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第四章
第十話
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用務員室ホテルの部屋に戻り、作戦会議を開いた大悟と楡浬。
(大悟。まさかこれで生徒会へのアプローチを断念する出世希望無しサラリーマンに成り下がる予定はないわよね?)
「当たり前ですわ。獅子は自分のdocomoを突き落として他社に乗り換えるというではありませんか。」
(ビミョーに違うようで、言い得て妙な表現だわね。じゃあ、具体的にはどうするのよ。)
「生徒会室に行けば必ずあの洗礼を受けますから、宗旨替えをしないといけませんわ。これです、がばッ!」
(きゃあああああ~!)
大悟は自分で自分のスカートを大きくめくりあげて、下着を全開フルモードに持っていったのである。
「このセクハラの防止システムを構築しないといけませんわ。」
(はあはあはあ。アタシの大事な体になんてことするのよ。だいたいスカートなんて、腰に巻いてるだけの無謀な無防備グッズで、暗黒世界の不健全男子のために存在してるんだからね。どうしようっていうのよ?)
「悪魔にはこの羽根がありますわ。これを下に向かって羽ばたくことで上方への圧力に対抗することができます。」
(・・・。たったそれだけ?なんなのそれ。)
「セクハラへの対応策とはそういうもの。ちょっと警戒しているという姿勢を示すだけで、相手のやる気は萎えてしまうものですわ。駆け引きとは見せ方での戦いなのです。」
(不健全世界大統領代行がそう言うなら信じるわ。じゃあ、練習するのは大悟だからね。)
「政策立案して、それを自ら実行する。一見政治家冥利に尽きるようですが、オレだけが苦労する設計図が描かれてしまうのは気のせいでしょうか。」
(自分で言い出して何文句言ってるのよ。早く特訓しなさいよ!)
こうして、スカートめくり大錯?は果てしなく行われ、しっかり成果は出た。継続は力なりを実感する大悟・楡浬であった。
(大悟。まさかこれで生徒会へのアプローチを断念する出世希望無しサラリーマンに成り下がる予定はないわよね?)
「当たり前ですわ。獅子は自分のdocomoを突き落として他社に乗り換えるというではありませんか。」
(ビミョーに違うようで、言い得て妙な表現だわね。じゃあ、具体的にはどうするのよ。)
「生徒会室に行けば必ずあの洗礼を受けますから、宗旨替えをしないといけませんわ。これです、がばッ!」
(きゃあああああ~!)
大悟は自分で自分のスカートを大きくめくりあげて、下着を全開フルモードに持っていったのである。
「このセクハラの防止システムを構築しないといけませんわ。」
(はあはあはあ。アタシの大事な体になんてことするのよ。だいたいスカートなんて、腰に巻いてるだけの無謀な無防備グッズで、暗黒世界の不健全男子のために存在してるんだからね。どうしようっていうのよ?)
「悪魔にはこの羽根がありますわ。これを下に向かって羽ばたくことで上方への圧力に対抗することができます。」
(・・・。たったそれだけ?なんなのそれ。)
「セクハラへの対応策とはそういうもの。ちょっと警戒しているという姿勢を示すだけで、相手のやる気は萎えてしまうものですわ。駆け引きとは見せ方での戦いなのです。」
(不健全世界大統領代行がそう言うなら信じるわ。じゃあ、練習するのは大悟だからね。)
「政策立案して、それを自ら実行する。一見政治家冥利に尽きるようですが、オレだけが苦労する設計図が描かれてしまうのは気のせいでしょうか。」
(自分で言い出して何文句言ってるのよ。早く特訓しなさいよ!)
こうして、スカートめくり大錯?は果てしなく行われ、しっかり成果は出た。継続は力なりを実感する大悟・楡浬であった。
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