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タクマさんは転勤先へ移動してから、しばらくカフェに姿を見せなかった。
カフェへ久しぶりに訪れたとき、いつものようにカウンターでマスターと仕事や小説の話しをしていた。

ハンカチを忘れたお客さん達がタクマさんの小説を読んでくれるようになった、

とうれしそうに言っていた。
マスターとわたしは自然と笑顔になった。

 fin
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