未来スコープ・コンセプト絵本 ―みらいのたまごとカメのトト―

米田悠由

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絵本『みらいのたまごとカメのトト』テーマソング&サウンドスケッチ

1. テーマソング:
「みらいは ぼくの あしあとが つくる」

テーマ:
「決められた未来(たまご)」への執着からの解放、多様な仲間との出会い、そして「自分のペースで、自分の足で未来を築いていく」という物語全体の哲学を表現します。

歌詞(フル構成:物語の起承転結を網羅) 
(Aメロ:葛藤と孤独)
 ちいさな こうらを そっと なぞって 「ふつう」って なんだろうと なやんでた もりの おくで ひかる まあるい タマゴ みんなが ほめた すがたに なれるかな

(Bメロ:努力と問い)
 きめられた みらいを しんじて がんばる ウサギが わらう 「ふつうは だれが きめるの?」 ことばに できない きもちが ひろがる 

(サビ:喪失と問いかけ)
あらしの よるに タマゴは きえた ぼくの みらいは どこへ いったの? なにも のこらないと うずくまる せなか ほんとうの しあわせは なにかな

(Cメロ:仲間との記憶)
かぜの おかに たどりついて おもいだす ちがう かたちで いきる なかまたちの えがお みえない ものも ちゃんと みえる こと 

(ラスサビ:解放と決意)
もう タマゴは いらない ぼくは トトだよ きめられた レールは どこにも ない さあ あるきだそう ふりむかないで みらいは ぼくの あしあとが つくる

2. サウンドスケッチ

ジャンル:
フォーク・バラード / ヒーリング・ソング 

テンポ:
BPM 80~100 内省的なゆったりとしたテンポ(80)で始まり、ラスサビで希望を込めて力強く(100)なる構成 

調性:
物語序盤(Aメロ)はFマイナー。仲間との出会いと決意(ラスサビ)でCメジャーに転調 暗い色合いから、晴れやかな希望へと向かうストーリー構成に沿った転調

楽器構成:
    • リード楽器(トトの感情):
        ◦ ウクレレ(序盤の素朴さと内向性)
        ◦ ピアノ(感情の深さ、孤独と決意)
    • 伴奏・彩り(物語の背景):
        ◦ アコースティックギター(全体を支える温かい音色。足跡を刻むようなリズム)
        ◦ チェロ(仲間たちの優しさと、語りの深み)
        ◦ 鉄琴 (たまごの幻想的なイメージを序盤に配置)
    • クライマックス:
        ◦ ストリングス(ラスサビで一斉に加わり、風の丘の広がりと希望を表現)
        ◦ 控えめなパーカッション(カホン)が、一歩一歩の確かな歩みを刻む
          
ボーカル演出:
    • Aメロは静かな語り口。コンプレックスと迷いを表現するため、囁くようなトーン。
    • サビ(喪失)は悲しみを込めるが、Cメロで再び優しさを取り戻す。
    • ラスサビは、すべてを受け入れた清々しい声質で、力強く、しかし大声ではなく、聴く人に語りかけるように歌い切る。 

音楽的キーワード:
自分の足/足跡/喪失からの再生/風の丘の解放/違いを力に/自由な色彩/語りかける声/メジャーへの転調
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