【ふたりはゆりキュア】は嫌なので、【ふたりはスケパンデカ】になってしまったわ!

木mori

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第二章

第二十三部分

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「さあ、次で勝負は決着じゃ。ラストは綱引きをやるぞ。今までは小手調べ。本気モードはこれじゃ。」
「ボク、ドラエロ悶。命綱引き!」
ネコ型ロボットは、ポケットからロープを四本出した。長いものと短いもの二本ずつ、合計四本である。
ネコ型ロボットがロープを投げた瞬間、空間が一瞬真っ暗になり、パッと明るさが戻ると、グラウンドの様子が一変した。
土の地面は、ブラックホールのように底が見えなくなり、そこに幅50センチの長い板が果てしなく延びている。板は一枚に見えたが、二カ所が1メートルの長さで欠落しているのであり、幅50センチ、長さ2メートルの板が、切れ目に挟まれた形である。
るとたち四人は、その板の上に乗っている。長い板のすぐそばに立っている格好である。
「ここで綱引きやろうっていうの?これって、落ちたら試合どころか、命もゲームオーバーになっちゃうんじゃないの?」
「よくわかっておるな。真ん中の長方形、つまり中之島上で綱を引き合うんじゃ。」
「落ちたら危ないし、板の上じゃ、足元がユラユラして不安定じゃない。」
「そこは心配いらん。あれは板ではなく柱じゃ。」
「柱?つまり底があるということなの?」
「そういうことじゃ。下の暗闇に転落したら、確実に底にぶつかる。かなりの高さがあるから、棺桶を2つ用意してあるぞい。」
「キケン過ぎるわよ!」
「それだけではないぞ。中之島で戦うのはふたり、つまりワシとナギナギじゃ。そしてワシらは、片手でパートナーを括ったロープを持って、支える。パートナーのからだは、柱からはみ出ており、暗闇に吊されたままとなるんじゃ。」
「ってことは、それでなくてもよろけたりしたら、地獄行き超特急に乗りそうなシチュエーションで、アタシはどう見ても体重が軽くない会長をぶら下げたままという圧倒的かつ決定的で破局的に不利な態勢で、綱引きを強いられるってこと?」
「猫柳さん、私はそんなに重くないです。」
「いや、会長はアタシにないモノを二個も装備しているわ。ジーッ。」
凪河はドス黒い視線を憂果莉の胸に照射した。
「ははは。そうでもないぞ。というのは、お荷物、いやオモリになるパートナーは好きな方を選んでよいぞ。場所の設定はこちらでやっとるから、その程度のハンディは与えてやるぞい。ナギナギは、みみと柏村、ふたりのうちで自分に有利と思われる方を選んでよいぞ。」
「ご先祖さま、みみを見捨てるつもりでちゅか?」
「子孫はいくらでもいるからのう。スペアがあるんじゃから、ワシには安心設計じゃ。」
「ヒドいでちゅ、ご先祖さま~!」
ミニスカロリスは両手で顔を覆った。
るとは真剣な目で、凪河を見つめた。
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