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第1話
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頭が痛い。
ガンガンする。
クラブ活動を終えた学校からの帰り道、いつものように電車に乗り込んだ僕は、振動とともに頭に響く激痛に苦痛の色を浮かべていた。
僕の名前はフユキ。
地元から七つ先の駅近くにある学校に通う高校一年生だ。
四月に入部したばかりのハンドボール部で汗を流して、帰りはいつも社会人の帰宅ラッシュと思われる七時頃に電車に乗り込む。
車内は常に座席が埋まっていて、立ち客も多く、満員とまではいかないが、客観的に見るとそれに近い状態だ。
こんな日々を繰り返して早二ヶ月。
今までこんな頭痛に見舞われた事がなかったから、突然の症状にどうすればいいかわからず、手すりにつかまったまま、棒になったようにじっと立ち続けていた。
車内には冷房がかかっているらしいが、人が多すぎるためか、全く涼しさを感じない。
むしろ暑い。
額からじわじわと汗がにじみ出ているのがわかるくらい暑い。
『次はN駅ー、N駅です』
車内アナウンスが頭に響く。
こんな日に限って、声の大きい車掌がアナウンスしているようだ。
たまらず顔が歪む。
しかしそれとともに、心の中ではホッとした安堵感も芽生えていた。
N駅は僕が降りる駅だ。
あと少ししたら、この空間から解放される。
電車を降りても、ここから駐輪場に置いてある自転車で十分ほど走らなければ家には到着しないのだが、とりあえず今は一刻も早くこの場から解放されたかった。
ガンガンする。
クラブ活動を終えた学校からの帰り道、いつものように電車に乗り込んだ僕は、振動とともに頭に響く激痛に苦痛の色を浮かべていた。
僕の名前はフユキ。
地元から七つ先の駅近くにある学校に通う高校一年生だ。
四月に入部したばかりのハンドボール部で汗を流して、帰りはいつも社会人の帰宅ラッシュと思われる七時頃に電車に乗り込む。
車内は常に座席が埋まっていて、立ち客も多く、満員とまではいかないが、客観的に見るとそれに近い状態だ。
こんな日々を繰り返して早二ヶ月。
今までこんな頭痛に見舞われた事がなかったから、突然の症状にどうすればいいかわからず、手すりにつかまったまま、棒になったようにじっと立ち続けていた。
車内には冷房がかかっているらしいが、人が多すぎるためか、全く涼しさを感じない。
むしろ暑い。
額からじわじわと汗がにじみ出ているのがわかるくらい暑い。
『次はN駅ー、N駅です』
車内アナウンスが頭に響く。
こんな日に限って、声の大きい車掌がアナウンスしているようだ。
たまらず顔が歪む。
しかしそれとともに、心の中ではホッとした安堵感も芽生えていた。
N駅は僕が降りる駅だ。
あと少ししたら、この空間から解放される。
電車を降りても、ここから駐輪場に置いてある自転車で十分ほど走らなければ家には到着しないのだが、とりあえず今は一刻も早くこの場から解放されたかった。
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