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第二章
第六十話・幼女スキル
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「ま、まさか。華莉奈の言っていたエロジジイって、あんた?」
「どこかエロジジイじゃ。妾は高貴で貞淑なレディであるぞ。」
「たしかに見るからに幼女っぽいな。」
「幼女言うな!幼児と幼女では、イメージが違うぞ。後者にはなんとなく猥褻を想起させるようなニュアンスがあるんじゃ。魔法使いと魔法少女では、後者にオタクの匂いがあるのと同じじゃ。」
「そのマニアックな解釈は置いといて。白弦さん。お願いがあるんだけど。」
「願いを聞く前に、処分しなければならない相手がいる。妾の前に立ちはだかる巨大な壁を壊さなければいけないのじゃ。」
白弦を騙流がガン見していた、それも至近距離で。
「壁がデカ過ぎて、前が見えないぞ。」
「騙流と白弦。仲良くお互いの似顔絵を描こうとしてるんだな。」
「違うわ!」
《違う!だんまり。》
「こやつ、妾を挑発しておる。幼女スキルが高いぞ。」
「なんだ、そのミドリムシのような弱小スキルは?」
「ミドリムシをなめるでない。一粒で、莫大な栄養分があるのじゃ。って、会話をコースアウトさせるでない。この騙流とやら、幼女スキル三大要素をフル装備しておるぞ。」
「その装備グッズはいったい?」
「グッズというと急に格が下がるような気がするぞ。まあよい。幼女スキル、まずは人形。幼女向けのファンシーなものじゃ。」
「どこかエロジジイじゃ。妾は高貴で貞淑なレディであるぞ。」
「たしかに見るからに幼女っぽいな。」
「幼女言うな!幼児と幼女では、イメージが違うぞ。後者にはなんとなく猥褻を想起させるようなニュアンスがあるんじゃ。魔法使いと魔法少女では、後者にオタクの匂いがあるのと同じじゃ。」
「そのマニアックな解釈は置いといて。白弦さん。お願いがあるんだけど。」
「願いを聞く前に、処分しなければならない相手がいる。妾の前に立ちはだかる巨大な壁を壊さなければいけないのじゃ。」
白弦を騙流がガン見していた、それも至近距離で。
「壁がデカ過ぎて、前が見えないぞ。」
「騙流と白弦。仲良くお互いの似顔絵を描こうとしてるんだな。」
「違うわ!」
《違う!だんまり。》
「こやつ、妾を挑発しておる。幼女スキルが高いぞ。」
「なんだ、そのミドリムシのような弱小スキルは?」
「ミドリムシをなめるでない。一粒で、莫大な栄養分があるのじゃ。って、会話をコースアウトさせるでない。この騙流とやら、幼女スキル三大要素をフル装備しておるぞ。」
「その装備グッズはいったい?」
「グッズというと急に格が下がるような気がするぞ。まあよい。幼女スキル、まずは人形。幼女向けのファンシーなものじゃ。」
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