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第二章
第三十二部分
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ニ回裏の先頭バッターはトモヨンである。本来は二番のナッキーなのであるが、ファーストキスショックで、ベンチ裏で泣き止まないため、三番のトモヨンに代わったのである。ナッキーの泣き原因がエロザにあるため、交代が許可されたのである。
トモヨンの方も早く打ちたいという気持ちに駆られていた。初回の屈辱を忘れないため、ベンチで苦い肉の肝を嘗めていたトモヨンなのである。
「これは臥薪嘗胆ですわ。肝は何の肝なのかは文献でハッキリしてないのですわっ。どうでもいいですけど。」
「トモヨンサンニハ、何故カ気持チガ、高ブッテシマウノデスガ、トモヨンサン二、置カレマシテハ、ワタクシ以上ノ燃エ方デ、イラッシャイマス。コウイウ相手ニハ、コントロール重視ノボールヲ送リマス。」
この回は普通ボールを投げてきたエロザ。
「わたくしを嘗めてますわね。ぐぐぐ。」
トモヨンは怒りにまかせてバットを振るが大振りになり、二球続けて空振りした。
トモヨンはさらに怒りの炎を燃やしていた。
「おいおい、トモヨン、あまり熱くなるな。美散、これをバッターボックスの横に置いてくれ。」
ベンチからランボウが美散に何かを持たせた。
「これをですか?こんなもの、野球に全く関係ないですよ。」
美散は火鉢を右バッターボックスのトモヨンの手前に設置した。
「トモヨンの超熱気を火鉢に移せばトモヨンも冷静になるぞ。」
「なるほど、そういうことですか。納得です。」
美散はうんうんと頷いていた。
「もう、ランボウちゃんはどこまでお節介なのかしら。でもこれでいけそうな気がしますわ。」
「ソンナ小手先ノ手ニハ、乗リマセン。」
エロザは同じような力を抑えたフォームで、トモヨンに投じた。
「痛いですわ!」
ボールはトモヨンの胸元を直撃した。文句なしのデッドボールである。
「ドウシテデスカ?ワタクシノコントロールハ、完璧ダッタハズデス。」
ベンチの美散からその回答が出てきた。
「それはこの火鉢にあるんだよ。トモヨンさんの灼熱の炎をこの火鉢に収めて、火鉢周辺の温度を著しく上げることで、空間を曲げたということだよ。だから、ストライクゾーンに来たはずのボールがトモヨンさんに激突してしまったということだよ。」
「もうランボウちゃん、わたくしの真剣勝負に手を出してくださいましたわね。ちゃんと穴埋めしてくださいですわ。」
トモヨンの方も早く打ちたいという気持ちに駆られていた。初回の屈辱を忘れないため、ベンチで苦い肉の肝を嘗めていたトモヨンなのである。
「これは臥薪嘗胆ですわ。肝は何の肝なのかは文献でハッキリしてないのですわっ。どうでもいいですけど。」
「トモヨンサンニハ、何故カ気持チガ、高ブッテシマウノデスガ、トモヨンサン二、置カレマシテハ、ワタクシ以上ノ燃エ方デ、イラッシャイマス。コウイウ相手ニハ、コントロール重視ノボールヲ送リマス。」
この回は普通ボールを投げてきたエロザ。
「わたくしを嘗めてますわね。ぐぐぐ。」
トモヨンは怒りにまかせてバットを振るが大振りになり、二球続けて空振りした。
トモヨンはさらに怒りの炎を燃やしていた。
「おいおい、トモヨン、あまり熱くなるな。美散、これをバッターボックスの横に置いてくれ。」
ベンチからランボウが美散に何かを持たせた。
「これをですか?こんなもの、野球に全く関係ないですよ。」
美散は火鉢を右バッターボックスのトモヨンの手前に設置した。
「トモヨンの超熱気を火鉢に移せばトモヨンも冷静になるぞ。」
「なるほど、そういうことですか。納得です。」
美散はうんうんと頷いていた。
「もう、ランボウちゃんはどこまでお節介なのかしら。でもこれでいけそうな気がしますわ。」
「ソンナ小手先ノ手ニハ、乗リマセン。」
エロザは同じような力を抑えたフォームで、トモヨンに投じた。
「痛いですわ!」
ボールはトモヨンの胸元を直撃した。文句なしのデッドボールである。
「ドウシテデスカ?ワタクシノコントロールハ、完璧ダッタハズデス。」
ベンチの美散からその回答が出てきた。
「それはこの火鉢にあるんだよ。トモヨンさんの灼熱の炎をこの火鉢に収めて、火鉢周辺の温度を著しく上げることで、空間を曲げたということだよ。だから、ストライクゾーンに来たはずのボールがトモヨンさんに激突してしまったということだよ。」
「もうランボウちゃん、わたくしの真剣勝負に手を出してくださいましたわね。ちゃんと穴埋めしてくださいですわ。」
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