異次元で女子物色をほどほどに抑えなかった結果、

木mori

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第三章

第十部分

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屋敷の運営にはたくさんの物品が必要であり、多くの納入業者が出入りしている。
当然、その中にメイド服製作業者もいる。
老婆はメイドの中で仕入担当に話しかけている。
「『いいメイド服だから前に進めて買いなさい。』と王妃待遇が言ってたぞ。」
「王妃待遇が?直接言われたわけではないけど、それなら王子がそう思っているということですね。」
その結果、大量のガラス製メイド服が入荷されたのである。
非常に高価なものであり、多額の費用がかかってしまった。
メイド長は仕入担当メイドを呼んで問いただした。
『たくさん買わなきゃいけないと思いました。』と証言する仕入担当メイド。
「仕入担当メイドは、王妃待遇の言葉を受けて、それが王子の意向であろうと忖度したのですね。これはゆゆしきことです。二ヒヒ。笑いごとではすまされなくなること確実です。二ヒヒ。」
メイド長は二度笑った。笑いの意味は異なっていた。
メイド長はこの事実を真白に伝えた。真白には他のメイドからの情報も耳に入っていた。
真白は玲羅が遼斗の部屋に行って、空いた元玲羅の部屋で、興奮した国会議員のように机を叩いていた。
「赤メイド、いや王妃待遇の専横は大問題だよ。これを止められるのは、シロしかいないよ。」
こうして、反玲羅勢力を集め始めた真白。といっても真白はお嬢様であり、いきなり力に訴えるやり方は取らなかった。

壁に一枚な通達が貼ってあった。
『屋敷内のメイドに告ぐ。
王妃待遇にふんぞり返る赤メイドを倒したいと思う同志は、シロの部屋に馳せ参じるんだよ。手ぶらではなく、お菓子とかオモチャ、ゲームを持参するように。赤メイドを倒した場合、特に褒賞とかないので、自己責任でよろしく。』
3日後。
「なんなんだよ。どうして誰も来ないんだよ。通達を見てないのかなあ?」
これを見て集まるメイドはおらず、真白のクーデターは未遂に終わった。
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