30 / 54
迷い3
しおりを挟む
俺たち人間は間違える生き物だ。はっきり言って、ヘラクレスの言っていることは正しい。オーフェンが悪事を行うかもしれない以上、早くぶちのめしに行くべきだ。学校を昼寝用のベッドにしていた俺だってそれくらいはわかる。けど……、一週間、たった一週間遅らせてくれれば全面的に協力する。ヘラクレスやアンソニーはこの一週間すら惜しんでいるが、それは本当に正しいのだろうか。あくまでも悪事をしでかす『かもしれない』、しでかした『かもしれない』だ。絶対に起こるわけじゃない。その『かもしれない』のために、夢にまで見るスターへのプラチナチケット、スポンサー様の主催する試合を放り出すのか? 俺はどうすべきなんだ……。
「う、う、ううううう……」
アレックスは考えに考え、うめき声をあげた。
「自らの愚かさを理解したようだな。全く、世話の焼ける。それじゃあ今から乗り込むから、さっさと支度をし――」
「うるさい」
「は? 今何と言った」
「聞こえなかったのかこのケダモノめ。うるせーって言ったんだよ、そうやって投票を邪魔するな。お前こそ独裁者じゃないか」
「なんと愚かなことを言う。お前は今まさに間違った投票をしようとしているのだぞ」
「うるさいうるさいうるさい。引っ込んでろ」
「あ、何をする。止めないか」
アレックスは叫び声をあげると、ヘラクレスを乱暴に掴み上げた。そのままバックパックに放り込み、チャックを閉めて丸めた。さらにリングロープの上に放り投げると、その上に座りこみ、ヘラクレスを固く固く封じ込めた。
「独裁者はいなくなった。これでようやく投票ができるな。さあ、延期に賛成する奴は手を上げてくれ」
アレックスはそう言うと、リングロープに座ったまま高々と挙手した。彼のでっかい尻の下では、ヘラクレスの詰まったバックパックがバタバタと跳ねて抗議している。それに少し遅れて、フィオナは不安げな表情を浮かべつつ手を上げた。アンソニーは押し黙ったまま決して手を上げず、反対の挙手を促されて手を挙げた。
「グッド。賛成が二人で反対が一人。ってことで、オーフェンへの攻撃はプロレスの終わる来週に延期だ」
アレックスは弾んだ声をだしたが、祝福の声も拍手もなく、空気がよどんでいる。尻の下にいるライオンは相変わらずバタバタと暴れているし、アンソニーは眉間に深い深いしわを寄せている。賛成の挙手をしたフィオナでさえ口を堅く結び、リング上は悲報が届けられたかのようなありさまだった。
「おいアレックス、お前本当にこれでいいのか」
アンソニーが言った。
「なんだよ、投票の結果だろ。民主主義の決定なんだから従ってもらうぜ」
「今のが民主主義かどうか疑問ではあるが……仕方ない、投票には従おう。だが忘れるな。オーフェンは人殺しや放火を平気でやる男だ。状況が変わったら試合を捨てででもオーフェンを退治しに行く。フィオナや俺はあいつの動向に目を光らせるが、お前も何か異変に気づいたら皆に知らせるんだぞ。それだけは約束してくれ」
「わかってるよ。俺だって悪事を放っておいていいとは思ってないからな」
「そうか。それならいい」
アンソニーはそう言うと振り返り、リングを降りようとロープに手をかけた。
「おいどうしたんだよ。来週試合をやるのが決まったんだし、もう少し練習してこうぜ。なんたってスポンサー様の試合でやる技の練習なんだからな」
「いいや、今日はもう十分にやったろう。少し疲れたし、俺は先にあがるよ。お前も無理せずにいいところで切り上げるんだぞ」
アンソニーはそう言うと、アレックスの制止も聞かずにロープをひょいと飛び越え、去って行く。
アレックスの胸が痛んだ。振り向きもせずに遠ざかる分厚い背中から「がっかりしたぞ」という声が聞こえたような気がする。俺は間違った選択をしたのだろうか? そんなわけない。過剰で無駄な警戒を止めただけだ。スターへの道は険しい。今日先頭を走っているからといって、明日もその場所にいられるとはかぎらない。寄り道しているやつは脱落する。最短距離を進む者だけがスターになれる。そう、俺は間違っていない。オーフェンはもう俺たちをあきらめたはず……。
「なにしょげてるのよ。たった一週間遅らせるだけなんだから、大丈夫だってば」
ふさぎこむアレックスを見かねて、フィオナはアレックスの腕にしがみついた。
「そうだ、そうだよな。大丈夫だ」
「ええ。試合、頑張ってよね。私、ただあんたを応援してるだけじゃなくて、ファンになったんだから。かっこいい所見せてよね」
「ああもちろんだとも。最高の試合にしてやる」
アレックスはフィオナの励ましに明るく答えたが、その声は震えていた。彼の心には暗い影が差している。それは『もしかして、また俺は独りよがりになっているんじゃなかろうか』というものだった。自分の過去の行いが思い出される。試合の後で疲労しているプロレス仲間たちにスマートフォンのカメラを向けて、宣伝用の写真を強制してしまう間違いを犯してしまった。あの時『仲間を大切にしろ』というアドバイスをくれたのもアンソニーだった。素晴らしいアドバイスだ。彼のアドバイスが間違っていたことなど一度たりとてない。
けど今度は俺が正しい。アレックスは自分にそう言い聞かせた。
「う、う、ううううう……」
アレックスは考えに考え、うめき声をあげた。
「自らの愚かさを理解したようだな。全く、世話の焼ける。それじゃあ今から乗り込むから、さっさと支度をし――」
「うるさい」
「は? 今何と言った」
「聞こえなかったのかこのケダモノめ。うるせーって言ったんだよ、そうやって投票を邪魔するな。お前こそ独裁者じゃないか」
「なんと愚かなことを言う。お前は今まさに間違った投票をしようとしているのだぞ」
「うるさいうるさいうるさい。引っ込んでろ」
「あ、何をする。止めないか」
アレックスは叫び声をあげると、ヘラクレスを乱暴に掴み上げた。そのままバックパックに放り込み、チャックを閉めて丸めた。さらにリングロープの上に放り投げると、その上に座りこみ、ヘラクレスを固く固く封じ込めた。
「独裁者はいなくなった。これでようやく投票ができるな。さあ、延期に賛成する奴は手を上げてくれ」
アレックスはそう言うと、リングロープに座ったまま高々と挙手した。彼のでっかい尻の下では、ヘラクレスの詰まったバックパックがバタバタと跳ねて抗議している。それに少し遅れて、フィオナは不安げな表情を浮かべつつ手を上げた。アンソニーは押し黙ったまま決して手を上げず、反対の挙手を促されて手を挙げた。
「グッド。賛成が二人で反対が一人。ってことで、オーフェンへの攻撃はプロレスの終わる来週に延期だ」
アレックスは弾んだ声をだしたが、祝福の声も拍手もなく、空気がよどんでいる。尻の下にいるライオンは相変わらずバタバタと暴れているし、アンソニーは眉間に深い深いしわを寄せている。賛成の挙手をしたフィオナでさえ口を堅く結び、リング上は悲報が届けられたかのようなありさまだった。
「おいアレックス、お前本当にこれでいいのか」
アンソニーが言った。
「なんだよ、投票の結果だろ。民主主義の決定なんだから従ってもらうぜ」
「今のが民主主義かどうか疑問ではあるが……仕方ない、投票には従おう。だが忘れるな。オーフェンは人殺しや放火を平気でやる男だ。状況が変わったら試合を捨てででもオーフェンを退治しに行く。フィオナや俺はあいつの動向に目を光らせるが、お前も何か異変に気づいたら皆に知らせるんだぞ。それだけは約束してくれ」
「わかってるよ。俺だって悪事を放っておいていいとは思ってないからな」
「そうか。それならいい」
アンソニーはそう言うと振り返り、リングを降りようとロープに手をかけた。
「おいどうしたんだよ。来週試合をやるのが決まったんだし、もう少し練習してこうぜ。なんたってスポンサー様の試合でやる技の練習なんだからな」
「いいや、今日はもう十分にやったろう。少し疲れたし、俺は先にあがるよ。お前も無理せずにいいところで切り上げるんだぞ」
アンソニーはそう言うと、アレックスの制止も聞かずにロープをひょいと飛び越え、去って行く。
アレックスの胸が痛んだ。振り向きもせずに遠ざかる分厚い背中から「がっかりしたぞ」という声が聞こえたような気がする。俺は間違った選択をしたのだろうか? そんなわけない。過剰で無駄な警戒を止めただけだ。スターへの道は険しい。今日先頭を走っているからといって、明日もその場所にいられるとはかぎらない。寄り道しているやつは脱落する。最短距離を進む者だけがスターになれる。そう、俺は間違っていない。オーフェンはもう俺たちをあきらめたはず……。
「なにしょげてるのよ。たった一週間遅らせるだけなんだから、大丈夫だってば」
ふさぎこむアレックスを見かねて、フィオナはアレックスの腕にしがみついた。
「そうだ、そうだよな。大丈夫だ」
「ええ。試合、頑張ってよね。私、ただあんたを応援してるだけじゃなくて、ファンになったんだから。かっこいい所見せてよね」
「ああもちろんだとも。最高の試合にしてやる」
アレックスはフィオナの励ましに明るく答えたが、その声は震えていた。彼の心には暗い影が差している。それは『もしかして、また俺は独りよがりになっているんじゃなかろうか』というものだった。自分の過去の行いが思い出される。試合の後で疲労しているプロレス仲間たちにスマートフォンのカメラを向けて、宣伝用の写真を強制してしまう間違いを犯してしまった。あの時『仲間を大切にしろ』というアドバイスをくれたのもアンソニーだった。素晴らしいアドバイスだ。彼のアドバイスが間違っていたことなど一度たりとてない。
けど今度は俺が正しい。アレックスは自分にそう言い聞かせた。
0
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
なお、シリーズ第二作目が、現在なろう様、カクヨム様で連載しています。
2月13日完結予定。
その後、アルファポリス様にも投稿する予定でいます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる