桃太郎かな?

タピオカ

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旅立ち前

食べた分働く

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 赤鬼騒動で時間がだいぶ経ち、1日の中で最も暑い時間帯にまでなっていた。

婆「そういえば、お昼ご飯をまだ食べていなかったのう。遅い時間になったが、今から作るからの」

 おばあさんは料理を作り始めた。

爺「そうじゃった!忘れておったが、お昼ご飯を食べないとな。かなりお腹空いてるから楽しみじゃ」
桃太郎「美味しい食事が待ち遠しいです。色々なことがあったから、昼ごはんというよりはおやつの時間ですが…」

 おじいさんと桃太郎は、今からの食事のことを言い合う。
 そしておばあさんは、

婆「誰かポチに餌をやってくれんかの?わたしは料理作りをするのでな」
ポチ「ワンワン!」

 ポチの食事を頼まれたので今回はおじいさんが餌を用意し、それを持ち、家の中にいるポチと一緒に外へ出ていった。

赤「…俺は食べ物はどうすりゃいいんだ。桃太郎の手伝いをする為には、ここにいなきゃいけないし…」

 周りがお昼ご飯の話を楽しくしていた中で、赤鬼はブツブツと呟いていた。
 その様子を見た桃太郎は、

桃太郎「おばあさん、赤鬼さんには僕の手伝いをしてもらいますし、食事も用意してほしいです。一人分の量が増えるのがキツいなら、僕の分を少し減らすとかでも」

 自分の食事量を減らして、赤鬼の食事を用意するという案を出した。

婆「大丈夫じゃよ、減らさずにもう一人分用意するからの。その代わりしっかりと、手伝ってもらうんじゃよ」
桃太郎「…ですって。赤鬼さん、しっかり働いてくださいね」
赤「くそぅ、しっかり桃太郎のペースなのかよ!分かったよ、食べた分頑張るからよ!」

 食べた分しっかりと働くように二人に言われ赤鬼は、乗せられてることを分かりつつも、頑張る意志を伝えた。


 そして昼ご飯ができ、赤鬼は食事を口に入れた。

赤(悔しいが美味い…!仕方ない!食べた分頑張るか)

 おばあさんが作った食事があまりにも美味しくて、頑張るしかないと思っていた。


 次の日の朝。

桃太郎「赤鬼さん、そろそろ起きてください。桃の収穫をしますよ」
赤「…眠い。」

 赤鬼より早く起きた桃太郎は桃の収穫の為に、眠そうにしている赤鬼を起こす。
 そして外に出て、二人で頑張って収穫をした。

赤「大量だな。この後はこれを村の奴らに売ることを、手伝えばいいのか?」
桃太郎「そうです、売ってお金にすることが目的なので、今からその手伝いもお願いしますね」

 これから桃を村の人に売るから手伝うことを、二人は話し合った。

ポチ「じゃあ、僕の出番もいよいよだね!気合いを入れて頑張るよ!」
桃太郎『そうだね、手伝ってくれるの嬉しいよ。客寄せしっかりとよろしくね』

 ポチも出番が来たということで、準備万端という状態だった。
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