59 / 70
第四章
第十一話
しおりを挟む
(次は大本命よ。この豊満な胸ガードはどうするのよ?敵からすると最も妬ましくて、激しい攻撃が確実なんだけど。)
「その部位への攻撃はあり得ませんわ、無駄は省きましょう。以上。」
(超ムカつくわ!)
「愚問は捨て置いて、物理攻撃への対策だけでは不足ですわ。あの生徒会長・副会長のSMコンボを崩さないと。」
(あいつらは半端ないわよ。半端ないヘンタイだけど。SMコンボを破壊する手立てはあるの?)
「ありませんわ。」
(ずいぶんとあっさりしてるのね。浅漬けだけだと栄養が不足するわよ。)
「そうですわね。生徒会長に取り入るためにどうするか、ということですわ。」
(取り入る?あいつらに頭を下げるってこと?頭を下げるのは大悟だけど、それはアタシが白旗を上げるのと同じことよ。)
「虎穴に入らずんば虎子を得ず。オケツ・・・・・。言い換えはさすがに止めときますわ。」
(正解ね。自我崩壊の危機をギリギリで逃れたわね。)
「危なかったですわ。要は生徒会長に貢物をするということですわね。」
(貢物?そんなあいつらにあげるようなモノなんて持ってないわよ。)
「そこで登場するのがモモだよ。お兄ちゃんの為なら、ひと肌どころか、十肌、百肌、億肌も脱いじゃうよ!ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
メイド服姿の桃羅が大悟・楡浬の部屋に、再配達の宅急便業者のように飛び込んできた。
(どうして不逞の妹がここにやってきたのよ。)
「不逞とはご挨拶だね。このあたしがお兄ちゃんのために、自己犠牲しようっていうんだよ。」
(大悟。どういうこと?)
「生徒会長に渡すとしたら、従順な労働力ですわ。過酷な労働現場が待ち受けているのは間違いありませんけど。これぐらいしなければまともに取り合ってくれませんわ。」
(不逞の妹はそれでいいの?)
「お兄ちゃんはあたしのために存在するんだから、お兄ちゃんが願うことは叶えてあげるのが妹の務めだよ。ううう。なんて、献身的なモモなの。ねえお兄ちゃん。」
「仕方ありませんわね。約束のブツをお渡ししますわ。」
「毎度あり!これで『お兄ちゃんの自由抱き回数券』100枚ゲットだよ!」
(大悟。不逞の妹を買収したのね。情けないわ。第一、この体はアタシのモノなんだけど。それが不逞の妹のセクハラ100回?嘆かわしいわ。)
「楡浬も納得したところで、生徒会室へ殴り込みですわ!」
「お~!じゃあ、モモは一枚目を行使するよ!ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
「お兄ちゃん、約束が違う!」
「これは桃羅がちゃんと、生徒会長に買われたことを確認してからですわ。もしかしたら、物件に瑕疵があって返品される可能性は否定できませんから。」
「モモはキズモノじゃないよ!」
「その部位への攻撃はあり得ませんわ、無駄は省きましょう。以上。」
(超ムカつくわ!)
「愚問は捨て置いて、物理攻撃への対策だけでは不足ですわ。あの生徒会長・副会長のSMコンボを崩さないと。」
(あいつらは半端ないわよ。半端ないヘンタイだけど。SMコンボを破壊する手立てはあるの?)
「ありませんわ。」
(ずいぶんとあっさりしてるのね。浅漬けだけだと栄養が不足するわよ。)
「そうですわね。生徒会長に取り入るためにどうするか、ということですわ。」
(取り入る?あいつらに頭を下げるってこと?頭を下げるのは大悟だけど、それはアタシが白旗を上げるのと同じことよ。)
「虎穴に入らずんば虎子を得ず。オケツ・・・・・。言い換えはさすがに止めときますわ。」
(正解ね。自我崩壊の危機をギリギリで逃れたわね。)
「危なかったですわ。要は生徒会長に貢物をするということですわね。」
(貢物?そんなあいつらにあげるようなモノなんて持ってないわよ。)
「そこで登場するのがモモだよ。お兄ちゃんの為なら、ひと肌どころか、十肌、百肌、億肌も脱いじゃうよ!ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
メイド服姿の桃羅が大悟・楡浬の部屋に、再配達の宅急便業者のように飛び込んできた。
(どうして不逞の妹がここにやってきたのよ。)
「不逞とはご挨拶だね。このあたしがお兄ちゃんのために、自己犠牲しようっていうんだよ。」
(大悟。どういうこと?)
「生徒会長に渡すとしたら、従順な労働力ですわ。過酷な労働現場が待ち受けているのは間違いありませんけど。これぐらいしなければまともに取り合ってくれませんわ。」
(不逞の妹はそれでいいの?)
「お兄ちゃんはあたしのために存在するんだから、お兄ちゃんが願うことは叶えてあげるのが妹の務めだよ。ううう。なんて、献身的なモモなの。ねえお兄ちゃん。」
「仕方ありませんわね。約束のブツをお渡ししますわ。」
「毎度あり!これで『お兄ちゃんの自由抱き回数券』100枚ゲットだよ!」
(大悟。不逞の妹を買収したのね。情けないわ。第一、この体はアタシのモノなんだけど。それが不逞の妹のセクハラ100回?嘆かわしいわ。)
「楡浬も納得したところで、生徒会室へ殴り込みですわ!」
「お~!じゃあ、モモは一枚目を行使するよ!ハグ、ハグ、ハグ~!」
「避け、避け、避け~!」
「お兄ちゃん、約束が違う!」
「これは桃羅がちゃんと、生徒会長に買われたことを確認してからですわ。もしかしたら、物件に瑕疵があって返品される可能性は否定できませんから。」
「モモはキズモノじゃないよ!」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる