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タクマさんたちはテーブルをかこんですわり、飲みものをウェイトレスロボにオーダーした。
彼女達はタクマさんに、小説を書いたきっかけやどんなときに小説を思いつくかたずねていた。
小説を書くきっかけは

「小説を読むのが趣味で、気分転換に書いてみたら書けたんです」

とこたえていた。
小説の内容を思いつくときは

「パソコンに向かっていたり、道を歩いていたり、電車に乗っていたり、自分の部屋にいるとき。いつでも思いつきます」

とこたえていた。
タクマさん達はしだいにうちとけ、たのしげに会話はつづいた。

「タクマさん達、すっかりしたしくなったね」

わたしはカウンターからタクマさん達をながめ、となりにいるマスターに言った。
マスターはタクマさん達を見てにっこりした。


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