは、何と闇の精霊王だった。
『ここは世界の始まりの地』
驚きを隠せなかったのは風の精霊王だ。
風の精霊王ですら数える程しか合ったことは無い相手だった。
「そっか!教えてくれて有難うな!」
誠は声のする方に視線を移すと人受けの良い(たらしの)笑顔を向けた。
視線の先には、小学校3年生位の髪が異様に長い女の子(?)が立っていた。(もとい、浮いていた)
その容姿は出来の良い人形の様に整っており、人形だが、人では無いと痛感させられる。
『あなたは面白い子ね』
「あなたは綺麗だな!」
「「「……………」」」
何とか白の背中から降りた空とレイン、そして風の精霊王と白、おまけにブレスレットの中のじっちゃんも黙ってしまった。
みんながみんな、『このタラシめ‼滅んでしまえ!』と誠に白い視線を向ける。
計算していないから、余計に質が悪い。
「わたしがきれい?」
「ああ、黒い髪も黒い目も白い肌も、みんなあんたに似合ってる」
「風のが惹かれるのも解らなくは無いわ。ねえ?」
視線を誠に向けている様で、誠の中の精霊王に問うている。
『御意』
風の精霊王の様子からも分かる通り、光と闇は別格だった。
「あなたが精霊樹を植えてくれるの?」
「駄目か?………こいつらの大事な故郷何だろう?俺が壊したから俺が戻したいんだ。でも、あんたが嫌なら俺は止めるよ」
「いいえ?嫌ではないわ。寧ろあなたが良いとわたしは思っているわ」
『『‼‼‼』』
今度は白も驚いた。
これは闇の精霊王が誠を認めたのと同じことだから。
「わたしが見ていてあげるから、植えてしまいなさいな」
『ああ、誠なら大丈夫だ』
「白にそう言われると本当に何でも出来そうに思うから不思議だな!」
ニカッと笑う誠の側に幾千の精霊たちが集まっていることに鈍い誠は気付きもしない。
今も絶賛人間L〇D状態の誠はどこまでいっても誠なのだ。
その異常な光景に気付いているのは、神虎である白と風の精霊王、それとじっちゃんだけだった。
入り組んだ、迷路の様な場所で誠たちは1列で進んでいる。その先頭を人間LED化している誠の姿は、既に異常な程ペカッと光っており、いくら精霊が近寄ってきていても、[どうせ、誠(様)が光ってるんだろ?]と思ってしまい、空達は気付けずにいた。
本来なら精霊の力で光り輝いていれば精霊達が集まってきていると気付けるが、精霊王が身体の中にいる為光っている、としか考えられなかったのだ。何せこんなことは生きているうちで見ることなんて一回有れば運が良い方だ。
其れ程に精霊と、それを統べる精霊王では格が違う。
それだけではなく、直ぐ側に神虎である白がいる為、誠の周りの神格はおかしなことになっていた。
これでは気付ける筈もない。
「なあ~?白……」
『どうした誠?』
「何でさっきから周りに精霊が寄ってきてんだ?……風の精霊王が呼んだのか?…でも何か変だな~」
『呼んでおらん。……ここにいるのは風の精霊ではない』
「だよな?何か風って感じがしないんだよな~どちらかって言うと水?、いや夜?」
誠の言葉を鵜呑みにするなんて、そんなマネは決してしないが(←何気に失礼)驚いたのはレインだ。
「誠様、今、夜と言いましたか⁉」
「良くわかんないが、何か夜みたいな癒しと安らぎを感じるんだよな~。眠くなる」
誠の言葉を聞いた風の精霊王こそ驚きを隠せなかった。
四大精霊の上をいく精霊王がいるとすれば、それは光と闇のみ。それも光以上に表舞台に現れない闇の精霊が誠の側に寄ってきてたのだ。
それも誠に言われて気付くとは、何たる不覚。
このなんとも言えない雰囲気を醸し出す男に絆されたか?
『誠、少し急ぐぞ』
「え?………うわあああああああああ」
そう言うが早いか風の精霊王は、誠の身体を操りスピードを上げて、誠の悲鳴と共にさら奥へと進んでいく。
「あ!誠様!」
驚いたレインと空が追いかけようにも追いつくことはできない。けして2人が遅いわけではない。
人間と比較すればぶっちぎりで引き離す事が出来る程には2人は鍛えているが、相手は風の精霊王だ。
スピードで勝負しても敵わない。
『レイン、空、我に乗るが良い』
白が2人を自分の背中に乗るように促し、2人は素直に白の背に乗った。
『良く捕まっておれ‼』
白は勢い良く加速し始めた。
一度は見失った誠の姿を捉える事が出来たが、空もレインも落とされまいと必死にしがみついていた為気付けない。それでも気を失わないだけ2人は、立派だった。
追いついた頃には最下層に着いていた。
景色を楽しむ余裕もない。(←まあ、周りは真っ暗だが……)
「ここは?」
誠の問い掛けに答えたのは、何と闇の精霊王だった。
『ここは世界の始まりの地』
驚きを隠せなかったのは風の精霊王だ。
風の精霊王ですら数える程しか合ったことは無い相手だった。
「そっか!教えてくれて有難うな!」
誠は声のする方に視線を移すと人受けの良い(たらしの)笑顔を向けた。
視線の先には、小学校3年生位の髪が異様に長い女の子(?)が立っていた。(もとい、浮いていた)
その容姿は出来の良い人形の様に整っており、人形だが、人では無いと痛感させられる。
『あなたは面白い子ね』
「あなたは綺麗だな!」
「「「……………」」」
何とか白の背中から降りた空とレイン、そして風の精霊王と白、おまけにブレスレットの中のじっちゃんも黙ってしまった。
みんながみんな、『このタラシめ‼滅んでしまえ!』と誠に白い視線を向ける。
計算していないから、余計に質が悪い。
「わたしがきれい?」
「ああ、黒い髪も黒い目も白い肌も、みんなあんたに似合ってる」
「風のが惹かれるのも解らなくは無いわ。ねえ?」
視線を誠に向けている様で、誠の中の精霊王に問うている。
『御意』
風の精霊王の様子からも分かる通り、光と闇は別格だった。
「あなたが精霊樹を植えてくれるの?」
「駄目か?………こいつらの大事な故郷何だろう?俺が壊したから俺が戻したいんだ。でも、あんたが嫌なら俺は止めるよ」
「いいえ?嫌ではないわ。寧ろあなたが良いとわたしは思っているわ」
『『‼‼‼』』
今度は白も驚いた。
これは闇の精霊王が誠を認めたのと同じことだから。
「わたしが見ていてあげるから、植えてしまいなさいな」
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