高卒できなかったわたしは今日も時間が巻き戻る

赤衣 桃

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旧校舎

21話目

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「刃物を持っているか」
「いんや……運転手さん、持っていたらこちらに。ありがとうございます、はいよ」
 左目だけの男から受け取った、グリップの握りやすいナイフで右目だけの男がユニの穿く水色のローライズを切って奪い取った。
「まさか、そのナイフでハイレベルなプレイとかしないよな」
「今はな。存分におれたちを楽しませてくれればナイフを使用するようなハードプレイはしない」
 右目だけの男が現在の状況を説明するように言う。
 ナイフのブレードの部分を右目だけの男がユニの尻に押しつける。ひんやりとしていたようで短い黒髪の彼女がぶるつく。
「だが、八雲ユニが望むのなら話は別だ。おれのチンコとナイフ……どちらをこの穴にねじこまれたい?」
「だってさ。チンコとナイフ、どっちがほしいんだ」

 フェラチオをやめさせ、左目だけの男がユニに改めて同じような内容の質問をした。
「チンコ」
「本当に良いの? もしかしたらナイフのほうが気持ち良くなれるかもしれないのに。さすがに淫乱な八雲ユニも経験したことないでしょう」
「チンコが良いです」
「敬語はやめてほしいな。萎えてきちゃう……せっかくフェラチオでチンコが温まってきていたのにさ」
 大量の汗をかいているユニを見下ろし、左目だけの男が運転手に冷房を強くするように命じる。
「ころ、殺さないで」
「殺すつもりなんてないし。エッチを楽しんでいるだけでナイトプールの時ももっと遊ぶつもりだったのに八雲ユニが勝手に死んだだけのこと。自分以外の誰かのせいにしないでほしいな」

 右目だけの男がなにかを言いたそうに左目だけの男の顔を見つめている。
「おれたちのチンコの中身が空っぽになるぐらい満足をさせられたら家に帰れる」
「本当?」
「本当本当……ここにいる人間たちはエッチが大好きな八雲ユニを殺したりしない、もったいないからね。また今日と同じように遊びたいし」
 名前も知らない男の人たちとエッチをするだけで生き残れる。ナイトプールの時みたいに死んだりしない。
 ナイトプール、そんなところにわたしは誰かと行ったことがあったっけ。ざざざざ、ざざぁ。
「どうするの? 八雲ユニちゃん」
「死にたくない」
「良い返事だ。やっぱり人間は正直に生きないと」
 我慢させていた欲望を爆発させるように右目だけの男が土下座のようなポーズをしているユニの女性器の穴に膨れ上がった硬い陰茎をねじこませる。

 ユニが思わず両足を閉じようとするが、膝立ちをしている右目だけの男に阻止された。
「あっ、あぁん。あんっ……んんっ、いっ」
「可愛い声で鳴くね。そういえばナイトプールの時よりも若返っているから身体の感度もさらに上がっているのか、ますます興奮してきちゃったじゃん」
 膨れ上がった硬い陰茎の抜き差しにユニが身体全体を熱くする。忘れていた快楽を思い出してか右目だけの男の動きに合わせて短い黒髪の彼女も尻を前後に揺らす。
「はあ、はあ、はあ……はぁっ」
「チンコはもう一本あるのを忘れるなよ。おらっ、しゃぶれ。大好物なんだろうがよ」
「ふぁっ、はい」
 顔を赤くして、汗をかいているユニが左目だけの男の硬く太い陰茎を口の中へと。女性器の穴にねじこまれているものとの違いを短い黒髪の彼女は舌で感じ取った。

 同じチンコなのに全然違う。ナオトもオールバックの同志もここにいる二人も、みんな男の人なのに。
「んんぅっ」
「歯を立てるなよ。おおう、男を全く知らなそうな顔をしといて凶悪なものをぶら下げやがって……存分に女を楽しみやがって、何人と遊んできたんだ」
「ちひゃ、いうぅっ」
「嘘つくな。乳首が硬いじゃねーか。エッチが大好きでおれのチンコも吸い尽くそうとしているんだろう、この淫乱が」
 ぎこちないフェラチオを堪能しつつ、左目だけの男がユニの垂れている豊満な乳房を持ち上げるように揉む。
 豊満な乳房の重量感に対してか左目だけの男が恍惚な表情をつくる。
 右目だけの男もユニとのセックスの気持ち良さにひきこまれてか腰を振るスピードを上げていった。

 不意に右目だけの男に尻を叩かれ、ユニがびくつく。
「膣の締まりを良くして、そんなに中出しされたいか」
 さらに膣の締まりがきつくなり、右目だけの男が両足をがくつかせる。ふらつく彼の姿に左目だけの男が心配そうな視線を向けた。
「しっかりしろよ。立場が逆転しちゃうじゃないか」
「黙れ。まじで……もう、うぉお」
「どうせ出すのなら」
 慌てふためいた様子の右目だけの男が、女性器の穴に膨れ上がった硬い陰茎を挿入した状態のまま射精する。
「もっふぉ、ほひぃ」
 注がれた白濁の液体を思い出してかユニがねだる。
「おかわりを要求しているけど、どうだ?」
 手を振りながら右目だけの男が荷室のはしっこで横になった。膨張していた陰茎は萎んでしまい、ぐったりとしている。

「だらしないな。まだまだお楽しみはこれからなのに、ねえ運転手さん。到着までどれくらいでしたっけ?」
「三時間ほど」
「こんなラッキーなイベント……この先の人生であるかどうか分からないのに楽しもうとしないとか異常者ですよね、運転手さん」
「イベントかどうかは分かりませんけれど、坊ちゃんの気紛れに付き合えるのはラッキーでしょうな」
「運転手さんも楽しみませんか? 下半身丸出しの早漏そうろうくんが交代しますよ」
「嬉しいお誘いですが遠慮させてもらいます。坊ちゃんから今回は運転手役を任命されておりますので」
「真面目な運転手さんなことで。ところでこのワンボックスカー、どれくらいまでなら汚しても」
「使い捨てですので、お好きなように」
「オッケー。ありがとうございます」
 左目だけの男の陰茎の先端から溢れてくる白濁の液体をユニが飲む。のどにひっかかったのか苦しそうに短い黒髪の彼女が咳きこみながら、どろりとした精液を吐き出していた。
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