桃太郎かな?

タピオカ

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旅立ち前

赤鬼との対決

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 桃太郎以外は家の中に入り、外には桃太郎と赤鬼の二人だけになった。

赤「おいおい、一人になって大丈夫かよ(笑)不安で逃げ出したりするとかは、無しだぜ」

 外で二人になる選択をした桃太郎に対して、赤鬼は馬鹿にするように言う。
 しかし、桃太郎は動じない。それどころか、

桃太郎「たった一人のあなたと戦うなら、簡単すぎて朝メシ前ですよ。仲間は一緒に来てないんですか?」

 見たところ、仲間が見つからないので、赤鬼に対して余裕を見せる。

赤「くっ、痛いとこを…。仲間の奴らにもこの村を襲わないかと、誘ってみたさ。けど、こんな田舎の村は襲うには、時間がもったいないと馬鹿にして、別の栄えた村に行っちまったよ」

 赤鬼は、村の襲撃に誘った時のことを思い出し、腹立たしそうに言った。
 そのことを聞いた桃太郎は、なるほどと納得をし、こう聞く。

桃太郎「…そっちの村が、今は本格的に襲われてるんですね。では何故、あなたは仲間と共に、そちらへ行かなかったのですか?」
赤「けっ!俺は田舎の方が、落ち着くから好きなんだよ。ここを俺一人で制圧して、しばらくはこの村で、楽しく過ごそうと思ったのさ!」

 楽しく過ごす未来を想像して、嬉しそうな赤鬼。

赤「だから、お前を倒してその後、村の人間を全員倒してやるぜ。クソ憎ったらしい人間を、一人残らずな!」

 そう言い、赤鬼は桃太郎に襲いかかる。そして勢いよく、金棒を振り下ろした。
速さはあるが、桃太郎はしっかりと避けた。

桃太郎「早いですが、僕には当たりませんよ」
赤「確かに避けられちまった。だが、そのうち当てて、骨まで砕いてやるよ!」

 赤鬼は何度も桃太郎に、金棒を振り下ろす。しかし、当たらない。
 避けている間に、桃太郎はあることをしていた。

赤鬼「くそっ!当たらない…。だが、避けているばかりだな!攻撃をしなけりゃ勝てねぇぞ」
桃太郎「いえ、心配無用。今度はこちらからも攻撃をしますよ」

 そう言った桃太郎は、避けている間に少しずつ集め、ポケットに溜めていた石を沢山、赤鬼に投げつける。
 結構な勢いで、飛んで当たるので、赤鬼にとっては地味に痛い。

赤「確かに意外と痛てぇな!だけど、とてもしょぼい攻撃じゃねぇか」

 石投げという地味すぎる攻撃を、赤鬼は馬鹿にする。

桃太郎「まあしょぼいですね、でもこれでいいんです。そろそろこの戦いを、終わりにしますね」
赤「石を当てただけで、何を言ってんだ(笑)こんな攻撃でどう終わりに…」

 再び赤鬼が金棒を振り下ろして、それを避けた瞬間、桃太郎は手から光を放った。
 …それは以前、蛾などの虫に対して使った、生き物を桃に変える力の光と同じ。

赤「ぐはあぁぁ…」

 放った光は赤鬼に直撃した。
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