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お客さん達はカウンターへ歩いて行った。
「いらっしゃい」
マスターが声をかけた。
お客さんがカウンター越しにマスターに言った。
「忘れたハンカチ、取りに来ました」
マスターはびっくりした表情でこたえた。
「ハンカチ、あずかってます」
べつのお客さんが言った。
「ランチに来たときは知らなかったんですけれど、小説を書いている人達が訪れるカフェなんですか」
マスターはタクマさんを見て言った。
「レジにいる男性が小説を書いているタクマさんです。みなさんが店を出たあと、タクマさんにハンカチを届けに行ってもらったんだけど、見失ったらしくて」
彼女達は振り向いて、タクマさんを見た。
「いらっしゃい」
マスターが声をかけた。
お客さんがカウンター越しにマスターに言った。
「忘れたハンカチ、取りに来ました」
マスターはびっくりした表情でこたえた。
「ハンカチ、あずかってます」
べつのお客さんが言った。
「ランチに来たときは知らなかったんですけれど、小説を書いている人達が訪れるカフェなんですか」
マスターはタクマさんを見て言った。
「レジにいる男性が小説を書いているタクマさんです。みなさんが店を出たあと、タクマさんにハンカチを届けに行ってもらったんだけど、見失ったらしくて」
彼女達は振り向いて、タクマさんを見た。
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