我は木ノ村テピョンなり〜甘い日々、本日も良き日である〜

こぉぷ

文字の大きさ
6 / 16
我は木ノ村テピョンなり

6.ゆか!

しおりを挟む
 ✼•┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈•✼


 入学式当日
 空雅クウガ樹明タツアキと出逢えて
 これからの大学生活が
 ますます楽しみになった

 部屋も大学の ほど近くが空き
 すぐに入ることが出来た
 我が大学生活は順調である

 しかし問題発生なのである


 ✼••┈┈┈•✼•┈┈┈••✼


 あれ以来
 ゆかに会えぬのだ!
 入学式から既に半年もの
 月日が流れたというのに
 ただの1度も会えぬとは……

 都会め……( ・ὢ・ )
 人の数は多けれど
 肝心な人には会えぬ……

 なんということだ!!!

 やはり連絡先の交換を
 あの日にすべきであった
 同じ大学ゆえ
 すぐに会えると思っていた

 特段何か用があるわけではない
 ただ、ゆかと一緒にいた時間が
 楽しかったから……
 また会って話したいと
 そう思っておるだけなのだ


 毎日代わる代わる
 声を掛けてくる女子達おなごら
 ゆかのことを尋ねても
 誰一人、ゆかを知る者がおらぬ
 現在4年生ということは
 院に進まなければ
 ここを去ってしまうかもしれぬ

 すなわち!
 大学で ゆかと過ごす時間が
 残り半年もないのだ!

 焦る気持ちから
 背格好が似ていれば捕まえ
 その女子おなごの顔を
 片っ端から覗き込んでいく

 そうすると女子達おなごらは皆一様に
 顔を赤らめ悲鳴をあげて逃げて行く

「我は化け物か?(´;ㅿ;`)」

 空雅と樹明からは

「「お前ソレやめろ!」」

 と言われるが
 確認せずにはおれんのだ


 そして今日も広い構内を
 ゆかを捜し回り迷子になった

相棒ゴォフよ、ここはどこだ」

『──北門近きたもんちかクダ…行先いきさきハ?』

「……」

『──レナイ行先いきさきハ?』

 行き先は……

「……ゆか」

 ゆかに会いたい


「はい」


相棒ゴォフお前じゃな……え?」

「え?ゴォフ?…って何?
 今、私を呼ばなかった?
 久しぶりだねテピョンくん」

 声のするほうを見ると
 ずっと捜していた当人ゆかがいた

「ゆか!!!」

「はいっ!」

「ゆか!」

「キャッ! テピョンくん???」

 嬉しくて思いきり抱きしめた

 なんと……
 これほど柔らかいとは!

「なに?なになに?どしたの?」

「マシュマロを抱いているようだ」

「……なんだと?( º言º)」

 オマケに ゆかは小さい

 抱きしめると両腕の中に
 すっぽりと埋まってしまう

「ゆか、お主小さいな」

 顔を見ようと腕の力を緩めると
 真下を見なければならない

「(˘・₃・)ムゥ…なんだよ失礼だなぁ……
 テピョンくんが大きいんだよ?」

 そう言って顔を上げる彼女は
 ほぼ真上を見上げる

「我は179cmだ 小さくはないな」

「私は150cmだもん」

「おぉ!30cmも違うではないか!」

「アーソーデスネー( ¯ㅁ¯ )」

 真上を見上げ話すゆかの顎が
 ちょうど胸に当たる

「ゆか痛いぞ!
 顎が刺さるではないか!」

「仕方ないでしょ~?
 私は首が痛いです~
 じゃあほら、離してよ」

「………………ウム」

 言われて腕を離すと
 温かかった胸が今度は寒く感じた


 この気持ちは なんであろうか



 ✼••┈┈┈•✼•┈┈┈••✼
しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

放課後の保健室

一条凛子
恋愛
はじめまして。 数ある中から、この保健室を見つけてくださって、本当にありがとうございます。 わたくし、ここの主(あるじ)であり、夜間専門のカウンセラー、**一条 凛子(いちじょう りんこ)**と申します。 ここは、昼間の喧騒から逃れてきた、頑張り屋の大人たちのためだけの秘密の聖域(サンクチュアリ)。 あなたが、ようやく重たい鎧を脱いで、ありのままの姿で羽を休めることができる——夜だけ開く、特別な保健室です。

処理中です...