20 / 70
第一章
第十九話
しおりを挟む
「オレがこの体の支配人に就任したからには、これぐらいでは済ませないぞ。」
楡浬の体を乗っ取りした大悟は支配人の全身に対して、くすぐり戦争を布告した。
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!やめてくれ~!!!」
支配人はのたうち回って喜びを超えて、苦しみ始めた。
「これまでの恨み、はらさで置きべきか。快楽の先は地獄であることを教えてやるぜ。心の殺しは天使の役割だからな。支配人だって例外じゃないぜ。」
まさに悪魔の形相で、大悟はこちょこちょの手を休めることなく、攻め続けた。
大悟の攻撃は全身運動となり、右肩の筋肉をも揺らしていた。
(ううう。アタシ、どうしてたんだっけ。あれ、体が動かない。・・・い、今のアタシは裸!?きゃあああああああ!)
「おい、楡浬。気が付いたか。」
(アタシのブラはどこ?いやそれ以前に服がないわ。それにこの白いブリーフ。まさかとは思うけど、アタシが超キモイフィギュアになって、大悟がアタシの体に入っちゃったってことなの?)
「大正解だ。よかったな。大願成就だ。わははは。」
(そうね。あははは。・・・なんてことあるわけないでしょ。早くアタシの体、返しなさいよ。この動かない人形、キモイったらないわよ。)
フィギュア楡浬は、体を動かせないものの、クレーマーとしての燃えるような視線を大悟に浴びせ掛けている。
「こうなったら仕方ないだろう。原因がわからないから、対処のしようがないだろう。プププ。」
(元に戻すつもりが全く感じられないのは気のせいかしら?)
「いやそんなことはないけど。プププ。」
(どこから見てもやる気がないわね。この性悪悪魔!)
「オレは天使だ!それに悪魔に性悪とか性善とかないだろう。」
(その体では説得力が微塵もないわ。・・・これからいったいどうしたらいいのかしら。ぐすん、ぐすん。)
「精神が入れ替わったということは、また何らかのアクションで、元に戻ることもあるだろう。それまで気長にやるさ。プププ。」
(その嬉しそうな顔をぶっ壊してやりたいわ。このキモ天使!)
「現在進行形でキモイのは、楡浬の方だぞ。そのパンツ姿、本当に悪魔的にキモイなあ。」
(あんたねえ。これは大悟のモノなんだからねっ。自分の醜悪さを自覚したら、死にたくなるわよ。)
「ほっとけ!オレの本当の体は美しいんだぞ。・・・そうだ。それを取り戻すのが本来のオレの目的だった。この貧乳なボディはただの借り物だ。」
(アタシの体をバカにするなあ!まだ成長段階にあるんだからねっ。ボコボコ。)
楡浬は大悟の右肩で殴ろうとするが、フィギュアが動くはずもなし。
「少しは元気が出てきたか。それなら学校へ行こうぜ。入学許可は出たんだからな。楡浬の目的は学園の支配だろう。」
(支配してから、破壊することだけどね。それまで体は大悟に貸しておくけど、ゼッタイキズモノにしちゃダメだからね。)
「こんな貧乳は初めから返品必須な不良品だろうが。」
(いつか、細胞から全破壊滅させてやるからね!)
楡浬の体を乗っ取りした大悟は支配人の全身に対して、くすぐり戦争を布告した。
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!やめてくれ~!!!」
支配人はのたうち回って喜びを超えて、苦しみ始めた。
「これまでの恨み、はらさで置きべきか。快楽の先は地獄であることを教えてやるぜ。心の殺しは天使の役割だからな。支配人だって例外じゃないぜ。」
まさに悪魔の形相で、大悟はこちょこちょの手を休めることなく、攻め続けた。
大悟の攻撃は全身運動となり、右肩の筋肉をも揺らしていた。
(ううう。アタシ、どうしてたんだっけ。あれ、体が動かない。・・・い、今のアタシは裸!?きゃあああああああ!)
「おい、楡浬。気が付いたか。」
(アタシのブラはどこ?いやそれ以前に服がないわ。それにこの白いブリーフ。まさかとは思うけど、アタシが超キモイフィギュアになって、大悟がアタシの体に入っちゃったってことなの?)
「大正解だ。よかったな。大願成就だ。わははは。」
(そうね。あははは。・・・なんてことあるわけないでしょ。早くアタシの体、返しなさいよ。この動かない人形、キモイったらないわよ。)
フィギュア楡浬は、体を動かせないものの、クレーマーとしての燃えるような視線を大悟に浴びせ掛けている。
「こうなったら仕方ないだろう。原因がわからないから、対処のしようがないだろう。プププ。」
(元に戻すつもりが全く感じられないのは気のせいかしら?)
「いやそんなことはないけど。プププ。」
(どこから見てもやる気がないわね。この性悪悪魔!)
「オレは天使だ!それに悪魔に性悪とか性善とかないだろう。」
(その体では説得力が微塵もないわ。・・・これからいったいどうしたらいいのかしら。ぐすん、ぐすん。)
「精神が入れ替わったということは、また何らかのアクションで、元に戻ることもあるだろう。それまで気長にやるさ。プププ。」
(その嬉しそうな顔をぶっ壊してやりたいわ。このキモ天使!)
「現在進行形でキモイのは、楡浬の方だぞ。そのパンツ姿、本当に悪魔的にキモイなあ。」
(あんたねえ。これは大悟のモノなんだからねっ。自分の醜悪さを自覚したら、死にたくなるわよ。)
「ほっとけ!オレの本当の体は美しいんだぞ。・・・そうだ。それを取り戻すのが本来のオレの目的だった。この貧乳なボディはただの借り物だ。」
(アタシの体をバカにするなあ!まだ成長段階にあるんだからねっ。ボコボコ。)
楡浬は大悟の右肩で殴ろうとするが、フィギュアが動くはずもなし。
「少しは元気が出てきたか。それなら学校へ行こうぜ。入学許可は出たんだからな。楡浬の目的は学園の支配だろう。」
(支配してから、破壊することだけどね。それまで体は大悟に貸しておくけど、ゼッタイキズモノにしちゃダメだからね。)
「こんな貧乳は初めから返品必須な不良品だろうが。」
(いつか、細胞から全破壊滅させてやるからね!)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる