8 / 15
⑻
しおりを挟む
タクマさんはテーブルに移動して小説を書いたあと、帰り際に先週と同じようにマスターにたずねた。
「ハンカチ忘れた人、取りに来ました?」
「まだ来てないんだ」
「来てないんですか」
タクマさんはがっかりした顔をした。
マスターが思いをめぐらす顔をしてから言った。
「ハンカチのことを記事にして、カフェのブログに載せようか。彼女達のだれかが、カフェのブログを読んでるかもしれない。忘れものをした人からきっと連絡が来るよ」
「連絡来そうですね」
タクマさんの表情が明るくなった。
マスターはいそいでカウンターにあるパソコンをひらいた。
「ハンカチ忘れた人、取りに来ました?」
「まだ来てないんだ」
「来てないんですか」
タクマさんはがっかりした顔をした。
マスターが思いをめぐらす顔をしてから言った。
「ハンカチのことを記事にして、カフェのブログに載せようか。彼女達のだれかが、カフェのブログを読んでるかもしれない。忘れものをした人からきっと連絡が来るよ」
「連絡来そうですね」
タクマさんの表情が明るくなった。
マスターはいそいでカウンターにあるパソコンをひらいた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる