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第二章
第八話
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「これが用務員手帳。さすがモモのお兄ちゃんだね。これなら部活ができるね。お兄ちゃんだけが部活するならいいけど、実際にはコブツキ。肩に夾雑物の悪魔がいる以上、入部はダメだよ。これはロジックとか詭弁じゃないからね。モモの感情が許可しないんだよ。」
「仕方ありませんわね。実の兄妹、いや今は姉妹かしら、それが不純同性交遊するなど、もってのほかですが。1ハグなら許可しますわ。」
「ハグ・・・。それもお兄ちゃんからの自主的ポジティティヴなハグ。ごくん。」
一瞬戸惑いの顔を見せた桃羅であったが、自分の頭をポコポコと殴って、沈黙した。そして、ピンクの長い髪をツインテールに結んだ。
「か、勘違いしないでよね。ツインテはお兄ちゃんのハグを想像して萌えたとかじゃないんだからねっ。お兄ちゃん、1ハグって、言ったけど、そ、そんなの全然足りないんだからねっ。てか、お兄ちゃんの体じゃないんだし。このハグは詐欺罪だから、ぜったいに真正ハグとは認定しないんだからねっ。」
いきなりツンデレモードにチェンジした桃羅は、髪を解いて原状復帰した。
「それなら、2ハグ、いや3、4はなくて、5ハグでどうでしょうか?」
「5ハグ・・・。ごくん。で、でもだめだよ。ニセモノハグを承認することはモモの、『お兄ちゃん評論家』としての沽券にかかわるよ。」
「し、仕方ないですわね。じゃあ、これだけはやりたくなかった最終兵器使用!近親相姦ぶちゅう。」
大悟は桃羅を捕まえて、唇を合わせた。
「ぶはーッ。美味しかった・・・とか思わないよ。キスなんて陳腐だよ。そりゃ、キスしてほしいけど、入部を認めるほどはないよ。これもその体とする以上、ニセモノキス認定しかできないよ。」
「オレの最終兵器が効かないとは・・・。万策尽きましたわ。」
(ちょっと、待ちなさいよ。ならば、アタシが自分の目的を果たしたら、悪魔のアタシを全破壊滅させてあげるわ!)
「楡浬。そんなこと約束していいんですの?」
(構わないわ。アタシを倒した学校を潰した学校を乗っ取って、それを全破壊滅させることができたら、それが本望よ。その後、自分がどうなってもいいわ、かな?)
「付加疑問文だけど、大丈夫なんですの?」
「よし、決めたよ。お兄ちゃんの入部を認めるよ。まずは、歓迎の1ハグ!いや3連発ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
桃羅の歓迎抱きを軽やかで優雅な足裁きで回避した大悟。
「お兄ちゃん。約束が違うよ。」
「仕方ありませんわね。実の兄妹、いや今は姉妹かしら、それが不純同性交遊するなど、もってのほかですが。1ハグなら許可しますわ。」
「ハグ・・・。それもお兄ちゃんからの自主的ポジティティヴなハグ。ごくん。」
一瞬戸惑いの顔を見せた桃羅であったが、自分の頭をポコポコと殴って、沈黙した。そして、ピンクの長い髪をツインテールに結んだ。
「か、勘違いしないでよね。ツインテはお兄ちゃんのハグを想像して萌えたとかじゃないんだからねっ。お兄ちゃん、1ハグって、言ったけど、そ、そんなの全然足りないんだからねっ。てか、お兄ちゃんの体じゃないんだし。このハグは詐欺罪だから、ぜったいに真正ハグとは認定しないんだからねっ。」
いきなりツンデレモードにチェンジした桃羅は、髪を解いて原状復帰した。
「それなら、2ハグ、いや3、4はなくて、5ハグでどうでしょうか?」
「5ハグ・・・。ごくん。で、でもだめだよ。ニセモノハグを承認することはモモの、『お兄ちゃん評論家』としての沽券にかかわるよ。」
「し、仕方ないですわね。じゃあ、これだけはやりたくなかった最終兵器使用!近親相姦ぶちゅう。」
大悟は桃羅を捕まえて、唇を合わせた。
「ぶはーッ。美味しかった・・・とか思わないよ。キスなんて陳腐だよ。そりゃ、キスしてほしいけど、入部を認めるほどはないよ。これもその体とする以上、ニセモノキス認定しかできないよ。」
「オレの最終兵器が効かないとは・・・。万策尽きましたわ。」
(ちょっと、待ちなさいよ。ならば、アタシが自分の目的を果たしたら、悪魔のアタシを全破壊滅させてあげるわ!)
「楡浬。そんなこと約束していいんですの?」
(構わないわ。アタシを倒した学校を潰した学校を乗っ取って、それを全破壊滅させることができたら、それが本望よ。その後、自分がどうなってもいいわ、かな?)
「付加疑問文だけど、大丈夫なんですの?」
「よし、決めたよ。お兄ちゃんの入部を認めるよ。まずは、歓迎の1ハグ!いや3連発ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
桃羅の歓迎抱きを軽やかで優雅な足裁きで回避した大悟。
「お兄ちゃん。約束が違うよ。」
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