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しおりを挟む「指よりユノのお腹の奥の方を満たしてくれるもの。指だけじゃ物足りなくなかった? 多分ユノはニンゲンの体液を美味しく感じるんだよ。ね、血液以外の体液も味わわない? そのために、ユノを俺に食べさせて? そしたら、俺の全部もあげるから」
いらないし、食べちゃダメ、そう言わなきゃいけないはずなのになかなかその言葉が出てこない。シモンがズルいことを言うからだ。ハァ、ハァという荒い息だけがこの場に響く。どうしよう、そう思って見上げると、そこにはギラギラとした目で俺を見つめるシモンがいた。
「ほら、俺を食べてって言ってごらん? そしたらユノの欲しいもの、ぜーんぶあげるよ?」
そんなこと、言っちゃだめなはずなのに。あたまが、くちが、なにかに支配されたみたいに勝手に動いていた。
「シモンッ、俺をたべてっ……!」
「ッ……! 愛してるよ、ユノッ!」
ずぷんっとナニカが尻に入ってきた。
「~~~~ッ♡ア゛ッ、ン゛ッ♡やあっ、ンっ、ンッ~~♡」
「ユノッ! ユノッ!」
「やっ、あちゅいッ♡おしりッ♡なにッ、ンっ! んッ、ふっ、ちゅむ、ンンッ♡」
みっちりとナニカがお尻の穴を埋めている。あつすぎて火傷しそうだからこれ以上入って欲しくないのに、ズリッ、ズリッと前後されるたびに奥に入り込んできた。腰を左右に動かしても逆効果で、ついにはざりっとしたものが触れた。苦しくて、どうにかしてほしくて、奥まで届いたと同時に潜り込んできたシモンの舌を俺は必死になって齧っていた。シモンの舌はあったかくて柔らかくて、やっぱりとても美味しかった。どうにもならない感覚を誤魔化すようにちゅうちゅう頑張って吸うと、シモンもちゅうちゅうかえしてきた。
ばちゅばちゅと湿った音がする。耳がぐわんぐわんしてるみたいに、あたままでひびいてくる。ゆさゆさされて、あついのがはいったりでたりして、なんにもいわないシモンがちょっとこわくなって、でもやめてもいえなくて。
だから、ぶんぶんあたまをふってシモン、シモンっておもいっきりさけんだ。そうしたらナニカがぐんっておおきくなって、ぐちゅぐちゅもおおきくなった。ぐりぐりぃってされるとなきそうで、でもやめてほしくなくて、あしでいかないでっておさえた。
「シモンッ♡これぇ、これっ、なにっ♡あちゅい、ぃヤッ、ァァアア♡」
「これはね、ちんこだよ。ユノの中に入ってるのは俺のちんこ。ほら、言って? ユノ、ちんこ気持ちいねぇ」
「ちんこっ♡きもちいッ♡シモンのちんこっ♡きもちぃのぉッッ♡」
シモンにいわれたとおりにする。これがきもちいなの? ぐりぐりぃっておくをちんこでこすこすされると、きもちくなる。きもちいがいっぱいで、もうおなかいっぱいになったのにシモンはとまらない。きゅうっておなかがかってにうごいて、それでまたきもちくなる。ぱちゅってシモンがいきおいよくくっつくと、じゅんってして、きもちいのなみがおそってくる。
もう、もうだめだっておもった。しもんのべろがむかえにきて、おれをぱくんてたべちゃって、でもさけぶのがとまらなくて、しもんってひっしによんだ。
「シモンッ♡これぇ、しゅきッ♡ンアッ、んッ、シモン、ぜんぶおいしッ♡おいしいのッ、きもちぃのっ、すきッ♡もっとたべてッ♡おれのこと、たべてッ♡ンアッ、アァァアッ~~~~ッ♡」
ゴリっといやな音がして、奥だと思っていたところがぐぽってひらいた。俺の体がどうなっちゃったのか分からないけど、世界はいつの間にかまっしろけになってて、気づいたら眠ってたみたい。
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