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第四章
第九話
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「穂扶良。空気椅子が実在するというのはオカルトですわ。」
「今日はクラス委員長就任の挨拶に来ただけですわ。でもこのセクハラは想定外でしたから、少々驚きましたけど。」
「悪魔の廃れた心に、多少なりとも響くものがあって良かったですわ。悪魔も傀儡ではなかったということが認識できましたわ。ねえ穂扶良。」
「はいお嬢様。傀儡レベルではお嬢様も悪魔的ではありますけど。」
「そんな。穂扶良から褒められても給料はあがりませんわよ。」
「お嬢様。給料は穂扶良が自分で決めますので、大丈夫です。というより、お嬢様、頭が高いです。その減らず口をイタい針で縫い付けてもいいでしょうか。なんなら、鼻と耳もセットで。」
「かぁぁぁあ。効きますわ~。穂扶良のドSクスリは、岩に染み入るセミヌードですわ!」
ブツブツ言いながら、華莉奈は制服を脱ぎ始めた。
(こんな輩にこれ以上付き合いきれないわ!最低な生徒会だわ。悪魔以下、いや未満、いやいや、半分に満たないわ!)
「どういう基準でしょうか。オレにはよくわかりませんが、ここに長居は無用のようですわ。では失礼いたします。」
「悪魔にここの敷居は高過ぎるでしょう。これに懲りて二度と足を踏み入れないで頂きたいですわ。穂扶良。塩を撒いてくださいな。」
「お嬢様。早速撒きました。」
「イタい!イタいですわ。」
穂扶良は土俵上の力士のように豪快に華莉奈の顔に塩をぶちまけたのであった。
華莉奈が騒いでいるうちに、大悟・楡浬は生徒会室を去った。
「今日はクラス委員長就任の挨拶に来ただけですわ。でもこのセクハラは想定外でしたから、少々驚きましたけど。」
「悪魔の廃れた心に、多少なりとも響くものがあって良かったですわ。悪魔も傀儡ではなかったということが認識できましたわ。ねえ穂扶良。」
「はいお嬢様。傀儡レベルではお嬢様も悪魔的ではありますけど。」
「そんな。穂扶良から褒められても給料はあがりませんわよ。」
「お嬢様。給料は穂扶良が自分で決めますので、大丈夫です。というより、お嬢様、頭が高いです。その減らず口をイタい針で縫い付けてもいいでしょうか。なんなら、鼻と耳もセットで。」
「かぁぁぁあ。効きますわ~。穂扶良のドSクスリは、岩に染み入るセミヌードですわ!」
ブツブツ言いながら、華莉奈は制服を脱ぎ始めた。
(こんな輩にこれ以上付き合いきれないわ!最低な生徒会だわ。悪魔以下、いや未満、いやいや、半分に満たないわ!)
「どういう基準でしょうか。オレにはよくわかりませんが、ここに長居は無用のようですわ。では失礼いたします。」
「悪魔にここの敷居は高過ぎるでしょう。これに懲りて二度と足を踏み入れないで頂きたいですわ。穂扶良。塩を撒いてくださいな。」
「お嬢様。早速撒きました。」
「イタい!イタいですわ。」
穂扶良は土俵上の力士のように豪快に華莉奈の顔に塩をぶちまけたのであった。
華莉奈が騒いでいるうちに、大悟・楡浬は生徒会室を去った。
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