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旅立ち前
手伝いだけ
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桃太郎「…わかったでしょう、この世界の人間に復讐する必要が無いことが。だけど、元の世界での生活にも戻らないのなら、仲間だと思わなくてもいいから、僕と協力し、干渉人としての新たな人生を歩みましょう」
ポチ「ワンワン」
桃太郎は、同じ存在として生きるように、再度勧誘をする。
ポチは桃太郎に同調するように、赤鬼である桃に擦り寄った。
赤「…犬はやっぱりかわいいな。…って、俺は干渉人になんかなりたくねぇ!」
ポチの可愛さに、赤鬼は少し気が緩んだが、勧誘に流されないように頑張る。
婆「ポチの可愛さに、気を緩みきらないとは、流石は鬼じゃ。精神を鍛えておるの」
爺「わしらじゃと可愛い犬の為なら、すぐに流されてしまいそうじゃ」
おばあさんとおじいさんは、赤鬼の強い意志に少し感心した。
桃太郎「…しょうがないですね、では一旦は鬼の姿に戻してあげます。その代わり、干渉人としての任務自体は僕がするので、手伝い程度のことはしてください」
桃太郎はとりあえず今のところ、干渉人としての役目を背負わすのは諦め、他の案を伝えた。
その案に対し、赤鬼の答えはというと。
赤「…まあ早く、この桃の姿からは解放されたいしな。手伝いか、不本意だが雑用ぐらいなら、やってやるぜ」
桃の姿から解放されることと、代わりの手伝いという条件を比較し、割に合うと思い承諾した。
桃太郎「じゃあ、僕の意思で戻しますよ」
そう言って、赤鬼が桃の状態から元の姿に戻るように、強く願った。
すると赤鬼は光り、桃の姿から元の姿へと戻っていった。
赤「やったぜ!やっぱりこの姿が落ち着くな~!」
赤鬼は元の姿へと戻ったことに、とても喜んだ。
桃太郎「じゃあ、これから手伝いをしっかりと、よろしくお願いしますね」
爺「…桃太郎の力があるから大丈夫ではあるが、やっぱり、鬼の姿はちと怖いのう」
喜んでいる様子に対して、桃太郎は淡々と手伝いのことを言う。
おじいさんとおばあさんは、流石に少し怖がっている。
赤「分かってるって~、手伝いぐらい朝飯前よ!」
赤鬼は気分がいいからか、桃太郎の言うことに対しても、反論せずに返す。
桃太郎「…あっさりしてて、単純ですね」
桃太郎は、赤鬼に聞こえない程度の声で呟いた。
ポチ「ワンワン!」
赤「この犬は、俺が元の姿に戻っても寄って来るのか。」
桃の姿の時と同様に寄ってくるポチに対して、不思議に思い、赤鬼は言う。
桃太郎「あなたがここへ来た時は流石に警戒しましたが、僕の力もあることですし、今は何も危害が無いからでしょう。今後は、少し距離を縮めたいんじゃないですか?」
赤「そういうことか。まあでも、犬なら仲良くするのも悪くもないか。ポチって名前だったか?よろしくな!」
桃太郎の言葉に赤鬼は、少し嬉しそうにポチとじゃれ合った。
ポチ「ワンワン」
桃太郎は、同じ存在として生きるように、再度勧誘をする。
ポチは桃太郎に同調するように、赤鬼である桃に擦り寄った。
赤「…犬はやっぱりかわいいな。…って、俺は干渉人になんかなりたくねぇ!」
ポチの可愛さに、赤鬼は少し気が緩んだが、勧誘に流されないように頑張る。
婆「ポチの可愛さに、気を緩みきらないとは、流石は鬼じゃ。精神を鍛えておるの」
爺「わしらじゃと可愛い犬の為なら、すぐに流されてしまいそうじゃ」
おばあさんとおじいさんは、赤鬼の強い意志に少し感心した。
桃太郎「…しょうがないですね、では一旦は鬼の姿に戻してあげます。その代わり、干渉人としての任務自体は僕がするので、手伝い程度のことはしてください」
桃太郎はとりあえず今のところ、干渉人としての役目を背負わすのは諦め、他の案を伝えた。
その案に対し、赤鬼の答えはというと。
赤「…まあ早く、この桃の姿からは解放されたいしな。手伝いか、不本意だが雑用ぐらいなら、やってやるぜ」
桃の姿から解放されることと、代わりの手伝いという条件を比較し、割に合うと思い承諾した。
桃太郎「じゃあ、僕の意思で戻しますよ」
そう言って、赤鬼が桃の状態から元の姿に戻るように、強く願った。
すると赤鬼は光り、桃の姿から元の姿へと戻っていった。
赤「やったぜ!やっぱりこの姿が落ち着くな~!」
赤鬼は元の姿へと戻ったことに、とても喜んだ。
桃太郎「じゃあ、これから手伝いをしっかりと、よろしくお願いしますね」
爺「…桃太郎の力があるから大丈夫ではあるが、やっぱり、鬼の姿はちと怖いのう」
喜んでいる様子に対して、桃太郎は淡々と手伝いのことを言う。
おじいさんとおばあさんは、流石に少し怖がっている。
赤「分かってるって~、手伝いぐらい朝飯前よ!」
赤鬼は気分がいいからか、桃太郎の言うことに対しても、反論せずに返す。
桃太郎「…あっさりしてて、単純ですね」
桃太郎は、赤鬼に聞こえない程度の声で呟いた。
ポチ「ワンワン!」
赤「この犬は、俺が元の姿に戻っても寄って来るのか。」
桃の姿の時と同様に寄ってくるポチに対して、不思議に思い、赤鬼は言う。
桃太郎「あなたがここへ来た時は流石に警戒しましたが、僕の力もあることですし、今は何も危害が無いからでしょう。今後は、少し距離を縮めたいんじゃないですか?」
赤「そういうことか。まあでも、犬なら仲良くするのも悪くもないか。ポチって名前だったか?よろしくな!」
桃太郎の言葉に赤鬼は、少し嬉しそうにポチとじゃれ合った。
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