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6.モルバーン学園(二年生編)
6-22.プルサウンにて
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グショネンに紹介されたのは恐らくこの町で最も豪華な宿だった。
しかも私は個室を与えられ、他の者と隔離された。
だが、やる事のない町で個室を与えられるのは話し相手も居なくなって寂しいだけだ。
もはや室内で鍛錬するしかないと思っていた。
そんな日の夜、あり得ない事が起きる。
私の部屋に件の男娼たちが訪ねてきた。
「カロリーナ・・・様、俺だ、開けてくれないか」
「帰れ」
少し時間を空けて、次から次へとやってくる。
「カロリーナ君、わ「帰れ」
「カロリーナちゃん、あたし・・・あた「帰れ」
「カロリーナさまぁ、お願いです、「帰れ」開けてくださ~い、うわ~~~ん」
年下のちっこい奴が訪ねてきた時に一度は帰れと言ったがしつこく泣きながら呼び続けるので寝たふりをした。
ところがどれだけ時間が経ってもその泣き続き、しまいには泣きながらビリビリと何かを破る音が聞こえだす。
その音が何か気になり、そっと部屋の外を覗くと自分の服を破ってるではないか。
「お前なにやってるんだ」
「うわ~~~ん!カロリーナさまにやられたぁ」
その声に反応してぞろぞろと3人の男娼が出てくる。
まるで打ち合わせ済みといった感じにだ。
「カロリーナ様、これは責任を取るべきだぞ」
「カロリーナ君、君はやり過ぎた」
「カロリーナちゃん、どうしてそんな酷い事をするの?」
この状況を作って何をしたいのかさっぱりわからん。
私は当然のようにドアを閉めようとするが、男娼の一人がその隙間に足を挟んで閉められなくした。
直後、強引にドアは開かれ、侵入を許してしまう。
「カロリーナ様、やっと二人きりになれたね」
「五人だろ?」
「気にするなよ、俺達は今から愛し合うのだからさ」
「馬鹿は休み休みに言え、何をしようとしてるのか分かってるのか」
「何って、俺達はカロリーナ様に襲われるんだよ、嫌々でも従うしかない男娼だからな」
襲っておいて被害者を装うとでも言うのだろうか。
壁際には残り三人がニヤついた顔で待機している。
男娼の一人が私の腕を握るとベッドの上に突き飛ばされた。
「誰か!侵入者だ!」
「ここ、防音だから助けは来ないぜ」
そんな事を言ったタイミングで明後日の方向から声がする。
「そうかな」
その声の持ち主は騎士の一人だった。
言葉を交わしてすらしていないので名前こそ知らないが、顔は覚えている。
騎士が剣を抜き男娼を威嚇すると、「覚えてやがれ」なんて言って一斉に逃げだした。
「助かった。だが、どうしてこの部屋に居たんだ?」
「初めから居ましたよ、影が薄いので気づかなかったのでしょう」
「そうだったのか」
私が気づかないほどの隠密技能持ち。
夜だから気づけなかっただけだと思いたい。
味方であるのなら心強い話だ。
しかも最初は男性という印象があったのに、徐々に女性という印象に変ってゆく。
結果、最初にどうして男性だと思ったのかと思う程に、見た目も声も女性その物となっていた。
「名前を聞いておこうか」
「ミザリーと申します。平民ですので家名はありません」
「どこかで会ったか?」
確証の持てない既視感だった。
彼女の雰囲気にどことなく誰かを思い出しそうになっている。
ともあれ、男娼相手に魔操糸術や尻尾を使わずに済んだのは助かった。
手の内は隠せるなら隠し通したかった。
「気のせいですよ」
「そうか。今夜はミザリーが守ってくれるのか?」
「ええ、見守っていますよ、陰から」
そう言うと人間が空気に溶けていくかのように気配が消えた。
見えないし、気配を感じないけど、見られている気がすると言うのは少々不気味な感じだ。
純粋に落ち着かないのだが、見られて困る事でも無いのでそっとしておく。
朝になれば男娼の件でクレームを入れようと思いながら眠りについた。
***
翌朝、食後に街の広場で打ち首ショーがあったという話が耳に入った。
それが私に関係あるものだという気がしてならず、急いで現場を見に行く事にした。
嫌な予感は的中するもので、それは昨夜の男娼3人だった。
一番年下の奴以外の首が晒され、並べられていたのだ。
そしてグショネンが私に近づいては、薄汚い笑みをこちらに向けた。
「これはこれは、女王様、お早いお目覚めですな」
「これはなんだ?」
「ああ、この者達は我が国益を損ねるような振る舞いをしたので、貴国との友好の証として無礼討ちに致しました。なかなかしぶとくて首を切るのに苦労しましたよ、はっはっは。ここだけの話、この者たち、ソルレーンのスパイだったみたいなのですよ。ですから昨晩のこの者達の行いは我が国の意図とは関係ありませぬから勘違いなさらぬよう、お願いします」
理由がどうであれ、気分が悪い───
何が無礼討ちだ。
どうせお前が寄越したのだろ?失敗したから消したんだろ?
喉元まで出かけた言葉を飲み込んだ。
だが、私の気持ちは抑えきる事が出来ず、余計な事を言ってしまう。
「気分が悪い。私の滞在中、関わった奴を死なせるな」
余計な事を言ってしまったと思いつつも広場を後にした。
暫く歩き、周りに人気が居ない事を確認した上で彼女を呼ぶ事にした。
*
「ミザリー居るか」
「はっ、ここに」
「男娼の一番ちっこい奴を探してくれないか。逃亡しているようなら保護してやってくれ」
「承知」
せめて一人くらい救ってやらねば・・・。
しかも私は個室を与えられ、他の者と隔離された。
だが、やる事のない町で個室を与えられるのは話し相手も居なくなって寂しいだけだ。
もはや室内で鍛錬するしかないと思っていた。
そんな日の夜、あり得ない事が起きる。
私の部屋に件の男娼たちが訪ねてきた。
「カロリーナ・・・様、俺だ、開けてくれないか」
「帰れ」
少し時間を空けて、次から次へとやってくる。
「カロリーナ君、わ「帰れ」
「カロリーナちゃん、あたし・・・あた「帰れ」
「カロリーナさまぁ、お願いです、「帰れ」開けてくださ~い、うわ~~~ん」
年下のちっこい奴が訪ねてきた時に一度は帰れと言ったがしつこく泣きながら呼び続けるので寝たふりをした。
ところがどれだけ時間が経ってもその泣き続き、しまいには泣きながらビリビリと何かを破る音が聞こえだす。
その音が何か気になり、そっと部屋の外を覗くと自分の服を破ってるではないか。
「お前なにやってるんだ」
「うわ~~~ん!カロリーナさまにやられたぁ」
その声に反応してぞろぞろと3人の男娼が出てくる。
まるで打ち合わせ済みといった感じにだ。
「カロリーナ様、これは責任を取るべきだぞ」
「カロリーナ君、君はやり過ぎた」
「カロリーナちゃん、どうしてそんな酷い事をするの?」
この状況を作って何をしたいのかさっぱりわからん。
私は当然のようにドアを閉めようとするが、男娼の一人がその隙間に足を挟んで閉められなくした。
直後、強引にドアは開かれ、侵入を許してしまう。
「カロリーナ様、やっと二人きりになれたね」
「五人だろ?」
「気にするなよ、俺達は今から愛し合うのだからさ」
「馬鹿は休み休みに言え、何をしようとしてるのか分かってるのか」
「何って、俺達はカロリーナ様に襲われるんだよ、嫌々でも従うしかない男娼だからな」
襲っておいて被害者を装うとでも言うのだろうか。
壁際には残り三人がニヤついた顔で待機している。
男娼の一人が私の腕を握るとベッドの上に突き飛ばされた。
「誰か!侵入者だ!」
「ここ、防音だから助けは来ないぜ」
そんな事を言ったタイミングで明後日の方向から声がする。
「そうかな」
その声の持ち主は騎士の一人だった。
言葉を交わしてすらしていないので名前こそ知らないが、顔は覚えている。
騎士が剣を抜き男娼を威嚇すると、「覚えてやがれ」なんて言って一斉に逃げだした。
「助かった。だが、どうしてこの部屋に居たんだ?」
「初めから居ましたよ、影が薄いので気づかなかったのでしょう」
「そうだったのか」
私が気づかないほどの隠密技能持ち。
夜だから気づけなかっただけだと思いたい。
味方であるのなら心強い話だ。
しかも最初は男性という印象があったのに、徐々に女性という印象に変ってゆく。
結果、最初にどうして男性だと思ったのかと思う程に、見た目も声も女性その物となっていた。
「名前を聞いておこうか」
「ミザリーと申します。平民ですので家名はありません」
「どこかで会ったか?」
確証の持てない既視感だった。
彼女の雰囲気にどことなく誰かを思い出しそうになっている。
ともあれ、男娼相手に魔操糸術や尻尾を使わずに済んだのは助かった。
手の内は隠せるなら隠し通したかった。
「気のせいですよ」
「そうか。今夜はミザリーが守ってくれるのか?」
「ええ、見守っていますよ、陰から」
そう言うと人間が空気に溶けていくかのように気配が消えた。
見えないし、気配を感じないけど、見られている気がすると言うのは少々不気味な感じだ。
純粋に落ち着かないのだが、見られて困る事でも無いのでそっとしておく。
朝になれば男娼の件でクレームを入れようと思いながら眠りについた。
***
翌朝、食後に街の広場で打ち首ショーがあったという話が耳に入った。
それが私に関係あるものだという気がしてならず、急いで現場を見に行く事にした。
嫌な予感は的中するもので、それは昨夜の男娼3人だった。
一番年下の奴以外の首が晒され、並べられていたのだ。
そしてグショネンが私に近づいては、薄汚い笑みをこちらに向けた。
「これはこれは、女王様、お早いお目覚めですな」
「これはなんだ?」
「ああ、この者達は我が国益を損ねるような振る舞いをしたので、貴国との友好の証として無礼討ちに致しました。なかなかしぶとくて首を切るのに苦労しましたよ、はっはっは。ここだけの話、この者たち、ソルレーンのスパイだったみたいなのですよ。ですから昨晩のこの者達の行いは我が国の意図とは関係ありませぬから勘違いなさらぬよう、お願いします」
理由がどうであれ、気分が悪い───
何が無礼討ちだ。
どうせお前が寄越したのだろ?失敗したから消したんだろ?
喉元まで出かけた言葉を飲み込んだ。
だが、私の気持ちは抑えきる事が出来ず、余計な事を言ってしまう。
「気分が悪い。私の滞在中、関わった奴を死なせるな」
余計な事を言ってしまったと思いつつも広場を後にした。
暫く歩き、周りに人気が居ない事を確認した上で彼女を呼ぶ事にした。
*
「ミザリー居るか」
「はっ、ここに」
「男娼の一番ちっこい奴を探してくれないか。逃亡しているようなら保護してやってくれ」
「承知」
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