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第六話 続き
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以外にユラトが鋭い部分があったことにガインは少しだが驚いた。
(そこは気づいてたのか……ある意味、僕より鋭かったんだね……はあ……やっぱりもうちょっとセラリスとユラトには時間が必要なのかな?だけど僕は最後までセラリスを応援するぞ!)
そしてセラリスの事についてはとりあえずここまでにしておこうと決めたガインはユラトの周りを見ると心配そうに話してきた。
「そういや、ここに居るって事はパーティーメンバーまだ集まっていないのかい?」
ユラトは少し困った表情になった。
「そうなんだよ……まあ、番号を叫んでいたらきっと来るはずだろうし気長に待つさ……ガインの方はどうなんだ?」
「僕はもうメンバー揃ったから、これから森に行くところさ」
「そうか……気をつけてな」
「ああ、そうするよ。けど、大丈夫だと思う。ベテランの多いパーティーでさ……」
そのとき、会話に割り込んでくる者がいた。
「おい!ガイン!そろそろ行くぞ!何してるんだ?」
声をかけてきたのは体格の良い戦士風の中年の男で手にはグレートアックスと言われる大きな斧を持っていた。
そして、その者の顔を見た瞬間にユラトは思わず名前を叫んだ。
「ガリバンさん!ガリバンさんじゃないですか!」
ガリバンはユラトが始めてラスケルクの町に入ったときに知り合った人物であった。
それを聞いたガリバンも驚いたようだった。
「ん……おお!あの時の兄ちゃんか!……確か名前をユラトとか言ったな!」
「はい!あの時の情報役に立ちましたよ!」
「んー……お前に会ったのは覚えてるんだけどよ、話の内容は酒一杯飲んでたからなぁ……あんまり覚えてねーんだよな、がはははっ!」
そう言ってガリバンは豪快に笑った。
「そうですか、でもすごく助かりましたよ」
「そうか、そりゃあ良かった」
そのやり取りを見たガインが少し驚いたように話した。
「2人は知り合いだったのか……驚いたよ」
「まさか、俺もここで会うとは思わなかったよ」
「ははっ!そうだな。ユラトもここに居るって事は森に行くんだな?」
「はい、そうなんですが……」
ガリバンはユラトの周りを見回した。
「まだ集まっていないみたいだな……まあ、しばらく番号叫んでいれば来るだろうよ」
その時、3人から少し離れたところから声がかけられた。
「おーい!ガリバン!ガイン!行くぞ!」
どうやら、ガインとガリバンの所属するパーティーの他のメンバーが呼んでいるようだ。
それに気づいた2人は「直ぐに行く」と叫び返し、ユラトにすまなさそうに言ってきた。
「悪いな、ユラト。俺とガインは先に森の探索に行って来るぜ!」
「はい、わかりました。2人とも気をつけて!」
ガインは元気に答えた。
「うん、ありがとうユラト、君もメンバー早く揃うとといいね。それじゃ!」
2人はユラトに軽く手を振るとパーティーメンバーと合流し森の中へ入っていった。
ユラトはガイン達が見えなくなるまで見つめていた。
(ガイン……無事に帰ってこいよ!)
森の中へ入っていく中で、ガインは思ったことがあった。
(ユラトと会ったことセラリスに言ったら、きっと喜ぶだろうな……この仕事が終わったら教えてやろう!)
(そこは気づいてたのか……ある意味、僕より鋭かったんだね……はあ……やっぱりもうちょっとセラリスとユラトには時間が必要なのかな?だけど僕は最後までセラリスを応援するぞ!)
そしてセラリスの事についてはとりあえずここまでにしておこうと決めたガインはユラトの周りを見ると心配そうに話してきた。
「そういや、ここに居るって事はパーティーメンバーまだ集まっていないのかい?」
ユラトは少し困った表情になった。
「そうなんだよ……まあ、番号を叫んでいたらきっと来るはずだろうし気長に待つさ……ガインの方はどうなんだ?」
「僕はもうメンバー揃ったから、これから森に行くところさ」
「そうか……気をつけてな」
「ああ、そうするよ。けど、大丈夫だと思う。ベテランの多いパーティーでさ……」
そのとき、会話に割り込んでくる者がいた。
「おい!ガイン!そろそろ行くぞ!何してるんだ?」
声をかけてきたのは体格の良い戦士風の中年の男で手にはグレートアックスと言われる大きな斧を持っていた。
そして、その者の顔を見た瞬間にユラトは思わず名前を叫んだ。
「ガリバンさん!ガリバンさんじゃないですか!」
ガリバンはユラトが始めてラスケルクの町に入ったときに知り合った人物であった。
それを聞いたガリバンも驚いたようだった。
「ん……おお!あの時の兄ちゃんか!……確か名前をユラトとか言ったな!」
「はい!あの時の情報役に立ちましたよ!」
「んー……お前に会ったのは覚えてるんだけどよ、話の内容は酒一杯飲んでたからなぁ……あんまり覚えてねーんだよな、がはははっ!」
そう言ってガリバンは豪快に笑った。
「そうですか、でもすごく助かりましたよ」
「そうか、そりゃあ良かった」
そのやり取りを見たガインが少し驚いたように話した。
「2人は知り合いだったのか……驚いたよ」
「まさか、俺もここで会うとは思わなかったよ」
「ははっ!そうだな。ユラトもここに居るって事は森に行くんだな?」
「はい、そうなんですが……」
ガリバンはユラトの周りを見回した。
「まだ集まっていないみたいだな……まあ、しばらく番号叫んでいれば来るだろうよ」
その時、3人から少し離れたところから声がかけられた。
「おーい!ガリバン!ガイン!行くぞ!」
どうやら、ガインとガリバンの所属するパーティーの他のメンバーが呼んでいるようだ。
それに気づいた2人は「直ぐに行く」と叫び返し、ユラトにすまなさそうに言ってきた。
「悪いな、ユラト。俺とガインは先に森の探索に行って来るぜ!」
「はい、わかりました。2人とも気をつけて!」
ガインは元気に答えた。
「うん、ありがとうユラト、君もメンバー早く揃うとといいね。それじゃ!」
2人はユラトに軽く手を振るとパーティーメンバーと合流し森の中へ入っていった。
ユラトはガイン達が見えなくなるまで見つめていた。
(ガイン……無事に帰ってこいよ!)
森の中へ入っていく中で、ガインは思ったことがあった。
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