大量チートスキルをイマイチ使いこなせない勇者〜それは召喚に巻き込まれた私でした〜

MIILU

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49【番外編】八番目の子供と思わぬ伏兵

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「マルセル…ここ、触って…?」

「んっ、ぅっ、や、柔らかい…っ」



ニーヴェを産んだ後、月の物が来たので他の夫たちに急かされマルセルは毎日私と修行をしている。

マルセルは目隠しをしてベッドのフチへ座り、その膝の上に私は座っている。対面座位の形だけれど、マルセルが酷く緊張して震えている為、私がイケナイ事をしているみたいでいたたまれない。

それでも私に触れるのは、マルセルが他の夫たちにまだかまだかと言われているからだ。

修行を始めて一ヶ月経つけれど、まだ挿入すらしていない。

私を指や舌でイカせる事が出来てきたから、もう少しの筈。

そろそろ私も焦らされて、欲求不満気味だよ?

カサトがみんなに隠れてキスしてくるけど、そのまま抱いてほしくなっちゃうくらい。

カサトはそれに気づいているけど、我慢してる。

偉いなぁ。



「…今日は…頑張ろうね?」

「…はい…レーナ様…あっ」



マルセル自身を手で触れる。

指が回らないくらい大きいそれは、もう先から汁が出てきている。

熱くてビクビクしていて美味しそう。



「マルセル…寝転んで」



ベッドの真ん中に寝て貰い、頭を下にして覆いかぶさる。

マルセルの手を誘導して私のアソコを触らせる。

この格好をするのは、マルセルにだけ。



「舐めあい…しよ?」

「ごくっ、は、はいっ」

「ぁ…っ」



アソコをベロリと舐められ、指を中に入れてくる。

負けじとマルセル自身を握りこみ、舌を出してちろちろと舐めてあげた。

苦い。これを舐めるのも、エタンとマルセルのだけだなぁ。エタンは無理矢理だけどね。

無我夢中で愛撫してくれ、イキそうになり口で含む事が出来なくなってくる。



「あっ、イクッイッちゃう…っ」

「僕も…っあぁ…っ」

「きゃっ!」



指を弛緩していると、アソコからでた液体が顔に当たってしまった。

普段は気をつけているのに。

マルセルは一回出したら満足してしまうから、今日ももう終わりかなー。



「あー…顔にかかっちゃった…『クリー…」

「待ってくださいっ!」



バッと上半身を起こすと、目隠しを自ら取った。

珍しい。自分から取る事なんてなかったのに。



「あ…本当だ…僕の…?」



目が合うと、光悦とした表情で私の顔にかかったソレを指で塗り広げた。

私の中に入っていた指でだ。



「…キレイです…レーナ様…」



手にしていたマルセル自身がむくむくと大きくなっていく。

マルセルって、もしかしてS、なのかな?

これだけ大きく固かったら入れられるかも。

マルセルと向き合って、首に手を回して対面座位の形を取る。



「…入れてみよっか…?」

「…はい…っ」



反りだったソレを、私の入口に充てる。前後してくちゅくちゅと鳴らして焦らされた。

先っぽで突起をグリグリする。



「あぁん、もう、焦らしちゃダメ…っ」

「焦らしているのではありません…堪能してるんです…女神様の、ここを…」

「あ、は、あぁ…っ」

「あぁ…っすごいぃ…っ」



私の良いところを、ゆっくりと擦って奥まで入ってきた。

少し、イってしまった。

私の背中に腕を回し、ピッタリ密着して気持ちがいい。

そしてまた動かない。



「はぁ…ずっとこうしてたいです…」

「やだぁ…っ動いてよ…っ」

「あ!そうですね…レーナ様も気持ちよくなってください…っ」



背中にあった手がお尻を持ち上げ、私の身体を上下に揺さぶる。

プラス突き上げられて、気持ち良すぎて必死にマルセルにしがみついた。

そして一回出しているからか、長く出し入れされ、何度もイッては何度も懇願した。

お願い、もう終わってと。

最後には声も出せないくらい力が入らなくなり、仕方なくで奥に熱を放ってくれた。

無理、無理、無理!何時間、ヤル気なのか。

終わったのは朝方で、私は意識不明気味に昏睡した。

マルセルは意気揚々と仕事に行ったらしいけど。

恐るべし体力。恐るべしマルセル。



そんなこんなでマルセルは私を1週間に1回抱き、一年後には無事に赤ちゃんを出産した。

男のコで名前はメッロと名付けた。マルセルと同じベージュの髪色だ。

これで私の出産は終わり、と。

そしてみんな待ってましたと言わんばかりに、毎夜毎夜私を抱きにくる。

久々にカサトに抱かれて、身体は嬉しい悲鳴をあげる。

この腕に抱かれて目覚める朝がとてつもなく嬉しかった。

ドラコは理想的に抱いてくれるし、ディグはいつも初々しい。ハルトは変わらず長く抱く。ネージュは後ろからが好きで、エタンは貪欲に私を慾る。

マルセルは一ヶ月に一回、私を抱き潰す。

そのルーティーンは何年も続いた。



子供たちもどんどん成長していき、ルージュは成人と同時に結婚して嫁に行ってしまった。

成人を祝ったその日の夜、事件は起こった。



未だに言葉を発さないアンディを雇ってくれるところはなく。それに容姿も前髪もっさりで目が隠れていて、たまに見える目は鋭く、顔もエタンと私に似ても似つかない。アンディは一人でいる事も多かった。

後腐れなくしているのは、もしかしたら旅にでも出るのではないか。と思っていたら。



「…勇者よ…ようやっと目覚められた。我もそなたの夫にしてくれ…」

「は!?ちょ、待って…!その声って…?!」

「そなたに送って貰った暗黒龍だよ。あの時、カケラをそなたの腹に埋めたのだ。やっと…転生できた」

「ちょ、んんぅー!」



覗いて見えた瞳はギラリと輝いていて、最初の頃のエタンを思い出させた。

一人で部屋で寛いでるんじゃなかった!

組み敷かれ、身体の自由を奪われて唇を合わせられる。舌を無理やりねじ込んできて、アンディの唾液が中に入ってくる。

唇を離すと唾液の線が繋がってぷつりと切れた。



「…あの時から、勇者の事を手に入れたかったのだ…。だが、あの身体は我の物ではなかったから我慢していた。ようやっと…ようやっと…」

「…待って…っお願い、やめて…」



私からすればアンディはお腹を痛めて産んだ子供で。抵抗がないわけない。

たとえ私とエタンに似てなくても。



「やめられぬ。安心せよ…この身体とそなたには何の繋がりもない」

「…え…?」

「そなたから栄養は頂いたが、身体と魂は我の物だからな。何も心配する事はない。だから言ったであろう。新月の夜は必ず子を成すと」

「…でも、んんっ!」

「…小煩い口は塞がなければな…」



私より力の強い存在は、もうこの世にはいないと思っていた。半ば強引に身体を開かれ、中に精を吐き出される。

身体に入った龍の入れ墨を視認し、アンディは私の子供ではなかったと、否が応でも認めざるを得なかった。



突然降って湧いた暗黒龍を、みんな、特にエタンはいい顔をしなかった。

だけど、懐のふっかーい私に諭されて何とか受け入れて貰えた。

だけど暗黒龍。ここは働かざる者食うべからず。

話せる様になったんだから、あんたも働きなさい!

誠実に働いていれば、良い事があるかもしれないわよ?
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