特売フイギュアワゴンの中に手を入れたら、人生変わるので注意してください。

木mori

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第四章

第八話

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ドアノブを捻ると、『ギラギラギラギラ!』という眩い金色の光が大悟の視界を奪った。

「悪魔には聖なる光は天敵かしらねえ。正義は悪をひねりつぶすのは、ヒロインモノの醍醐味。完敗前提でここにやってくるとは、いい度胸というよりはタダの無謀、猪突猛進、ちょっともう死んで?ですわ。ホーホホホッ。」

「これはこれは生徒会長。ご無沙汰しておりますわ。素晴らしい歓迎のお言葉、ありがとうございます。それにアポなしでの拝謁を賜り厚く御礼申し上げますわ。」

「慇懃無礼な感じがするのは気のせいでしょうか?こういう話し方は、自分はいつものことですから何も感じませんが、悪魔が喋るってひどく気になるものですわね。ねえ、穂扶良。」

「お嬢様。天に唾するとはまさにこのこと。自分の異様な点を脇に置いて、他人を批判するなど、良家の子女の風上にも置けません。でも風下ならいいかというわけでもありません。お嬢様はどのコースにも属さない孤高の戦士お嬢様として、ポッチ街道の落ち葉となればよいのです。苦苦苦四十苦。」

「あはん。穂扶良。そんなキツい言葉を使われると、ワタクシは変になりますわ~。」

「お嬢様は変なのではありません。ヘンタイなのです。苦苦苦四十苦。」

「ハアハアハアハア。もっと~。」

「ゴホン。お嬢様だけを喜ばせても仕方ありませんから、少し生徒会というものを味わっていただきましょう。」

「そうですわね。まずはこれからですわ。穂扶良、おやりなさいな。」

「了解です、お嬢様。バサッと。」

「うわあああ~」(!きゃあああ~!)

「あらあら。やさぐれパンダが睨み付けてる下着ではありませんか。」
穂扶良は大悟・楡浬のスカートを天高くめくった。

「ちょっと、オレの人生の歯車を狂わそうとしてませんか。」

「この程度でたじろいでいるようでは、この部屋に入る資格はありませんわね。」

(何するのよ!学校でこんなセクハラ、許されると思ってるの?)

「学校ですって?違いますわよ。迷い子さん、いらっしゃいですわ。」

(何とぼけてるのよ。ウソしか吐けない口は、ただの竪穴式住居ね。)

「ずいぶんと野蛮な物言いですこと。躾が足りませんわね。いいですか、ここは学校ではなく、生徒会室です。生徒会室は学校の治外法権ですわ。歴史の教科書にも載ってますわ?」

(最後の疑問符がすべてを表現してるようにしか思えないけど。)

「教科書はさておき、生徒会室が治外法権となっているのは厳然たる事実。ゆえに、この空間はワタクシのプライベートルームなのですわ。ワタクシの王国ですわ。ホーホホホッ。」

「お嬢様。正確にはその王国玉座の上に、このメイドが、空気椅子を実在させておりま
す。苦苦苦四十苦。」
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